交際半年が経ったころ、両親に彼を紹介することにしました。このときの私は、彼との結婚のことは一切考えておらず、「彼氏を両親に紹介する」くらいの感覚でした。ただ、私が男性を家に連れてくるなんて初めてのことで、両親は結婚あいさつか!?と思うほどにソワソワ。なんと父はなぜだか庭の剪定を始めてしまいました。
そして、彼を迎えに行くと、彼はスーツ姿でやってきてくれました。そんなに堅苦しい感じじゃなくていいのに、なんて言いながら実家に向かうと……。まだ外で庭の剪定をしていた父が、その場で「娘を、これから頼むな!!」と彼に力強いひと言。彼も、「はい! 幸せにします!」と、まるで結婚あいさつかのようなやりとりになってしまいました。
その日、彼はわが家に泊まっていくことに。そして、これが結婚あいさつとなり、あれよあれよと事が進み……なんと、この2カ月後の私の誕生日に結婚しました。
著者:男爵じゃが子/40代女性・主婦
作画:ふるみ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートなどで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)
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