泊まる用意がなかったために断ったら
子どもたちはお昼ごはんのときに服を汚してしまい、持ってきていた着替え用の服に着替えていました。着替えは1着分しか持ってきていなかったため、お風呂に入った後に着る服がありませんでした。歯ブラシもなく、泊まるとなると、息子のおむつも足りません。そして何より、昼寝をしていない娘の機嫌が悪くなってきていました。
そこで、夫は帰ろうと思っていることを義母に伝えました。すると義母は、先にお風呂に入った義姉の息子に「先に入られたから嫌なんだって!」と怒りながら伝えたのです。まさかの発言に全員がその場で凍りつきました。
夫は苦笑いし、すかさず、「そんなこと誰も思っていない!」と反論してお風呂を断った理由を皆に伝えました。義母は機嫌を悪くし、ぷいっとそっぽを向いて「早く帰ったら」と言う始末。私たちはそそくさとその場を後にしたのでした。義母の怒りが収まることを願い、1週間後に夫から義母に連絡をしてもらいました。
義母は、久しぶりの皆の帰省にはりきりすぎて、精神が不安定になっていたそうです。お風呂に入ることを勧めたら断られ、もう1人の孫を先に入らせたから私たちが嫌だと思ったのではないかと、本気で思ってしまったようでした。そして、泊まる用意がなくても取りに帰ったり買いに行ったりできるのに、それほど泊まることも嫌なのかと思ったようです。
正直、あのときの義母の棘のある言葉には深く傷つきましたし、なぜあんな風に言われなければならないのかと、帰り道もずっと考えていました。しかし後からその理由を知り、孫と長く過ごしたいという愛情が空回りしてしまった結果なのだと理解できました。これからはすれ違いで悲しい思いをしないためにも、万全の準備で「お言葉に甘えます」と笑顔で言えるようにしたいです。
著者:花坂 芽以/30代女性/2016年生まれの女の子と2020年生まれの男の子の2児の母。趣味はネイルで、最新家電や最新のファッションにも関心あり。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年9月)
※生成AI画像を使用しています
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