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「大企業の御曹司と再婚する」と宣言する不倫妻。しかし、その社長には娘しかおらず…御曹司の正体とは

僕はとある会社に勤めるサラリーマンです。プライベートでは2年前、合コンで知り合ったA子と結婚しました。しかし、徐々に彼女の態度は冷たくなり、ある日、離婚を切り出されてしまい……。

妻「御曹司と再婚する」

仕事が終わり、いつものように街を歩いていると、高校時代からの友人・B子にばったり。「偶然だね!」とあいさつをしていると、僕のスマホにA子から電話がかかってきました。B子に断りを入れ電話に出ると、A子は驚きの発言をしたのです。

 

「離婚してくれる? 私、大企業の御曹司と再婚するから」

 

A子の態度から「不倫しているのでは?」と薄々感づいていたため、「やっぱりか」と思いながら、僕は「その御曹司とは誰なんだ?」と質問。聞くと、A子は有名企業の名前を出し、「あなたみたいな平社員の妻でいるのはもう嫌なの」とひと言。

 

しかし、僕はある疑問が頭に浮かびました。そして、A子には「とりあえず、帰ってから話をしよう」と言い電話を切ってから、隣にいるB子にある質問をしました。

 

「君に兄弟はいないよね?」

 

実はB子は…

そう、実はB子は、A子が言っていた有名企業の社長の娘なのです。B子はびっくりしながら、「私はひとりっ子だよ!?」とのこと。A子の言っていた御曹司とは何者なのか2人で考え、B子は「父に電話で聞いてみる」と言ってくれました。

 

そして、父親に電話をかけ、会社の御曹司と名乗る男性がいることを説明。やはり、彼は「そんな人物は知らない」と言い、A子の不倫相手が嘘をついていることがわかったのです。

 

帰宅後、僕はA子に、その企業の社長に息子はおらず、「君は不倫相手に騙されている」と言いました。しかし、彼女は「私と別れたくないからって、適当なことを言わないで!」と話を聞いてくれず……。仕舞いには家を出て行ってしまい、数日後に、A子の名前が書かれた離婚届が送られてきました。

 

そのため、「彼女のことはもう放っておこう」と諦め、僕は離婚届を書いて役所に提出したのでした。

 

泣きながら電話をしてきた元妻

それから数カ月後、いきなりA子から泣きながら電話がかかってきました。

 

「どうしよう……彼がいきなり居なくなっちゃったの」

 

聞くと、彼から「結婚すればお財布は一緒になるから、一時的にお金を貸してほしい」と言われ貸したところ、彼と連絡が取れず会えなくなってしまったそう。さらにA子は、「私、やっぱりあなたのことが好き。だから、やり直そう」と言ってきたのです。

 

しかし、僕はもうA子に対して何の感情もありませんでした。「君とはもう関わりたくないんだ。彼のことは弁護士に相談してみたら」と言って電話を切り、連絡先をブロックしたのでした。

 

1度目の結婚は上手くいかなかった僕ですが、まだまだ30代前半。仕事に励みながら、新しい恋人を見つけるために行動していこうと思います。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 


 

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