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「トイレに行くたび激痛」行為の翌朝、涙が出るほどの痛みが私の体を襲ったワケは

夜の行為の後、そのまま寝てしまったことがありました。翌日トイレに行くと強い痛みを感じ、自分の体に何が起こったのかわからず、ただ戸惑うばかりでした。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師窪田 徹矢 先生
くぼたクリニック松戸五香院長

獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。
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行為の後、お風呂に入らずに寝てしまったら

行為の後、疲れていたし、特に問題ないと思っていたのでお風呂に入らずにそのまま寝てしまいました。ところが翌朝、排尿時に強い痛みが走り、トイレに行くたびに涙が出るほどでした。

 

初めて知った「女性の体の仕組み」

強い痛みが続いたので調べてみると、その痛みは膀胱炎(ぼうこうえん/膀胱に細菌などが入り込んで起きる炎症で、特に女性に多い尿路感染症の一種)の症状だったのです。

 

女性は男性に比べて尿道が短く(約3~4cm)、また尿道口が腟や肛門に近いため、肛門の周りに付いている大腸菌などの細菌が尿道口から侵入しやすいそうです。

 

夜の行為後の適切な処置を知らなかったため、まさか膀胱炎になるとは思ってもいませんでした。

 

 

学ぶ機会の大切さを感じた

あのときの痛みは本当につらかったですが、きちんと知識を持っていれば防げたかもしれません。この経験をきっかけに、行為に関連して起こりやすい身近な健康問題について知ることはとても大切だと思いました。

 

まとめ

今回のつらい経験は、自分の体の仕組みを学び、健康を守るための知識を持つことの重要性を痛感する機会となりました。性に関する知識は、自分自身はもちろん、大切なパートナーを守るためにも不可欠です。学校教育の場で、男女がともに正しい知識を学べる機会が増えることを願っています。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:五十嵐みなみ/20代女性・会社員

イラスト/アゲちゃん

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年10月)

 

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