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「親なら助けろ!」家を飛び出した息子からSOS!母親の私があえて援助を断った理由とは

私は50歳になる母親です。娘は真面目で頼れる社会人に成長しましたが、息子は昔から勉強や生活態度で心配の尽きない子でした。20歳の大学生になった今も、親として気がかりが続いています。根は悪い子ではないと信じてきましたが、なかなか思うように伝わらないことも多いのです。

 

金銭トラブルに直面

ある日、息子が私の財布をのぞき込み、現金を持ち出そうとしているのを見てしまいました。普段からお小遣いは渡しているのですが、息子は「足りない」と不満を口にします。私は「それなら自分でアルバイトをしてみたら?」と提案しましたが、息子は素直に受け入れてはくれませんでした。

 

妹の持ち物がなくなったときも、後で息子が処分してしまっていたことがわかり、言い争いになることもありました。反抗的な態度に、母としてどう接すればよいのか悩む日々でした。

 

そんな中、口論の末に息子は「もう出て行く」と言って家を離れてしまいました。本人名義の通帳を持って行ったので、ある意味では自分の責任でやっていく覚悟をしたのだろうと見送りましたが、親としては心配が尽きません。

 

大学からの連絡

息子は、しばらくは大学の友人宅を転々としている様子で、「この経験を通じて社会の厳しさを学んでくれたら」と見守ることにしました。

 

ところが数カ月後、大学の事務から「学費の未納がある」との電話がありました。その後、息子からも「親なら助けてくれ」と連絡が来ました。しかし、私は「自分で解決できるように努力しなさい」と伝えました。

 

親として援助したい気持ちがないわけではありませんが、反省や感謝の言葉もなく、お金のことだけ頼られるのは違うと感じたのです。

 

 

自立への一歩

最初は強い口調で不満をぶつけてきた息子でしたが、最終的にはアルバイトを始め、少しずつ自分で学費や生活費をまかなうようになりました。まだ心配はありますが、甘えを断ち切ったことでようやく社会に踏み出すきっかけになったのかもしれません。

 

冷たい対応に見えるかもしれませんが、私たち家族の願いはただ1つ。息子が自分の力で道を切り開き、人に信頼される大人に育ってくれることなのです。

 

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数々の心配をかけて家を出た息子ですが、甘えを断ち切ることで自立してほしいという母親の願いが息子にも届くといいですね。大学を無事に卒業し、社会人として一人前に成長してくれることを期待したいです。

 

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

※AI生成画像を使用しています

 

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