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「ハワイの高級ホテルに泊まるの♡」わが家を庶民と見下すママ友→事実を話すと…ママ友は赤面して退散!?

心ない言葉で優位に立とうとするマウントママ、あなたの周りにもいませんか? 子ども同士が仲良しだから無下にもできず……その存在が大きなストレスになることもありますよね。

そこで今回は、厄介な「マウントママ」にまつわるエピソードを3本立てでご紹介します。周囲を見下し、自慢話ばかりするママ友たちの末路とは!

「庶民じゃ泊まれないわね〜」セレブ自慢に必死のママ友。ただ、事実を告げただけで撃退成功!?

マウントママ

 

私は30代の主婦です。在宅で仕事をしながら、夫と幼稚園に通う娘と、毎日穏やかに暮らしています。そんなある日、近くに新しい家族が引っ越してきました。

 

そのおうちも、私たちと同じ3人家族。娘同士は同じ幼稚園に通うことになり、あっという間に仲良しになりました。

 

けれど正直に言うと、その子のママ・A子はちょっと苦手なタイプ。いつも自慢話ばかりなのです……。

 

 

いつも自慢話ばかりするご近所ママ

「うちの夫、会社やってるから~」「あなたのご主人って、どこに勤めてるの? 年収は?」と、あけすけに話す姿に、私はそっと距離をとるようになっていました。

 

A子はいつも注目されていないと気が済まないのか、自慢話はどんどんエスカレート。

 

「今度の夏休み、ハワイの高級ホテルに泊まるの。庶民の皆さんは泊まれないようなところよ~! あ、ハワイなんて行ったこともないかなぁ~?」

 

その場にいたママたちは苦笑い。私も心の中でため息をつきました。この調子が続くなら、このまま付き合っていくのはちょっとしんどいな……と感じ、私は、“本当のこと”を伝えることにしました。

 

 

私が伝えた本当のこととは

「ホテルなんてうらやましいわ~! ハワイだと、うちは別荘しか泊まったことないから」私がそう言うと、A子はきょとんとした表情で私を見つめています。

 

私はただ、人と比べてマウントを取るのではなく、“いろんな人がいる”ということを伝えたかっただけでした。

 

しかし、A子はその場で何も言わず、恥ずかしそうに視線をそらし、顔を真っ赤にして帰っていきました。

 

 

マウントママ友が話しかけてきて…

数日後、A子が話しかけてきました。

 

「この前はごめんなさい。うちの夫、社長って言っても、小さな会社で。でもみんなから“すごい”って言われたくて、つい……」

 

私は、A子のその素直な言葉に、胸があたたかくなりました。「私も、最初はちょっと壁を作ってたかも。でも、子どもたちが仲良しだし、これからは私たちも、もう少し自然に話せたらうれしいな」と私が言うと、A子はふっと笑い、「うん、ありがとう」とうなずいてくれました。

 

今では、A子とはよくお茶をするようになりました。金持ち自慢ではなく、子どもの悩みや晩ごはんのこと、習い事のことなど、他愛もない話で笑い合い、相談し合える関係です。

 

当初はギスギスしていたご近所さんとの関係は、思いがけず大切なご縁になりました。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 

 

スカッとする見事な切り返しでしたね。さて、続いて登場するのも「うちはハワイよ」と旅行自慢でマウントしてくるママ友です。

 

しかし、強気な発言とは裏腹に、その内情は火の車だったようで……?

 

 

「貧乏くさ!うちはハワイよ!」これでもかと見栄を張るママ友。自慢を聞いた私が青ざめたワケとは…

マウントママ

 

私は夫と、保育園に通う娘と3人暮らしのワーママです。

 

ある日、保育園のお迎えのあと、同じ園のママたちとおしゃべりをしていました。連休の予定に関する話題になり、「うちは温泉に行くんだ」と話すと、「いいね〜」とにこやかに返してくれるママ友たち。

 

そのとき、同じ園に通う自慢が大好きなママ・B子がやってきて、笑いながらこう言いました。

 

「貧乏くさっ! うちは家族でハワイよ」

 

「えっ、ハワイ!? 大丈夫ですか!?」
空気が一瞬、ピタリと止まりました。実は夫から、「B子のご主人の会社の経営状況がかなり厳しいらしい」と聞いていたからです。

 

 

見栄と虚勢

しかしB子は、数秒沈黙した後、作り笑いをしながら「あぁ……まぁ全然大丈夫よ。うちは、年に数回は海外に行かないと気がすまなくて〜」と言いますが、どこか無理をしているようにも見えました。

 

その場の空気を戻したくて、私は小さな声で「実は温泉っていっても、実家の近くの小さな宿で。でも、両親と一緒にのんびり過ごせるのが楽しみなんです」と、話し始めました。

 

すると、他のママたちが、「すてきね」「楽しそう」と反応してくれて、その場は再び和やかな雰囲気に。B子も黙って聞いていました。

 

 

マウントママの本音とは

しばらくして、B子がぽつりとつぶやきました。

 

「……いいなぁ、そういうの。実はうちの子も、おばあちゃんに会いたがってて。でも、遠くてなかなか会えないの」

 

私は思わず「よかったら、今度一緒に行きませんか? 小さな宿ですけど、子どもたちも一緒ならきっと楽しいですよ」と、声をかけました。

 

B子は驚いた顔をしながら、少し照れたように笑いました。

 

「……ありがとう。行ってみようかな、そういうのも」

 

 

ありのままでいられる関係に

それからB子は、少しずつ私たちの輪に加わるようになりました。お迎えの時間に話したり、子ども同士で遊ばせたり。きっと、見栄を張らずにいられる時間が心地よかったのだと思います。

 

「家族旅行って、行き先より“誰とどう過ごすか”なんだね」そう言ったB子の笑顔が忘れられません。

 

後日、B子がハワイ旅行をやめて、三世代揃って温泉旅行を満喫したと聞き、私は胸があたたかくなりました。今ではB子は、私たちに見栄を張ったり、マウントを取ったりすることもなくなり、すっかり穏やかに。今度、B子ファミリーとママ友たちと一緒に温泉旅行へ行く予定を立てています。これからは家族ぐるみで付き合っていきたいと思います。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 

 

見栄を張るのをやめて素直になれたママ友、心温まる結末でしたね。さて、続いて登場するのは、年齢を理由に見下してくる、失礼なマウントママです。

 

「オバサンが子育てなんて(笑)」と、あざ笑う彼女ですが、実はとんでもない勘違いをしていたことが発覚……!?

 

 

「あの歳で第一子ウケる」40代で3歳の娘がいる私を見下すママ友。意外な真実を聞かされ絶句!?

マウントママ

 

私は3歳の娘を持つ、40代の専業主婦。夫と娘と3人で幸せに暮らしています。毎日、公園で娘と遊ぶのが日課で、私にとって大切な時間です。しかし、少し苦手な人が現れました。

 

その人は、最近公園で3歳くらいの女の子といるママ・C子。彼女は派手な服を身にまとい、いつも自慢話しています。

 

 

年齢マウントしてくる苦手なママ友

C子はよく年齢について話してくるのですが、私はその話題が少し苦手でした。C子は「40代で3歳の子育てって、老体にムチ打って大変ねぇ」「オバサンが子育て頑張ってるのウケる」などと平気で言ってきます。

 

私はそんなことに動じず、娘との時間を楽しんでいました。C子は、私が反応しないことが不満だったようで……。

 

ある日、私の不在中、ママ友たちに向かって「あの年齢で第一子なんて大変よね~」と笑いながら言ったそうです。しかし実は、私にはもうひとり、成人した子どもがいて、今はひとり暮らしをしています。

 

C子の発言を聞いたママ友たちは、「え!? 上に年齢の離れた息子さんがいること、知らないの? あなたよりも早く1人目を産んでいるわよ。娘さんは待望の2人目なのよ」と教えたそうです。

 

 

ママ友たちから説教されて

そして、ママ友たちはC子に、「私たちが公園で集まっているのは、年齢や経歴を競うためじゃないの。子どもたちと遊び、親も互いに支え合い、育児の喜びを共有するためよ。子どもたちの前で、お手本を示すのが私たちの役目。子どもたちは、大人の態度や言葉遣いをよく見ているのよ」と話してくれたそう。

 

C子は、自分の勘違いとこれまでの言動を恥じ、他にもママ友たちからいろいろな話を聞いて、自分の考えがいかに偏っていたかを理解したようです。

 

 

マウントママの変化と謝罪

C子は自分の言動を深く反省し、次に公園で会ったときに、直接謝罪してくれました。「失礼なことを言ってしまって本当にごめんなさい。これからは、もっと思いやりのある言葉を選ぶようにします」と。

 

その後、私たちの間の空気は一変し、C子も人をバカにすることがなくなり、配慮ある言葉を選ぶようになりました。

 

C子が素直に自分の非を認め、謝罪してくれるすてきな方でよかったです。私たちは、再び穏やかな日常を取り戻しました。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 

 

お金や年齢で人を値踏みする、厄介な「マウントママ」たちのエピソードでした。見栄や勘違いから生まれる一方的な言葉には、本当にうんざりさせられます。しかし、心ない言葉を浴びせられたママたちは、誰ひとりとして感情的に言い返すことはありませんでした。圧倒的な事実で相手を黙らせたり、やさしさで頑なな心を開かせたり、仲間と協力して間違いを正したりと、その冷静で賢い対応は見事でした。

 

人と比べて自分の価値を決めるのではなく、ありのままの自分を大切にすること。そして相手の背景を思いやること。ギスギスした関係も、少しの勇気ややさしさで、かけがえのないご縁に変わるのかもしれませんね。

 

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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