ドキドキしながら迎えた運動会
当時、4歳の長男と1歳の次男を育てながら、3人目を妊娠中だった私。出産予定日は、ちょうど保育園の運動会と重なっていました。
私は、「まだ生まれないでね〜」とおなかの赤ちゃんに話しかけながら、「どうか当日、参加できますように」と願う日々を過ごしていました。
そして、無事に迎えることができた運動会当日。会場に到着すると、園の先生やママたちから「来られてよかったですね!」と声をかけてもらい、うれしい気持ちでいっぱいに。
運動会はおよそ2時間。とにかく陣痛が来ないよう祈りながら、頑張る子どもたちを全力で応援しました。
願いが通じた!?なんと翌日に…
運動会を無事に終えたその夜、長男の成長を感じながら「よく頑張ったね」と語り合い、早めに就寝。
しかしその後、「あれ、痛いな」と目が覚め、時計を見ると時刻は深夜0時。朝8時ごろには陣痛の間隔が10分を切り、病院に連絡すると「すぐ来てください」とのこと。
病院に到着してから1時間もしないうちに、3人目となる娘を出産しました。
まるで、運動会が終わるのを待ってくれていたかのようなタイミング。支えてくれた家族、そして元気に生まれてきてくれた娘に、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
これまでも、出産予定日が近づくにつれてドキドキする日々を経験してきましたが、3人目の今回は運動会と予定日が重なったことで、なおさら不安と楽しみな気持ちが入り混じり、胸がいっぱいでした。そして、満を持して迎えた運動会翌日の出産。おなかの中の娘と、家族みんなで乗り越えた、感慨深い体験となりました。
◇ ◇ ◇
出産予定日当日の運動会、無事に参加できて本当によかったですね。わが子の晴れ舞台を見届けたいというお母さんの強い思いに、おなかの赤ちゃんが応えてくれたかのような、心温まるエピソードでした。
一方で、臨月、特に予定日間近は、いつお産が始ってもおかしくないため、外出の際は、万が一に備えておくことが大切です。
まず、外出前にはかかりつけ医に相談しましょう。移動は自身で運転することは避け、タクシーなどを利用し出産予定の産院へすぐ行ける範囲にとどめること、そして用事はできるだけ短時間で済ませることが大切です。
また、母子健康手帳・保険証・診察券を忘れずに携帯し、病院への連絡手段や移動ルートも確認しておきましょう。破水に備え、大きめのナプキンなどを用意しておくと安心ですね。
当日は決して無理をせず、こまめに休憩をとるようにして、体調の変化にすぐ気づけるよう心がけましょう。
お子さんを応援したい気持ちを大切にしながら、お母さんと赤ちゃんの安全を最優先に、無理のない判断をしてくださいね。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:柴田 あんず/30代女性。2019年と2022年生まれの男の子、2024年生まれの女の子ママ。現在は育児休業所得中。3人の子どもたちに囲まれ、慌ただしく賑やかな毎日に奮闘中。子どもたちのお昼寝中の読書やコーヒータイムがお気に入りの時間。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年8月)
※AI生成画像を使用しています