子どもを1人育てるのに最低2,000万円かかるとよく耳にしますよね。わが家には子どもが4人いて、これからの教育費がものすごくかかりそう。そこで、子どもが4人になったときに家計の固定費を見直し、なるべく貯蓄にまわせるようにしました。今回は、固定費の削減につながった3つの見直しについてお伝えします。
各種保険の見直し
子どもの学資保険、夫婦の入院保険、生活保障型保険、家の災害保険など、わが家はたくさん保険に加入しています。ただ、さまざまな保険に加入していながらも、将来の生活に結びついているのか心配でした。
そこでファイナンシャルプランナーの方に見直しをお願いしました。わが家の場合、仮に夫が病気で働けなくなったら生活ができないことが弱点とのこと。子ども1人の学資保険分を生活保障型保険に変更することで安心感が増しました。
住宅ローンの見直し
住宅ローンの借り換えは手間も時間も必要とします。わが家でも、いくつもの銀行に見積もりをお願いし、審査を申し入れたり書類を集めたりと、休日平日問わず時間が必要でした。でも、結果的に借り替えが非常にうまくいき、年間20万円ほどの大きな節約につながりました。
半年ほど時間を要し、借り換えが終わるまでは気持ちも落ち着かない期間が続きましたが、あきらめずに行動を起こしてよかったと思っています。
携帯・ネット環境の見直し
携帯やネットの乗り換えも手間がかかります。子育てに追われてズルズルと11年間も同じ携帯会社を使い続けていたのですが、乗り換えキャンペーンで思い切って乗り換えてみました。私がお願いした携帯会社はネットと電話ですべて対応してくれたので、店舗に行かずに手続きが完了できて助かりました。
乗り換え後は、通信費も半額ほどになりました。ただ、家電話の番号だけうまく引き継げず、新しい番号を周りの方に連絡するのに多少手間がかかりました。
手間と時間はかかりますが、思い切って固定費を見直してよかったです。かなりの削減につながり、子どもが4人になっても以前よりも貯蓄が増えるようになりました!
著者:武山あゆみ
三男一女の母。ワンオペ育児に奮闘するかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。