切って混ぜるだけの簡単レシピ
最近よく見ているのが、企業の公式サイトに掲載されているレシピ。
自分ではなかなか思いつかない食材の組み合わせや、ちょっとしたプロの工夫に出会えるのが楽しくて、気づけば日課のようにチェックしています。
そんな中で今回、ひときわ目を引いたのが『ミツカン』の公式サイトで見つけた「サバ缶きゅうり」。
シンプルかつ間違いなくマッチしそうな組み合わせに、スマホをスクロールする手がぴたりと止まりました。これは試してみるしかありません。
レシピといっても、火を使わず混ぜるだけなのでとっても簡単。これなら、疲れて帰ってきた平日の夜でも、すぐに作れそうです!
ミツカン公式「サバ缶きゅうり」のレシピ
材料(2人分)
・サバ缶(水煮)…1缶(180g)
・きゅうり…1/2本
・しょうが(せん切り)…1かけ分
・ポン酢(ミツカン 味ぽん)…大さじ1
・ごま油…大さじ1
・白ごま…小さじ1
作り方①きゅうりをカットする
きゅうりは半分に切って、斜め薄切りにします。薄く切ることで味が馴染みやすくなりました。
作り方②サバをほぐす
サバ缶のサバの水けをきり、粗めにほぐしてください。
元レシピにはありませんが、残った汁はアレンジに使うので捨てないように。
作り方③材料を入れ味付けする
①と②、せん切りしょうが、ポン酢、ごま油、白ごまを加えて、ざっくりと混ぜ合わせたら完成です。
今回はボウルで作りましたが、始めから大皿で作ると洗い物が減りますよ。
【実食】いつものサバ缶が格上げされた
ポン酢とサバ、しょうが、きゅうり。組み合わせとしてはすぐそこにある感じなのに、意外にも合わせたことがありませんでした。
想像通り、いや想像以上にこのチーム、いい味を出しています!
きゅうりのシャキシャキ感と、ほどよくほぐれたサバのしっとり感。口の中でいいリズムを生んでいます。
そこに、しょうがの香りがふわっと広がって、軽やかなアクセントをプラス。サバ缶特有の風味が苦手な方も、これなら食べやすいかもしれません。
一緒に食べた家族も「食感がいいね」と夢中になっていました。
サバといえば味噌や醤油のイメージが強いけれど、ポン酢のさっぱりした酸味ともしっかり相性が良いです。
ごま油のまろやかなコクが全体を包み込み、さっぱりしているのに物足りなさを感じさせない満足感。
そこに白ごまの香ばしさがふわりと重なって、気づけばお箸が自然ともうひと口へと動いてしまいます。
冷蔵庫でひんやり冷やしておくと、暑い日にちょうどいい一品に。
気取らずさっと出せて、あるだけで食卓がちょっと整うような、そんな存在感があります。副菜としても、お酒のおともにもぴったり。
【自己流アレンジ】なんちゃって冷や汁に
さて、残ったサバ缶の汁。旨みが詰まっているので、捨てるのはもったいないです。
お茶碗に少量のご飯をよそい、先ほどのサバ缶きゅうりとともにかけてみました。
“なんちゃって冷や汁”の完成です。
あとひと品足りないときや、食べすぎた翌日の調整ごはんにもぴったり。地味なのに、妙にハマります。
薬味や氷をプラスすれば、さらに涼やかさアップ。バテ気味の朝や、食欲がない日の夜にも、これならするっと入っていきます。
こんな簡単なのに、あとを引く。うれしい誤算です。
サバ缶がひと工夫で頼れる一品に
難しい工程は何もなく気負わず作れます。それなのに、味にちゃんと広がりがあって、思わず箸が進んじゃう系。
サバ缶の使い方に迷っていたら、ぜひこのレシピを思い出してみてくださいね。