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「手首が痛い!」夜中に突然襲った激痛。50歳の私に告げられた予想外の病名とは

50歳を迎えてから体の不調が増えました。突然、手首に激痛が走り、整形外科を受診すると予想外の診断を受けました。「将来リウマチになる可能性が高い」と聞き、健康について考え直すきっかけとなりました。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師中村 光伸先生
光伸メディカルクリニック院長

医学博士。整形外科医の知見から骨の仕組み、体の動かし方を活かした骨のトレーニングを提唱する骨の専門医。骨の強化と全身の機能回復を両立する「骨たたき」を考案。若々しい体を取り戻す「リバースエイジング」の専門家としてメディアにも多数出演。著書に『医者が考案した骨粗しょう症を防ぐ1分間骨たたき』(アスコム)。
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夜中に襲った手首の激痛

最初のサインは、ある晩に突然襲った手首の強い痛みでした。当時は手を使う作業が多く、多少無理をして仕事を続けていました。ところが、その日の夜から痛みが強くなり、夜中には激痛で手をまったく動かせなくなりました。

 

思わず救急に行こうかと考えたほどでしたが、なんとか耐えて翌朝、整形外科を受診しました。X線(レントゲン)検査とMRIの結果は急性の腱鞘炎(筋肉と骨をつなぐ組織である腱が通る「腱鞘」というトンネル部分に炎症が起きる病気)。思っていた以上に重い診断に驚きました。

 

不安を呼んだリウマチの可能性

それ以来、少し手を使っただけでも痛みが出たり、突然肩が痛くなって腕を上げられなくなることもありました。不安になってリウマチの検査を受けたところ、「将来的にリウマチ(免疫の異常によって自分の体を攻撃してしまい、関節に炎症が起こる病気)になる可能性が高い」と言われました。そのとき初めて、これまでの痛みは前兆だったのかもしれないと感じました。

 

 

遺伝や歯周病も関係しているリウマチ

リウマチは遺伝や歯周病も関係しているそうです。身内にリウマチの人はいないので、私の場合は歯周病の可能性があるのかもしれません。歯科では「3カ月ごとの定期検診が望ましい」と言われ、改めて予防の大切さを意識しました。

 

リウマチの治療に使う薬は、医師から「抗がん剤の10分の1ほどの強さ」と説明を受けました。人によっては副作用で口内炎ができたり、毛が抜けたりすることもあるそうです。50年間、病気知らずで過ごしてきただけに、この診断は大きな衝撃でした。

 

まとめ

健康に自信を持ち、無理を重ねてきた生活が体に表れていたのかもしれません。リウマチになる可能性もあると言われましたが、裏を返せばならない可能性もあると聞き、少し心が軽くなりました。これからは体の声に耳を傾け、無理をしない生き方を大切にしようと思います。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:佐藤由香/50代女性・主婦

イラスト/マメ美

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年9月)

 

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