外反母趾で歩くのがつらい
私はもともと足が幅広で合う靴がなかなかないという状態でした。それに加えて年齢を重ねるとともに足の親指の付け根の骨が大きく突き出してきて、いわゆる外反母趾に。
そのため、長く歩くと靴との摩擦で突き出た骨が痛くて、歩くのがおっくうになっていました。かといって、大きめの靴を履いてみても、歩くときに変な力が入り、足が痛くなる結果に……。
ある日友人と歩いていたとき、「歩き方がちょっとおかしいよ」と指摘されました。友人に外反母趾のことを話すと、足と靴底を見てくれる信頼できる靴底職人さんがいると紹介されたのです。
靴底職人に足と足裏を見てもらうと…
私は早速教えてもらった靴底職人さんを訪ねました。
最初に足首や足の骨を触って状態を見てもらい、足の血流を良くするために足首や足の指のマッサージを受けました。その後、足の裏を見ていただいたところ、足の裏にタコができているとのことでした。外反母趾のせいで親指に力を入れないように歩いているため、小指側の足の裏にタコができているというのです。
さらに足の裏全体が固くなっているので、足裏マッサージもしていただいたところ、足がだんだんと温かくなってきました。なんだか足が軽くなったような気がしてきました。
靴底を直すと痛みが軽減
それから靴底の補修が始まりました。まずは親指の付け根の骨が当たるところにクッションのようなものを付けてもらい、力を入れても痛くないようにしていただきました。さらに足裏が正しい位置になるように、靴底にパッドのようなものを貼って調整していただきました。費用は両足で3,500円ほどで済みました。
でき上がった靴底を入れて靴を履いて立ってみると、足裏に均等に力が入る感じで、背筋までしゃんと伸びたような気がしました。歩いてみても足に変な力が入らず、親指の痛みも軽減されました。
また、かかとは少し靴底が厚くなるようにしていただいたところ、靴擦れもしなくなったのです。歩き方が変わったおかげで、まるで若返ったような気がしました。
まとめ
靴底を直してもらってからは、長く歩いても足が痛くならず、また疲れなくなりました。その靴底職人さんによると、そのままにしておくと、突き出た骨の部分が炎症や潰瘍を起こしたり、悪化すれば手術が必要になることもあるそうです。また変な歩き方のせいで脚や腰まで痛める人もいるそうです。
本当に悪くなれば病院のお世話にならなければいけませんが、今は少しでも症状が緩和できたので靴底職人さんに感謝です。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:里村 麻衣子/50代主婦。子育てを終え、今は義母の介護と仕事に忙しい毎日を送る。日々の楽しみは、おいしいものや体に良いものを見つけてお取り寄せしたり、 趣味の手芸でかわいいものを手作りすることにはまっている。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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