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「重要な書類なの?燃やしちゃった♡」私の仕事を邪魔する義母「なんてこと…」夫が青ざめ真実を告げると?

義家族との同居生活。お互いに助け合い、良好な関係を築きたいと思うのが自然ですよね。しかし、そんなお嫁さんの想いを踏みにじり、嫉妬や自己中心的な理由で理不尽な要求や嫌がらせを繰り返す義母もいるようです。

そこで今回は、「身勝手な義母」にまつわるエピソードを2本立てでご紹介します。嫉妬心から一線を越えた義母、無茶苦茶な要求をする義母、彼女たちに待ち受ける自業自得な結末とは……!?

 

嫁の仕事を邪魔する同居義母「仕事の書類は燃やしたわ」夫「その書類は…」一大事に顔面蒼白!なぜなら

嫁を嫌う義母

 

私は30代の主婦です。娘と夫、そして義両親と二世帯住宅で暮らしています。私は、長年の夢だった在宅での仕事を始めました。夫も娘も協力してくれて、義父も「頑張りなさい」と背中を押してくれる。みんなに支えられて、私は新しい一歩を踏み出せた、そう思っていました。

 

ただひとりだけ、義母は私が働くことをよく思っていませんでした。

 

私の仕事部屋に踏み込んでくる義母

私が在宅で仕事を始めるようになると、義母は「掃除だから」などと言って、勝手に私の仕事部屋に入ってくるようになりました。

 

「自分で掃除しますから大丈夫です。それより突然入られると、打ち合わせ中のこともありますし……」と伝えると、義母は顔をしかめ、「私が入るのが嫌だって言うの?! 嫁が仕事なんかしてるからいけないのよ!」と、聞く耳を持ちません。

 

夫から注意してもらいましたが、義母は怒るばかり。私は「義母と価値観が違うだけ」と自分に言い聞かせ、なんとかやり過ごしていました。

 

 

大切な書類を燃やされた日

そんなある日の午後。私は義父から「これ、大事な書類だから、書類入れに保管しておいてくれるか?」と頼まれ、『重要』と書いたメモが貼られた書類を受け取りました。そのとき、インターホンが鳴ったため、その書類を机に置き、玄関へ向かいました。

 

そして戻ってきたとき、目に飛び込んできたのは――

 

「紙ゴミを燃やそうと思って、一緒に燃やすものを探してたのよ~ちょうど良い紙が見つかったわ」そう言って、なんと義母が、その大事な書類を燃やしていたのです。

 

捨てられないように義父が『重要』というメモを貼っていたのに、まさか燃やしてしまうなんて……!

 

「あっ! 何してるんですか!」と叫ぶ私。
その声を聞いた夫が駆けつけ、顔色を変えました。

 

「母さん、なんてことしてくれたんだ! それはお父さんの仕事の書類だぞ!」

 

義母は「え、うそ、お父さんの書類なの!? やだ……どうしよう!!!」とうろたえだし、事の重大さに気づいたようでした。義母は、私が机に書類を置くところだけを見ていて、私の仕事の書類だと思ったようでした。

 

 

義母の告白

私は静かに言いました。
「また私の仕事の邪魔をしようとしたんですよね? もうやめてください。私は家族と自分のために働きたいんです。お義母さんの価値観を否定するつもりはありません。でも、私の生き方を否定されるのも、もう耐えられません」

 

夫も、「母さん、もうこんなこと、やめてほしい」としっかり言葉にしてくれました。義父は、義母が私への嫌がらせで書類を燃やしたと知り厳しく叱りつけ、「次に嫌がらせをしたら、家を出て行ってもらうからな!」と強く言いました。

 

義母はうつむいたまましばらく黙っていましたが、やがてぽつりと呟きました。「昔、私も働きたかったけど、できなかったのよ。だから妬ましくて……ごめんなさいね」

 

義母の目にも、涙がにじんでいました。私への嫉妬が原因で、嫌がらせをしてしまっていたとのこと。私は義母の謝罪を受け入れることにしました。

 

 

新しい家族のかたち

それから、義母の嫌がらせはなくなり、仕事部屋に勝手に入られることもなくなりました。さらに、義母は週に数回、パートに出るようになり、いきいきとしています。私が忙しい時期には、家族みんなのぶんの食事も作ってくれるなど、やさしい義母に戻りました。

 

夫も以前より家事を手伝ってくれるようになり、家の中の空気が少しずつやわらかくなりました。娘の笑顔も増え、今は穏やかに過ごせています。

 

◇ ◇ ◇

 

廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)により、適法な焼却施設以外でのごみ焼却(いわゆる野焼き)は一部の例外を除き原則禁止とされています。法律違反という認識の甘さに加え、お嫁さんへの嫉妬心が重なった結果、あわや取り返しのつかない事態を招いてしまった義母。自分の満たされない思いを他者への攻撃で晴らしてはいけません。他者を妨害してしまう前に、自分の本心と向き合いたいものですね。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 

 

続いては、「この家の法律は私!」と言い放ち、家族から搾取する義母のエピソードです。孫の進学よりも自分の浪費を優先する身勝手な義母に、反旗を翻したのは……!?

 

 

「出ていけば?」私たちを義実家に住まわせ、月30万も家賃を取る義母→義父も連れて家を出てみたら…

家賃を取る義母

 

私と夫と中学3年生の娘の3人は、義母の実家(義実家)で義両親と同居しています。義母は地元では有名な裕福な家系の生まれで、義父は義母の家に婿入りして義母の両親と暮らしていました。

 

義母の両親が亡くなってから私たち家族が同居するようになり、義父が定年した今では、家の維持費や固定資産税、さらには生活費の大部分を私たちが負担しています。義父は定年後もアルバイトをしていて、自分のことはすべて自分でしてくれていますが、義母は『家賃』という名目で、私たちから毎月お金を徴収し、家事もすべて私に押し付け、遊んで暮らしていて……。

 

娘の進学に備えて貯金したいのですが、義母の浪費がひどく、私たちには貯金する余裕がありません。義母は「女の子の大学進学なんて不要、老い先短い私の自由を優先してちょうだい」と言ってきます。

 

私が娘の将来のことには口を出さないでほしいと伝えると、義母は「私がこの家の法律なんだから言うことを聞きなさい」と言われました。義父は娘にやさしく、娘の夢を応援してくれると言っているのですが、義母が本当に厄介で……。

 

ほんの少しでも私が意見すると義母はすぐに「文句があるなら娘を連れて出ていけ」と言います。同居を提案し、半ば強引に私たちを同居させたのは義母なのですが、ひどい話です。義父や夫は義母に従順ですが、私と娘はそうではないため気に入らないそうなのです。

 

「無理に従わなくてもいい、出ていってもらっても構わない」と、ことあるごとに涼しい顔して私と娘を追い出そうとしてくる義母。

 

 

家族から高額な家賃を取る義母

義母の浪費癖には、義父も夫も、ほとほと手を焼いています。私も働いているためお昼の用意ができないのですが、義母は午後からアルバイトに出かける義父に納豆ご飯やカップラーメンを出して、自分は友人とショッピングやランチに……。

 

義父がかわいそう……不憫でなりません。しかし、私がそう言うと義母は、義父は自分に対する感謝が足りないと怒り出し、「結婚してあげて、この家に住まわせてあげて、息子を産んで、孫にも出会わせてあげたのだから、あの人はもっと私に感謝すべきなのよ」と、ものすごい言いよう。

 

そんな義母のレジャー費は、私たちから取っている家賃から捻出されています。それでも足りない月は、「同居の親に小遣いも渡してないんだから当然でしょ」と言い、お小遣いをせびってきます。その家賃についても先日、急に2倍に値上げされ、30万円支払えと言われ……。

 

私はその理不尽な値上げに憤慨していろいろ言ってしまったので、私と義母の仲はいつにも増してギスギスに。しかし、一体そんな大金を毎月何に使うのでしょう。

 

家賃の値上げを告げてくる数日前、ご近所で新しい指輪を見せびらかす義母を娘が目撃していました。高い服を買ったり、高級レストランでランチをしたり。すべては自慢したいからなのです。娘は「承認欲求のかたまりだよね」と言って鼻で笑っていました。

 

 

義母抜きで家族会議をしたら…

このままでは、義母のせいで家計がひっ迫してしまいます。義母に不満がある人は、私だけではありません。私はついに動き出すことにしました。

 

翌日、私は覚悟を決め、義母ときちんと話をしようと、向き合うことにしたのです。やはり、月30万円の家賃には納得がいかないと伝えると……。

 

「私のことが気に入らないなら、離婚して出ていけば?」
「家賃を払わないなら住まわせないわ」

義母はいつものように強気に言い返してきましたが、私は、出ていくことを受け入れました。

 

「お義父さんも私たちと一緒に出ていくことになりますよ?」
義母が家賃の値上げや浪費癖を改める気がないのなら、出ていこうと決めていたのです。私以外の家族もです。

 

「は?」

長い間ずっと義母に対して不満を抱えていた義父は、私と娘が義母に歯向かうことで追い出されるのなら、自分も一緒に出ていくと言ってくれたのです。もちろん夫も一緒にこの家を出て行くと義母に伝えた私。義母は、今までに1度も自分に逆らったことがなく、従順だった義父が、そんなことを言うなんて信じられないと驚愕していました。

 

しかし、義母と一緒に暮らしたいと思っている人は誰もいないということは紛れもない事実。義母抜きでおこなった家族会議で、みんな同じ気持ちだとはっきりしたのです。信じられずとも、義母はもう受け入れるしかありません。

 

 

自立せざるを得なくなった義母の末路

義父が出ていくということは、離婚を意味します。
義母は「婿のくせに!」と、いまいましそうな顔で義父に吠えました。しかし、今までさんざん義父をないがしろにしてきたのです。これは当然の結果でしょう。

 

さっそく、義父は弁護士に離婚の相談を始めました。義父の本気度を知り、義母は真っ青。離婚なんかしたら家族がバラバラになると迫ってきましたが、何のことはありません。家族がバラバラになるのではなく、義母がひとりになるだけのこと。私たちは、家を出たら4人一緒に住む予定。

 

その後、義父母は離婚し、私たちも義母とは縁を切りました。今まで働いたことのない義母は、浪費をやめて自らの生活費を自分で稼がなければいけません。家や土地を売れば資産になるはずですが、それはしたくないようでパートを必死に探しているようです。

 

一方、私たちはストレスフリーで快適な生活を送っています。娘の将来のための貯金も作れるようになりました。義父も肩の荷が下り、心が軽くなったと言って毎日笑顔で過ごしています。これからも、家族4人で仲良く過ごしていきたいと思います。

 

◇ ◇ ◇

 

一方的な搾取や尊厳を傷つける言動は、どんなに従順に見える人の心をも離れさせてしまいます。長年の我慢が限界に達したとき、人は自分の人生を取り戻すために決然と立ち上がり、新たな道を選ぶものなのかもしれませんね。義父が立ち上がったことで、家族全員が救われることとなりよかったです。家族4人で幸せに暮らしてほしいですね。

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 

 

理不尽な義母に立ち向かい、家族の平穏を取り戻した、2つのエピソード。いかがでしたか?

 

お嫁さんへの嫉妬から嫌がらせをする義母、家族を金づるとしか思わない義母、どちらも身勝手極まりない義母でしたね。家族だからといって、何をしても許されるわけではありません。

 

今回の主人公たちは、自分と大切な家族の未来を守るため、「もう我慢しない」と勇気ある決断をしました。その強い意志こそが、義母の改心や、義父という協力者を得ての「理不尽からの脱却」につながったのではないでしょうか。どんなに近しい関係であっても、相手への敬意と感謝の気持ちを忘れずにいたいですね。

 

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