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白髪に悩む40代。美容師のすすめでハイライトカラーを入れた私を待っていた悲しい結末

私は髪が伸びるのが早いほうです。髪は1カ月で1cmほど伸びるのが一般的らしいのですが、私は1.5cmほど伸びます。45歳を過ぎて白髪が増えてきた今、カラーでごまかしてはいるものの、伸びた部分の白髪がギラギラと光るように見えるので、すぐに気になり始めます。今回は私が、美容師さんにお願いした白髪隠しの秘策についてお話しします。

 

2カ月ぶりの美容院で白髪隠しの相談

2カ月ぶりに美容院に行ったときのことです。いつもの担当さんが来て「どうします?」と聞かれたので、「前回より明るい印象にしたい!」と伝えました。

 

私はセンターで分け目を作ってもらっているのですが、左側だけ極端に白髪が多く、他の部分は数本しかないものの、その部分に集中しています。特に生え際に多く、髪色も暗めなため、生えてきた白髪がギラギラと光っている気がしてとても気になります。普段は、分け目を変えたりして隠してはいますが、今回はそれも美容師さんに伝えてみました。

 

「黒髪じゃなくなれば、白髪も気にならないんじゃないかと思って」と、美容師さんに伝えると、「それなら……」と雑誌をパラパラとめくり始めました。何かを提案してくれるのかな?と期待しながら待ちます。

 

今まで私は、なかなか美容院に行く習慣がなかったので、随分長い間黒髪で過ごしてきました。ただ、少しずつ白髪が増えてきたころ、美容師さんの勧めでカラーをするようになったのです。それでも、茶髪に対する抵抗感は消えず、本当に少しずつ茶色味を増してきた感じでした。

 

ハイライトカラーに挑戦

ショートボブの女性のイメージ

 

今回も、前回より少し茶色味を増した感じにして……と思っていたところでした。「それならハイライトカラーを入れるのはどうですか?」と美容師さんが雑誌を開いて見せてくれたのは、ハイライトカラーのすてきな女性のページでした。

 

その提案に、頭にハテナがたくさん浮かび上がる私。ハイライトカラーとは、ベースのカラーよりも明るい色を細かく入れ、全体的に明るく見せるスタイルだと説明してもらいました。明るい部分が入ることで、白髪が伸びてきても目立ちにくいと聞き、雑誌の女性のようにはならないまでも、一度挑戦してみることにしました。

 

針のように細いコームの先で繊細に少しずつ髪の束を取り分け、アルミホイルの上に乗せて薬剤を塗ります。塗り終わったらそのアルミホイルで髪を包み込み、また次の毛束を取り分ける……という作業を繰り返します。「薬剤を塗った部分はブリーチして色を抜いていきますね」と美容師さんが教えてくれました。

 

茶色い髪色に少しだけ抵抗があった私ですが、「全体の髪色は今より暗くして、ハイライトが際立つようにしますね」と言われた言葉に安心し、すっかりお任せモードでした。細かい髪の束をブリーチした後、今より暗めの茶色をもう一度全体になじませてカラーは完成し、その後はいつもと同様に肩より短いボブに切りそろえてもらいました。

 

 

白髪隠しのはずなのに…

髪の根本が白髪になっている様子

 

鏡に映る自分の姿に違和感はなく、「上出来です〜!」と告げて美容院を後にしました。家に帰り、娘たちに「ハイライト入れたんだよ」と報告したのですが……あまりわからない様子でした。ただ自分的には色味にも満足していたので、さほど気になりませんでした。

 

それから1週間が過ぎ、「あれ? 白髪が目立つようになったね?」と、言われたことがありました。「これは白髪じゃなくてハイライトで……」と説明するのですが、相手の年齢が上がるほど「ハイライト? ようわからんけど、白髪かと思ったわ」と笑われます。「そうですよね……」と流しましたが、2人、3人と言われると、なんだか悲しくなりました。

 

たしかに、ブリーチしたハイライト部分の色が落ちたのか、他の髪色より目立って白っぽく見えます。せっかく白髪隠しのために入れたのに、白髪が増えたように見えるとは……。もともと黒髪の印象が強かったことと相まって、白髪をごまかすのは難しかったようでした。もうハイライトカラーはしないと心に決めました。

 

まとめ

白髪を隠すために挑戦したハイライトカラーが、周囲からはかえって白髪が増えたように見えてしまうという、予期せぬ結果となりました。今回の経験から、ヘアスタイルは流行や見た目だけでなく、自分の髪質や元の髪色、そして周囲に与える印象まで考えて選ぶことの大切さを実感しました。失敗はしましたが、新しいことに挑戦したからこそ得られた学びです。今後は、自分に本当に似合うスタイルを一つずつ見つけていく過程を楽しみたいと思います。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:倉田 みさき/40代。3人の娘を持つシングルマザー。本業の他に収入を増やそうと始めたWEBライターだが、時間の使い方がつかめず悪戦苦闘している。【自由と安定】を求めて絶賛精進中。

イラスト/村澤綾香

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

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