ピーマンを丸々使った迫力満点な料理
水卜麻美アナウンサーがMCを務めている人気番組、日本テレビ『ZIP!』で、鶏むね肉のひき肉と豆腐を使ったピーマンの肉詰めレシピが紹介されていました。
ポリ袋を使ってタネをこねるため、洗い物は最小限。さらに手が汚れることもなく、とても手軽に作れます。
『ZIP!』で紹介された「鶏むね肉のピーマンの肉詰め」のレシピ
材料(ピーマン5個分)
・ひき肉(鶏むね肉)…200g
・豆腐…1パック
・えのき…1束
・ピーマン…5個
・ケチャップ…お好みの量
それでは作ってみましょう!
作り方①えのきを刻む
まずはえのきを細かく刻みます。軽くほぐしてから、長ネギの小口切りをするような要領でやると簡単に切れますよ。
作り方②ピーマンをくり抜く
ピーマンの上部を切り落とし、種を取り出します。筆者は包丁でピーマンの上部をカットした後、スプーンでほじるようにして種を取りました。
この時、スプーンはなるべく薄いものを使うと、やりやすくておすすめ。
作り方③タネをこねる
ポリ袋にひき肉と豆腐、先ほど刻んだえのきを入れて、よく揉みます。
ポリ袋は破れやすいため、優しく混ぜるように揉むのがポイント。不安な方は厚めのチャック付きポリ袋を使うと安心です。
作り方④ピーマンにタネを詰める
ポリ袋の端を切り、クリームの絞り器のようにします。そのままタネをピーマンに絞り入れたら、あとは焼くだけ!
なるべく絞り口を奥の方まで入れて絞ることで、中に余分な空気が残ってしまうことを防げます。
レシピに指示はありませんでしたが、絞り入れただけの状態だとタネが焼いているうちに取れてしまいそうだったので、最後にスプーンで軽く押し込みました。
作り方⑤ピーマンの肉詰めを焼く
フライパンにピーマンを入れ、焼き色がつくまで蒸し焼きにします。火加減の指定がなかったため筆者は中火で加熱してみました。
意外とピーマン全体に火が通るのに時間がかかるため、時折ひっくり返しながら、満遍なく火が通るように意識しましょう。
最後に盛り付けて、お好みの量のケチャップをかけたら完成です!
【実食】ピーマンを豪快に楽しむ料理
ピーマンもお肉もやわらかく、口の中でほろほろと崩れていきます。豆腐がたっぷり入っているため、コクはありながらも、さっぱりとした味わい。
徐々にピーマンが崩れていくと、タネと合わさり、それぞれの素材の旨味がより感じられるようになります。
しかし、薄味が好みの筆者でもちょっと味が薄いなと思ったので、濃い味付けが好きという方は、タネに軽く味付けをしてから詰めるのがおすすめです。
また、食感が楽しい椎茸やにんじんなどをタネにプラスしたら、より食べ応えがアップしそうだなと思いました。
今回はケチャップでいただきましたが、ポン酢とかつお節や、ソース、しょうゆなどとも相性抜群。
その日の気分で調味料を変えるだけで洋風にも和風にも仕上げられます。
味付けは最後のケチャップのみなので、家族みんなで食べる時はそれぞれでお好みの味付けを楽しめるのもいいですね!
ピーマンの肉詰めのタネが半分くらい余ってしまったため、そのまま焼いて豆腐ハンバーグ風に仕上げてみました。
ピーマンの肉詰め同様、肉感はほとんどなく、かなりさっぱりとした味わい。せっかくならそれを最大限に活かそうとシンプルにポン酢でいただきました。
しかし、焼いた後に調味料をつけるだけでは筆者は物足りないと思う瞬間も……。
豆腐ハンバーグ風で楽しむなら、焼く前に軽く塩コショウで味付けをした方が良さそうです。
ピーマンの肉詰めをもっと手軽に!
ピーマンをカットせずにまるまる1個使うことで、タネを詰めやすく、時短に。しかも出来上がった時、見た目にインパクトがあり、なんだか楽しい食卓になります。
ピーマンの大量消費にもおすすめのレシピです。ぜひ試してみてくださいね。