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「うちは食堂じゃない!」毎日のように義妹親子に食事を出す同居義母→ある日、炊飯器をのぞいて驚愕!

第3子の次女を妊娠してから、3年間ほど義両親と同居していたときの話です。その家にはほぼ毎日のように義妹が子どもを連れて来ていました。ある日、私は長男長女の授業参観のため午前中で仕事を終え、一度家に帰りごはんを食べようと炊飯器を開けると……。

毎日やって来る義妹親子

夫が長男だったこともあり、私たちが家を買ったタイミングで、義両親とキッチンなどすべて共有の完全同居がスタート。夫には妹がいて、私も結婚前から仲良くしていました。義両親と同居してからは、義妹にとってわが家が実家となったのです。

 

このとき義父はまだ仕事をしていましたが、後に病気が見つかり入退院を繰り返すように。義母は仕事をしておらず家にいたので、義妹は第2子の出産を機に、毎日のようにわが家へ通うようになりました。

 

私は第3子を妊娠中でしたが、まだ仕事をしていたので昼間は家に不在。義妹が遊びに来ること自体に不満はなかったのですが、気になっていたのは、毎回、義母が当然のように食事を出していることでした。

 

同居前の話し合いでは、義両親にも食費を一定額負担してもらう約束でしたが、何かと理由を付けてその金額は減らされるようになっていました。しかも、義両親は自由にお客さんを呼ぶため、食費や光熱費はかさみ、私たち夫婦がその分を負担しなければならず、生活費を圧迫していたのです。

 

 

炊いていたご飯がない?

ある日、当時小学5年生の長男と3年生の長女の授業参観があり、午前中で仕事を切り上げ、一度家に帰宅した私。昼食を食べてから出かけようと炊飯器を開けると、朝炊いておいたはずのご飯がありません。

 

そのとき、義妹がいつものように子どもたちを連れて来ていて、義母が用意した昼食を食べていたのですが、テーブルにはおにぎりが並んでいました。どうやら私が炊いたご飯を使ったようです。しかたなく、私はカップラーメンで昼食を済ませ、授業参観に向かいました。

 

こうしたことは初めてではありませんでした。仕事を終え、「ご飯は炊いてあるから、おかずだけ用意すれば大丈夫」と思って帰宅すると、ご飯なくなってる……、そんなことが何度もあったのです。

 

食べた分、炊いてほしいと頼んでも…

義妹が来ると毎回「ごはん食べた?」と聞き、食べてないことを確認すると当たり前のように食事を準備する義母。けれど、私は朝から夜までの食事の用意を考えながらご飯を炊いています。それが崩れると、家事の段取りに大きく影響するのです。

義父はそんな私を気遣って「自分の分はいらないから」と言ってくれることもありました。

 

私はある日、義母にこうお願いしました。

「ご飯を食べてもらっても構わないのですが、夜の分を炊いておいていただけますか?」

 

すると、「わかりました」と答えた義母。しかし翌日、義妹親子にいつも通り食事を出したにもかかわらず、ご飯を炊いてくれることはありませんでした。

 

 

同居生活の中で、義妹の分まで食費を請求することもできず、私たちの家計は圧迫され続けました。夫と何度も話し合いを重ねた結果、「生活費の負担や価値観の違いから、同居はもう難しい」と夫から義両親に伝え、別居することになったのです。

義妹にも、夫から別居の経緯をすべて説明。今では適度な距離感を保ち、良好な関係を続けています。

お米に限らず物価高が続く今、あのとき別居を決断して本当によかったと心から思います。

 

 

著者:松田みさと/40代女性。2004年生まれの長男、2007年生まれの長女、2015年生まれの次女、長男とは15歳差の2019年生まれの次男の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。

イラスト:森田家

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年8月)

 

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