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「バーカ!もう知らん!」子どもに向かって夫が暴言⇒2歳の次男がマネして義母に…!すると義母が!?

先日、家族で出かける準備をしていたときのことです。普段はやさしい夫ですが、イラッとすると、子どもにマネしてほしくない言葉づかいになってしまいます。私が注意してもさらに機嫌を損ねるばかり。しかし子どもが同じセリフを、まさかの相手に言ってしまい……。

 

夫の言葉づかいが悪い…

私は、6歳の長男、4歳の長女、2歳の次男を育てています。この日は、朝から家族で出かける支度をしていました。長女は自分で着替えを済ませ、次男も私が着替えさせていたのですが、長男だけが着替えもせず、なかなか遊びをやめません。イライラし始めた夫は「早く準備しなよ!」と声をかけますが、長男が「ちょっと待って! まだこれで遊びたいんだってば!」と反発。すると夫は「うるさい! バーカ! もう知らん!」と、暴言を吐いたのです。

 

思わず私は「ちょっと、そんな言葉づかいやめてよ!」と注意。しかし夫は「だって、長男が全然言うこと聞かないからだよ!」と、反省する様子はありません。「イライラするのはわかるけど、そんな言い方はよくないよ。子どもたちがマネしちゃうよ」と伝えると、夫は「知らん知らん! もうお前たちだけで勝手に遊びに行けよ!」とさらに怒ってしまいました。私は「子ども以上に感情的にならないでよ……」と呆れつつも、時間が迫っていたので夫をなだめ、その日はなんとか予定通り出発。

 

 

数日後、私が夕食の片づけをしていると、長女と次男がけんかし始めました。すると、まだ言葉がたどたどしい次男が突然「ねぇねのバーカ! もう知らん!」と叫んだのです。私は聞き覚えのある言葉に、一瞬固まりました。さらに次男は「ねぇねうるさい! バーカ!」と続けます。それを見ていた長男が「パパみたいだね」とつぶやきました。夫を見ると、口を半開きにして絶句している様子です。しかし私と目が合うと、気まずさを紛らわすかのように兄弟げんかを止めに入っていました。

 

さらに後日、家族で義実家に遊びに行ったときのことです。キッチンで走り回る次男に、義母が「ここで走ると危ないよ」と注意しました。すると、なんと次男が「ばぁばのバーカ! もう知らん!」と言ったのです。私は慌てて「そんな言葉使っちゃダメ!」とたしなめましたが、横から長男が、「だってパパがいつも言ってるからしょうがないよね」とひと言。夫のほうを見ると、「しまった」という表情をしています。義母は長男の発言を聞いて、呆れ顔で夫を見つめ、「あんた、子どもにそんな言葉使ってるの? 子どもは親のこと、よく見てるんだからね」とピシャリと言ったのです。夫は「そ、そうだな……。気をつけるよ……」と小さく返事をしました。

 

 

それ以来、夫は感情的になりそうな場面でも、言葉に気をつけているようです。「バカ! もう知らん!」は、夫からも、次男からもいつの間にか聞かなくなりました。

 

子どもの様子を見ていると、「これは私がよく言ってしまってるセリフだ」「私のクセにそっくり」と思うこともしばしば。今回の夫を反面教師にして、子どもに注意する前に、親自身の言動を見直していきたいと思った出来事でした。
 

著者:菅田希美/30代・会社員。発達がのんびりな6歳の長男と大人びた発言をする4歳の長女、マイペースな2歳の次男を育てるママ。仕事と家事育児に追われ発狂しそうになりながらも「まぁいいか」の精神でなんとか毎日を切り抜けている。大好きなゴルフが唯一のストレス発散方法。

作画:ひのっしー

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年6月)

 

 

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