旬の野菜で簡単おかず
家にいる日は必ず観ている、フジテレビ『ノンストップ!」の「笠原将弘のおかず道場」。料理人・笠原将弘さんが、軽快なトークと共に簡単で美味しい料理を紹介してくれる人気コーナーです。
この日、思わず録画ボタンを押したのが「ナスと鶏モモ肉の田舎煮」。テレビ画面に映る完成映像に思わず釘付けになりました。
「お袋の味」的料理なのに、作り方はとっても簡単です。
笠原将弘さん「ナスと鶏モモ肉の田舎煮」のレシピ
材料(2人分)
・鶏モモ肉…1枚(300g)
・ナス…2本
・みょうが…1個
・すりごま(白)…小さじ1
・ごま油…大さじ1
【A】
・酒…大さじ1
・砂糖…大さじ1/2
・しょうが(すりおろし)…小さじ1/2
【B】
・みりん…大さじ1と1/2
・しょうゆ…大さじ1と1/2
・砂糖…大さじ3/4
・水…150ml
今回はすりごまがなかったので、いりごま(白)を使いました。
作り方①ナスを切って水につける
昔からナスはヘタの下の部分が美味しいと言われているそうで、笠原さんはヘタは落とすのではなく、鉛筆削りのように削ぎ落としていました。
ヘタの処理が終わったら縦半分に切り、細かく切れ目を入れてひと口大に切りましょう。
そのあとは水につけます。水を吸わせることで早く火が通り、時短になるのだそう!あく抜きもできて一石二鳥ですね。
ペーパータオルなどを被せて15分ほど置いておきます。
作り方②鶏モモ肉に下味をつける
ひと口大に切った鶏モモ肉に【A】を加えて揉み込み、下味をつけます。
砂糖には保水効果があり、お肉をジューシーに仕上げてくれ、しょうがは鶏肉の臭み消しになるそう。なるほど〜!
よく揉み込んだらこちらも15分ほど置きます。
作り方③食材を焼く
フライパンにごま油をひいて、中火で鶏モモ肉を炒めます。
先に炒めて軽く焼き色をつけることで風味が増し、旨みが閉じ込められるのだとか。こんがり焼くのではなく、全体の色が変わる程度に加熱しましょう。
水気を切ったナスを加えます。火を通すというよりも、鶏肉から出た油やごま油を絡める意識で炒めると良いそうですよ。
作り方④味付けをして煮る
【B】を入れます。鶏肉から旨みが出るのでお出汁ではなくお水でOK。
ナスは皮部分を上にすると味が染み込みやすくなるそうです。
蓋をして弱火で10分間、煮ましょう。
作り方⑤薬味を準備する
みょうがを小口切りにして、すりごまと合わせます。
煮込み終わった具材をお皿に盛り付け、薬味をのせたら完成です!
これこそ……お袋の味だ!
細かく紹介したので工程が多いようですが、作り方も調味料もいたってシンプル。迷うところもなく、簡単に仕上がりました。
バナナマン設楽さんをはじめ、スタジオで試食したみなさんが絶賛していたのでかなり期待していましたが、期待以上の味です!
ナスはとろっとろで、じゅわじゅわと醤油の甘みや鶏肉の旨みが溢れ出てきました。お肉もやわらかい〜。
このままでも十分美味しいのにみょうがのアクセントとごまの香ばしさまで加わり、優しい味わいのご馳走です。白ごはんとの相性も最高!
笠原さんいわく、冷やしても美味しいそう。作り置きにもぴったりですね。
なんだか、肩の力が抜けてホッとする味……。これはリピ決定です。
次回はもっと大量に作るぞ!
2人分は、驚くほど一瞬で胃袋に消えてしまったので、次回は作り置きとして2〜3倍の量で作ってみようと思います。
お弁当やおつまみにもぴったりなので、きっとまたあっという間に消えちゃいそう!