受付係で疲れてしまい…
結婚式が始まるころには、私は緊張と立ちっぱなしの疲れで、すでに頭がぼんやりしていたのを覚えています。
そして迎えた披露宴のスタート。司会者の合図で「乾杯!」の声が響き、会場が一斉に盛り上がったその瞬間、私は思いきりやらかしてしまいました。シャンパングラスには目もくれず、手にしていた水のグラスを高々と掲げて、「かんぱーい!」と勢いよく叫び、そのままグビグビと飲み干してしまったのです。
すぐ隣にいた伯父が「あっ……」と小さくつぶやき、親戚たちの視線が一斉に私に集まりました。一瞬、会場の空気が止まったような気がしました。
お祝いの場でやらかした!
後になって「水での乾杯」は、弔事を連想させるため縁起が悪いとされていることを知り、顔から火が出るほど恥ずかしくなりました。司会者がすぐに軽くフォローを入れてくれたおかげで場は持ち直しましたが、あのときは本気で消えてしまいたかったです。
何げない行動でも、知らないうちに大きな失礼になってしまう――そんな恐ろしさを思い知った瞬間でした。
まとめ
今回の出来事を通して、特にお祝いの場では、マナーやしきたりを少しでも知っておくことの大切さを痛感しました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:秋田あい/30代女性・会社員
イラスト/マキノ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年8月)
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