一時はパニックになってしまったカルコさんに対し、終始気丈に振る舞っていた母。カルコさんは母の人生経験の深さに思いをはせます。そして父の死因も判明し……。
健康的な生活を送っていたはず



父はかかりつけの病院がなく急死だったので、監察医に遺体を検案してもらい、死因を解明すべく検査(行政解剖)をしてもらいました。
「急死なので心臓系では?」と姉が言っていた通り、死因は「急性心筋梗塞による心膜血腫」。
医師からいろいろ説明を聞いたのですが、父は血管が詰まるような生活習慣はなかったように思います。
持病があったのか、他に病気があったのか、加齢の影響もあったのでしょうか?
父を目の当たりにして、どんなに健康に気をつかっていても「死ぬときゃ死ぬ」と感じてしまいました(暴飲暴食は例外)。
ちなみに死体検案書が死亡診断書と同じ扱いになり、葬儀屋さんにお渡しする流れになります。
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亡くなったカルコさんの父のおなかには、みかんがたくさんあったそうです。健康的な生活の一端が垣間見られ、カルコさんたちも思わず笑顔になりました。死因を含めて父をより知っていくことで、少しずつ死を受け入れられるようになるのかもしれませんね。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
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