蜂に刺されたかのように腫れ上がる私の皮膚
ある日、朝起きると右足の太ももが腫れ上がっていました。そしてかゆい! 家に蚊が紛れ込み、子どもも刺されていたのです。一晩中、私たち家族の血を吸っていたようでした。子どもの蚊に刺された患部は直径1cmほどなのに、私の患部は直径5cmくらいで赤く腫れ上がっていました。
私と一緒に毎日薬を塗ってケアしていると、子どもの虫刺されはみるみる良くなっていく一方で、私の患部はゆっくりゆっくり赤みが引いてきている様子。年齢ともに治りにくくなっていることを実感し、肌の免疫反応が低下している感覚が否めません。刺されてから2週間ほどで、ようやく赤みは引いてきたものの、紫色の薄いあざのような虫刺され痕が消えず、すっかり消えるまでにさらに2週間かかりました。
市販薬も処方薬も自分に合っているのかわからず…
ドラッグストアで購入した抗ヒスタミン系の塗り薬は、私には効果が薄いようで、かゆみも腫れもなかなか引きませんでした。皮膚科で処方されたリンデロン(ステロイド薬)で様子を見ると、ほんの少しずつ良くなっているのかな? という感覚でした。
一緒にケアをしていた子どもとの治癒力の差は歴然でした。子どもは薬の力と自然治癒力が相まって治りのスピードを速めているのだと思います。一方、私の患部はなかなか治らず。子どもの治癒スピードに驚くとともに、焦りを感じてしまいました。
40代の私の肌は、ターンオーバーが遅いことも治りが遅い原因ではないかと思い、自分の年齢を改めて実感しました。蚊に刺されただけなのに、なんでこんなに腫れるのだろうか。気持ちが沈んでしまって、あざがなくなるまでの1カ月間は憂うつな日々でした。
ラベンダー精油で心も穏やかにケア
やっと刺された患部が治ったと思っていた矢先、再び蚊に刺され、またまた直径5cmほど真っ赤に腫れてしまいました。最初はまた治るまでに1カ月かかるのかと落ち込みました。しかし、毎日ケアしていれば、ほんの少しずつだけど改善していき、最後には治ったという経験が自分の中にあったので、今度は少し視点を変えて、楽しく続けられるケア方法を取り入れてみることにしました。
抗炎症作用のあるラベンダー精油を、保湿作用があり肌の刺激を和らげるアーモンドオイルに希釈し、それを虫刺され部分に塗って、香りも楽しみながら虫刺されと向き合うことにしたのです。処方された塗り薬のリンデロンと精油入りのオイルを、朝晩交互に、または3日に一度オイルに変えたりしながら塗り続け、患部の変化を見守りました。今回も完治までには1カ月かかりましたが、心穏やかに変化を楽しみながらの1カ月でした。
まとめ
年齢とともに悪化し、どんなに頑張っても早くは治らない虫刺され。治るまでに時間がかかるようになりましたが、楽しみながら虫刺されと向き合う方法を見つけることができたのも、またこの年齢になり経験を積んだからなのかなと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:徳 衿唯/40代。最近夫が「サウナー」になり、誘われるのでついていったある場所で「ロウリュウ」を体験。サウナの醍醐味を体感し、「サウナー」一歩手前な専業主婦。
イラスト/マメ美
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年8月)
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