約束の人数と違う…!久々の再開を楽しみにしていたはずが→ママ友の無礼な対応に唖然

息子が8歳のころの話です。私はシングルマザーで、当時は仕事の都合で1年だけある街に住んでいました。そこで息子に大好きな友だちができたのですが、やがて転校することに。ただ、転校先は同じ県内だったので、そのお友だち・Aくんとはその後も度々遊んでいて、交流は続いていました。
長期の休みに入ったとき、Aくんママから「休み中に息子がどうしても遊びに行きたいと言うので、遊びに行かせてもいいですか?」とメッセージが送られてきました。私は車がないので来てもらったほうがありがたく、息子からは「できたら泊っていってほしい」とお願いされました。小学校もお休みだし、その方がゆっくりできると思い「よかったらお泊まりで」と返信したのですが……。
当日、出迎えるために駅に行くと、Aくんとその妹、弟だけが駅にいて、3人がニコニコしながら「お世話になります」と言ってきました。「お母さんは用事ができてすぐ帰ってしまった」とのことで、仕方なく自宅に向かいました。
その後、Aくんママとは全く連絡が取れず、モヤモヤ。一泊二日、食事もすべてこちらの負担で、Aくん以外が来ると思っていなかったので布団も足りず、掛け布団を敷いて雑魚寝でした。次の日の朝にやっと連絡が取れましたが「ありがとうございました」のひと言だけでした。
それ以来、長期の休みになると決まって「息子がまた泊まりに行きたいって言ってるんですけど」と連絡が来ます。私はうんざりして、毎回理由をつけて断っています。考え方や感覚が違う人もいるということを学んだ出来事です。
著者:佐々木 紀子/50代女性・会社員/小学4年生の息子と猫と暮らすシングルマザー。派遣社員として建設会社に勤務。
イラスト:赤身まぐろ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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お友だち一人だけかと思っていたら、まさかの兄弟そろってのお泊まりとは驚いたことでしょう。さらに連絡も取れず、お礼も一言だけとなると、モヤモヤした気持ちになるのも無理はありませんね。やはりママ友と長く良い関係を続けるためには、価値観や常識の感覚が合うことが大切だと痛感するエピソードでした。
続いては、同じ園に通うママ友とのエピソードです。働き始めたママ友の図々しいお願いとは……!?
「パート始めるの」ママ友からの報告→翌朝 チャイムが鳴って驚きの事態に…!?

上の子が幼稚園の年長さんのときのことです。同じマンションで同じ幼稚園に通うママ友がおり、彼女がパートを始めました。うちの幼稚園は、毎朝、送迎バスがマンション前に来るのですが、彼女曰く「送迎バスを見送ってからパートに向かうと、パートの開始時間に間に合わない」とのこと。私は、その話をなんとなく聞いていました。
次の日の朝です。パートの話をしていたママ友の子が、1人でうちにやって来ました。「朝からどうしたの? 」と尋ねると、「お母さんにバスの時間までここで待つように言われた」というのです。何も聞いていなかった私はびっくり! さらに、その日から卒園まで、ママ友の子は毎朝うちに来るようになったのです!
わが家も下の子はまだ1歳で、朝はわが子の世話だけで精一杯だったのに、バスの時間まで、ママ友の子がおもちゃをどんどん出して遊んだり、一緒に遊んで~と言ってきたり、本当に大変な日々でした。
最初は「数日だけかな」と思い、黙って受け入れてしまったのですが、まさか卒園まで続くことになるとは……。そもそも突然押し掛けてきたので、許可したつもりもないのですが、こんなことなら早いうちに断りをいれておけばよかったです。何事も早めの対処が必要だと学びました。
著者:鈴木 遥/30代女性・主婦。1歳の男の子と、8歳の女の子を育てる母。パートを退職し、現在求職中。
イラスト:きりぷち
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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朝は何かと慌ただしいですよね。そんな中、「働くことになったから」と断りもなく、子どもをよその家に預けるのは非常識な行動です。卒園までの間、毎朝そのような状況が続いたというのは本当に大変だったと思います。言いづらいことではありますが、このような場合はトラブルになる前に「勝手に来られるのは困る」と、早めにきちんと伝えることが大切です。
最後は、公園で出会った困ったママのエピソードです。見知らぬママから突然、思いもよらないお願いをされ……。
息子のおもちゃを欲しがるママ友→断ると豹変!?見ていた別のママのひと声にスカッ!

ある日、当時6歳だった息子といつもの公園で遊んでいたときのことです。息子はお気に入りのシャボン玉セットで楽しそうに遊んでいました。やがて水分補給のために一旦シャボン玉を置いて飲み物を飲ませていると、初めて見るママと子どもが近づいてきました。
何だろう? と思っていると、突然「そのシャボン玉、うちの子が気に入ったみたいで、遊びたいみたいだから譲ってもらえません? 」と言ってきたのです。知らない人から急にそんなお願いをされて、とてもびっくりしました。
「これはうちの子の私物なので」とていねいに断ったのですが、「こんな場所に、そんな子どもが遊びたくなるようなおもちゃ持ってくるなんて非常識! 」と理不尽なことを言われました。あまりの言いがかりに私が言葉を失っていると、近くにいた顔見知りのママが「ここは皆が自由に遊ぶ公園で、持ち物はそれぞれの自由だと思います。どうしても欲しいなら、買ってあげればいいのでは? 」とピシャリ。するとそのママは、気まずそうに去っていきました。私は、助けられて感謝の気持ちでいっぱいでした。
その出来事があって以来、公園には少し注意しながら通うようになりました。しかし、あのとき助けてくれたママとはそれをきっかけに仲良くなり、今では一緒に遊ぶことも増えています。理不尽な場面でも、正しく行動してくれる人がいると本当に心強いなと感じた体験でした。
著者:大畑 まちこ/40代女性・会社員/10歳の息子を育てる母。趣味はドラマ鑑賞やアンティークショップ巡り。
イラスト:森田家
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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見知らぬママからの突然の要求に、思わず戸惑ってしまったことでしょう。公園では初めて出会う親子も多く、仲良くなれることもあれば、理不尽なお願いをされることもあります。そんなときは、感情的にならず冷静に対応するのがトラブルを防ぐコツです。
今回は、ママ友にまつわるエピソードをご紹介しました。ママ友は子育ての悩みを共有できる心強い存在ですが、中には少し非常識な人に出会うこともあります。「一緒にいると疲れるな」と感じたら、無理をせず、自分が安心できる関係の距離を保つことが大切です。お互いに気持ちよく付き合える関係を目指していきたいですね。