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夫「0歳児は見てもわからないよ」産後に訪れた夫婦の夜のすれ違いの正体とは

出産を経て、私の生活は大きく変わりました。気力も体力も限界の中、夫との関係に悩むことになるとは、想像もしていませんでした。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師駒形依子 先生
産婦人科 | こまがた医院院長

東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力~女医が教える「人には聞けない不調」の治し方(KADOKAWA)』。
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それどころではない現実

子どもが生まれてからというもの、昼夜を問わず育児に追われる毎日。まとまった睡眠も取れず、常に疲れと眠気がつきまとい、正直なところ、欲求どころではありません。行為には少なからず体力も気力も使いますから、「そんなことをするくらいなら、ひと休みしたい……」というのが本音です。

 

横に子どもが寝ているのに

ですが、夫はというと、こちらの状況をあまり理解してくれません。子どもが真横で寝ているにもかかわらず、日々迫ってくるのです。「子どもが隣にいると、そういう気分にはなれない」と伝えても「0歳児は見たところで何もわからないよ」と軽く流され、あっという間に事が進んでしまいます。

 

私が伝えたいのは「見えているかどうか」ではなく、母親として、そしてひとりの女性として、その場で気持ちを切り替えるのがいかに難しいかということなのですが、そこがなかなか伝わっていないように感じます。

 

 

避妊もしてくれない

さらに困っているのが、避妊をしてくれないことです。夫は「まだ生理が再開していないんだから妊娠はしない」と言い張りますが、私は、生理再開前に妊娠した友だちの話を聞いていることもあり、不安でたまりません。

 

ただでさえ気持ちが乗らない中、不安を抱えながら夫の求めに応じるのは、心も体もすり減っていくようで、本当につらいです。私は育休を延長する予定はないため、万が一妊娠すれば職場復帰にも影響が出てしまいます。

 

まとめ

夫にとっては“気が向いたときに済ませたい”ということなのかもしれません。でも、私にとっては、「気分が乗らない理由」が明確に存在しています。

 

それは、育児による慢性的な疲労、妊娠への不安、そして母としての意識との折り合いのつけづらさ。自分の気持ちを無理に押し込めず、「なぜ今は難しいのか」を丁寧に伝え、理解してもらう努力が必要だと感じるようになりました。

 

まだ話し合いの途中ではありますが、少しずつでも、お互いの感覚がすれ違わないように歩み寄っていけたらと思っています。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

※AI生成画像を使用しています

 

著者:中司ゆみ/30代女性・会社員

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年9月)

 

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