鼻歌を歌いながら帰宅した息子
仲が良いお友だちと一緒に、近所の駄菓子屋に行くことがマイブームの息子。その日も近所の友だちと駄菓子屋におやつを買いにに行くと約束してきました。そのときは200円のおこづかいを渡し、「使いすぎないように」と念押しして送り出しました。その後、息子は鼻歌を歌いながら帰宅。いつもより機嫌が良いような気がしました。
山のように積んでいたお菓子
息子はごきげんな様子で「今日たくさん買ってきたから、いくつかあげるね」と、娘にラムネ菓子をあげていました。そのやり取りを聞きながら夕飯を作っていると、困惑した顔の娘が、「お兄ちゃん、このラムネ菓子いっぱい買って来てるよ」と、そっと私に言いに来たのです。
驚いた私が見に行くと、息子の前には山のような大量のラムネ菓子が! どう見ても200円で買える量ではないので、思わず顔が引きつってしまいました。
ママ友からの催促
「どうしてこんなにお菓子があるの?」と聞いても、なぜか息子は答えません。そのとき、今日遊んだ友だちのママから1本の電話が。すると「今日、ラムネのお菓子を息子くんと一緒に大量買いしたそうだけど、うちの子が300円お金を貸してるみたいなの。何か聞いてる?」と言われたのです。息子に問いただすと「ラムネの当たりくじが欲しくて友だちと一緒にいっぱい買ったの。でも僕の200円じゃ足りなくて友だちに払ってもらったの。借りた300円は当たりくじで返すと約束した」と言うではありませんか……!
すぐに息子と一緒にお金を返しに行き、友だちとママ友にも謝罪しました。息子には持っているお金以上は使わないことや、お金に絡んだ貸し借りは絶対にしないことを約束させました。
成長と共に知恵がついてくるからこそ起きた、お金の貸し借りトラブル。子ども同士で遊ぶことが増えた分、ささいな出来事も見逃さないようにしなければ……と感じた出来事でした。
著者:本宮ゆりか/40代女性/2012年生まれの息子、2016年生まれの娘のシングルマザー。営業事務、受付の後に学童指導員として7年勤務。2人目の出産のため退職し、現在は書店にてパート勤務。食物アレルギー持ち&発達グレーの息子と、癇癪持ちの娘の育児に奮闘中。ラグジュアリーなホテルに泊まるのが夢。
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年9月)
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