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「私はまだ軽いほう?」更年期障害も人によってさまざまな症状に悩まされることを知って【体験談】

40代後半から50代で、私自身や周りの友人も更年期障害に悩まされるようになってきました。その中でも、かなり大変だった友人の症状についてです。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師駒形依子 先生
産婦人科 | こまがた医院院長

東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力~女医が教える「人には聞けない不調」の治し方(KADOKAWA)』。
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突然涙が止まらなくなる!?

40代の友人は、役所で働いています。個別に民家を訪問する仕事もあり、家の人の対応によっては普段からストレスを感じていたと言います。しかし、疲労はするものの、役所に帰ってからは普通にデスクワークができていました。

 

しかしある日、戸別訪問が終わって役所に帰ると、突然両目から涙があふれ、止まらなくなってしまったのだそうです。特に嫌な思いをしたのではなく、また特に悲しいこともないのにまったく涙を止めることができなかったそう。同僚に心配され、その日は早退したそうです。

 

足の裏が焼け付くように

家では日常生活に特に変化はなかったようですが、夜寝ていると足の裏が焼け付くように熱くなり、目が覚めてしまうこともしばしばあったそうです。そういうときは歩くと、床と足の裏にスポンジが挟まったような感じや、厚底のスリッパをはいているような感触があったそうです。痛みもあり、歩くことが苦痛になってしまったと聞きました。

 

 

血液検査で更年期障害と言われ…

友人は突然の涙や、歩くこともつらいほどの足の裏の痛み、そしてイライラする、疲労感、ネガティブな感情が押し寄せる、などの症状に悩まされるようになり、ついに病院で血液検査をし、医者からはっきりと「更年期障害ですね」と言われたそうです。病院では特に薬は処方されなかったようですが、薬局で更年期障害に効くと言われる漢方薬などを買い、現在も服用中とのことでした。

 

私も更年期に入り、疲れやすい、イライラするなどの症状がありましたが、友人の話を聞くとまだ軽いほうなのだと思いました。

 

まとめ

別の友人も10年くらいにわたって更年期障害の症状が続き、本当につらかったと話していました。症状がつらい場合は、自分に合った薬を飲んだり、休めるときはなるべく体を休める、深呼吸をして気持ちを落ち着ける、人によってはヨガに行ったりすることも良いと周りの人たちから聞きました。対症療法になってしまいますが、なんとかうまく付き合っていくことができれば良いと思いました。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:平田昭子/50代女性。自営業。東京生まれの東京育ち。校正の仕事が休みの日は、映画や読書を楽しむ。最近は着物にもはまっている。父の認知症をきっかけに、高齢者と病気について考えるようになった。

イラスト/マメ美

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年8月)

 

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