「結婚なんて嘘でしょ（笑）」私を見下す同級生と再会。婚約を疑われたので、同窓会に彼を呼ぶと…？

高校時代に同級生からバカにされたことがきっかけで「美」に目覚めた私は、現在ヘアメイクアップアーティストとして活動中！ そんなある日、モデルの友だちから「今度スイーツの食べ放題に行かない？」と誘われ快く承諾しました。

 

地元にある店で、おいしいスイーツを堪能した私たち。幸せを感じながらお店を後にすると、突然、後ろから声をかけられました。声の主は……高校時代、私に嫌がらせをしていた同級生のA子とB子！ 周りには取り巻きたちも数人いました。

 

するとA子は突然、「今度同窓会やるから、来なよ！」と私を誘ってきました。なんで私を誘うんだろう……と疑問に思っていると、A子は「こいつがいたほうが、私たちの美しさが引き立つでしょ」と周りの人にコソコソ話していました。その言動に反論しようとする友人をなだめつつ、私は同窓会に参加することを決めました。

 

その夜、私は高校時代の先輩でもある婚約者の彼に同窓会へ行くことを伝えておきました。

 

会場に到着した私は、当時仲がよかったC子と久しぶりに再会。私が婚約指輪をしていることに気づいたC子に彼の話をしようとしたそのとき、A子とB子、そして取り巻きの女性たちが目の前にやってきました。

 

私の婚約指輪に驚いた2人は、「婚約なんてあり得ない！ 本当なら、今ここに婚約者を呼べよ！」と騒ぎ出しました。C子が怒っても騒ぐ2人は静まらず、私は仕方なく彼に電話をかけて、同窓会会場まで来てほしいと伝えたのでした。

 

1時間後。彼がやってくると会場内はザワザワしだして……。実は、彼は現在モデルとして活躍しており、高校時代にもファンクラブがあったほどの有名人でした。

彼は私を見つけると、「待たせてごめん」とぎゅっと手を握ります。その様子を見て、A子とB子は絶句。「納得いかない！ こんな地味な子が先輩と釣り合うはずがない」と叫ぶ彼女たちに、彼は怒りを爆発させます。

 

「俺は高校時代から彼女のことは知っていて、仕事で再会したんだ。彼女を見下す2人のことは昔っから大嫌いだったよ！」

 

プライドを傷つけられ、周りからの白い目に耐えられなくなったのか、A子とB子は会場から逃げ出しました。取り巻きたちもいなくなり、私と彼は会場に残ったメンバーと同窓会を楽しんだのでした。

 

その後、同級生から聞いた話によると、A子とB子は性格の悪さから次第に誰からも相手にされなくなり、孤独な日々を送っているそう。一方で私は彼と結婚し、夫婦仲良く幸せに暮らしているのでした。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。