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「私の旅行代もよろしく♡」家族旅行にタダ乗りする図々しい義姉→高級ホテルで豪遊…義姉に悲劇が!?

夫の姉や、自分の兄の妻である「義姉」。近しい間柄だからこそ、頼れる存在として良好な関係を築きたいものですよね。しかし、中にはその近しさにつけこんで、家族の善意を当たり前のように利用する、自分勝手な義姉も……。

そこで今回は、そんな「図々しい義姉」にまつわる体験談を2本立てでお届けします。度重なる無茶な要求、平気でつく嘘、育児の丸投げ。そんな自分勝手な義姉たちに、家族の我慢もついに限界! 彼女たちが迎える自業自得な結末とは!?

奢られる気満々…家族旅行にまで便乗する図々しい義姉。勝手に宿泊した高級ホテルで、義姉が顔面蒼白に!

図々しい義姉

 

私は20代の兼業主婦です。夫の実家で義父母と同居しています。共働きの私たちにとてもやさしくしてくれる義父母には、いつも感謝しています。ただ、一つだけ困ったことがあるのです。それは、義姉の存在です。

 

義姉はとにかく図々しい性格で、なんでもちゃっかりタダ乗りしてきます。急に家に来ては、「ちょっとだけごはん食べさせて」と言いながら、人数分しかない夕食を食べてしまったり、台所にあるものを全部平らげていく始末。

 

義父母や夫にお小遣いをねだるのも日常茶飯事。高額な商品を着払いで購入しては、義父母に立て替えてもらっていますが、返金は一度もしていません。浪費家の義姉には、義両親もさすがに手を焼いている様子です。何度注意しても一向に聞いてくれません。

 

 

楽しいはずの家族旅行が…

ある日、義父がうれしそうに帰ってきました。

 

「会社の慰労会のビンゴ大会で、当たったんだよ~!」と言い、手にしていたのは、高級ホテルのペア宿泊券。「せっかくだからここはちょっと奮発して4人で一緒に行こうじゃないか!」と家族旅行に誘ってくれたのです。

 

私たち夫婦は追加分の宿泊費を負担し、私たち夫婦と義父母の4人で旅行することに決まりました。

 

その夜もまた、突然やってきて夕食だけ食べて帰っていった義姉。その際、テーブルに置いてあったホテルのチケットを見つけた義姉は、しつこく旅行の日程を聞いてきました。私たち夫婦は怪訝に思いながらも、あまりのしつこさに、日程を教えてしまったのです……。

 

 

義姉がまさかの先回り

そして旅行当日。ホテルに到着してロビーに向かうと、驚いたことに義姉が待っていました。「私だけ仲間外れなんてズルイわよ! 家族旅行なら私も誘ってくれなきゃ~! あ、ホテル代はそっち持ちねー!」と言います。後で分かったことですが、義姉は私たちが教えた日程で事前に、勝手にシングルルームを予約していたのです。

 

夫は「両親はペア宿泊券で無料だし、俺たちは自分たちで払うんだから、自分の分は自分で払えよ」と伝えますが、義姉は「まぁまぁ、そんな冷たいこと言わずに~♪」と話を聞きません。

 

義両親が「一緒に観光でもしようか」と声をかけると、「無理! 会うのは明日の朝、チェックアウトのときね! それまで私に関わらないで!」と義姉。ホテル内の店舗で買い物やエステ、レストランのディナーなどを予定しているそう。まるで一人セレブ旅のようです。

 

夫は「姉貴は家族と旅行したいんじゃない、旅行にタダ乗りしようとしてるのかもな」とこぼしました。

 

そして義姉は「じゃあ、後でね~」と、私たちを置いてスタスタとエレベーターに乗り込んでいきました。

 

 

残された義姉が顔面蒼白に!

翌朝、ロビーで義姉を待っていた私たち。けれど、チェックアウトの時間を過ぎても姿を見せず、義姉のスマホに何度電話しても繋がりません。

 

私たちは現地の体験型観光の予約をしており、出発時間が迫っていたので、義姉の分以外の会計をして先にホテルを発ちました。

 

後から聞いた話では、義姉は前日の晩に深酒をしてしまい、チェックアウトの時間を過ぎても部屋から出てこなかったそうです。ホテルのスタッフが何度も電話をかけて、ようやく義姉を起こすことができたとのことでした。

 

 

心を入れ替えた義姉は…

旅行から帰って数日後、義姉が家にやってきました。珍しく手土産を持ってきたかと思えば、目に涙を浮かべながら、義父母に頭を下げたのです。あの日の請求は、義姉にとって、目が覚めるきっかけになったようです。

 

「今まで、私、ずいぶん図々しかったよね……本当にごめんなさい。軽いつもりでお願いしてたけど、みんなにどれだけ迷惑かけてたか、やっとわかった気がする」

 

あの日、当たり前のように支払ってもらうつもりで散財し、それを自分で全額支払うことになって初めて、どれだけ自分が両親に負担をかけていたか気付いたと言う義姉。

 

後日、「パート始めたよ~」と笑いながら話す義姉の姿に、義両親もホッとした様子。突然家に来てごはんを食べて帰ろうとしたり、着払いの荷物が届くこともなくなりました。図々しい義姉に頭を悩ませた時期もありましたが、今は良好な関係を築けています。

 

◇ ◇ ◇

 

家族だからといって、何をしても許されるわけではありません。金銭的な自立が、精神的な自立を促し、より良い関係を築く第一歩になることもあります。今回の出来事を経て、本当の意味での家族になれたのかもしれませんね。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 

 

続いては、嘘をついて、子どもを無理やり預けにくる義姉のお話です。義姉の身勝手な裏切りが、まさかのSNSで発覚……!?

 

 

また!?双子育児中の私に甥っ子を強引に預ける義姉。もう限界…義姉の嘘を兄に暴露した結果!

図々しい義姉

 

私は現在育休中で、双子の育児に追われる毎日です。夫は育児にも家事にも積極的で、とても頼りになる存在。だからこそ、慌ただしくも楽しく過ごしていました。

 

しかし、最近少し気がかりなことが……。

 

実は半年前、私の兄一家が転勤で隣町に引っ越してきたのです。兄が近くにいるのは心強いのですが、問題はその妻・義姉の存在です。

 

 

頻度が増えていく義姉からの“お願い”

ある日、いつものようにバタバタと朝の支度をしていると、突然インターホンが鳴りました。玄関を開けると「今日も息子をお願いね〜♪」と、3歳の甥っ子を連れた義姉の姿が!

 

少し前「一度だけお願い」と言われて預かったことがあったのですが、気づけば週に2〜3回のペースでわが家に甥っ子を預けに来るようになったのです。義姉は「実家の父が腰痛で……母も体調が悪くて、私しか面倒を見る人がいなくて!」という言い訳を繰り返しながら、甥っ子を置いて出かけていくように……。

 

「1人増えるくらい大丈夫でしょ? この子、おとなしいし!」と笑う義姉の姿に、私は思わず眉をひそめました。私は双子育児の真っ最中。いくら甥っ子がいい子でも、3人を一度にお世話することに限界を感じていました。

 

 

スマホが暴いた義姉の裏の顔

その後、子どもたちが揃ってお昼寝してくれたので、私はひと息ついてスマホを開きました。何気なくSNSを見ていたら、ある投稿が目に飛び込んできたのです。それは、おしゃれなカフェでスイーツを食べながら、楽しそうに笑う義姉の姿……。

 

その投稿には「今日は育児から解放されてご褒美スイーツ♡ 時間は自分で作る♪」という文章が添えられていました。日付を見ると、甥っ子をうちに預けた日の投稿だということが判明。どう見ても「実家の手伝い」とはほど遠い様子にあ然としてしまいました。

 

私は「まさか……両親の体調が悪いのは嘘?」と思い、さらに投稿を遡ってみることに。すると、友人とショッピングやエステに出かけている様子や、映画やネイルサロンに行った記録も次々に発見。そして、投稿された日はすべて甥っ子を私に預けていた日だったのです。

 

これはもう、偶然では済まされません。「さすがに見過ごせない!」そう思った私は、証拠として義姉の投稿のスクショを取り、タイミングを見て兄に相談する決意を固めました。

 

 

真実に直面した兄の決断

数日後、再び義姉が甥っ子を預けにやってきました。事実を知ってしまった私は「今日はお断りします」と強く言い切りました。義姉は一瞬、驚いた顔をしましたが「そんな冷たいこと言わないでよ〜! 姉妹なんだからさ〜♪」とすがりついてきたのです。あきれた私は、ドアをピシャリと閉めました。

 

その夜、兄へ電話をかけると「ちょうど俺も電話しようと思ってた。実は、最近妻が“いびられた”って言ってて……。パッと追い返されて傷ついたとか、冷たくされたって……」と言うのです。

 

私は「それ、完全に話が違う! むしろ私のほうがずっと我慢してたのに……」と言って電話を切り、義姉のSNSのスクショを兄に送りました。数分後、兄から電話があり「ありがとう。全部、見たよ」と言い、兄の自宅へ来るように言われたのでした。

 

私が兄の自宅へ到着すると、兄は「このSNS、どういうことだ?」と証拠を手に義姉を問い詰めます。義姉は一瞬たじろぎながらも「ちょっと息抜きしただけよ! 毎日家のことやってるし、少しぐらいいいでしょ!?」と開き直りました。

 

その様子に激怒した兄は「嘘をついてまで? その間、妹にどれだけ負担かけてたか分かってるのか? 嘘をついて、人を利用するようなことをしておいて、よく平気でいられるな!」と言い放ったのです。黙り込む義姉に兄は続けて「もう信じることができない。離婚する」と離婚を宣言しました。

 

その後、兄は義姉の両親にも事実を説明。義姉の両親も衝撃を受け、今回の件について「人を欺いてまで自由を優先するなんて、親としても許せない!」と激怒し、義姉は実家へ戻され、離婚が成立。現在は、甥っ子の親権は兄が持ち、幸せに暮らしています。

 

◇ ◇ ◇

 

誰かのやさしさや善意は、当たり前に与えられるものではありません。都合のいいときだけ人を頼り、自分の責任から目を背けていれば、いつかはそのツケを払うことになるのかもしれません。支え合いとは、互いを思いやる心があってこそ成り立つものなのではないでしょうか。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 

 

金銭をたかる、育児を丸投げする、どちらも「家族だから」という言葉を都合よく使い、身勝手な振る舞いを繰り返した義姉たちでした。そんな義姉たちに対して、毅然とした態度で向き合ったことは、何よりの制裁となったのではないでしょうか。

 

誰かのやさしさは、決して当たり前ではありません。家族という近しい間柄だからこそ、相手への敬意を忘れず、お互いを思いやって良好な関係を築きたいものですね。

 

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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