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「高すぎ!園に確認しな!」ママ友と給食費の話で冷や汗→気づいたのは私だけ!?気まずすぎる展開に…

わが子は療育園に通っていて、同じバス停を利用するママ友たちとは、日常のことや子どもの発達に関する悩みをよく話しています。そんな何気ない雑談の中で、ヒヤリとした瞬間が……。

給食費をめぐるママ友のやり取り

ある日、バス停で子どもの帰りを待ちながら、いつものようにママ友たちとおしゃべりをしていました。すると、Aくんママが「うちの子、給食をほとんど食べないのに、毎月7,000円も払ってて無駄だわ~」と話し始めました。
 

それを聞いたBちゃんママが驚いたように「えっ? 給食費って3,000円くらいじゃないの?」と返し、「7,000円なんて絶対間違ってるよ! 園に確認したほうがいいよ!」と続けたのです。
 

Aくんママは「そんなはずない」と納得がいかない様子でしたが、実はどちらも間違ってはいませんでした。

通っている療育園の給食費が所得によって異なる仕組みであることを知っていた私。一般的な家庭は1食140円、高所得家庭では340円と、世帯の所得に応じて金額が変わるのです。
 

たとえ仲のいいママ友同士でも、収入に関わる話題はとてもデリケート。2人がそのことに気づいていなかったため、私はあえて口を挟まず、静かに様子を見守っていました。

 

 

その後のフォロー

ちょうどそのとき、バスが到着して会話は中断。子どもを引き取り「また明日ね~」とBちゃんママに別れを告げました。
 

帰り道が同じAくんママは、まだ気になる様子で給食費の話を続けたので、私はそっと「給食費は家庭の所得によって違うみたいだよ」と伝えました。するとAくんママは、「しまった……!」と少し驚いた表情に。

 

翌日、AくんママはBちゃんママに「ごめんね。私、給食費を勘違いしてたみたい」と説明していました。Bちゃんママもすんなり受け入れ、所得による違いだとは気づいていない様子。

 

3人の会話の中で、Aくんの家庭は高所得で、Bちゃんの家庭が一般的な収入であることが明らかになってしまいそうになりヒヤヒヤしましたが、結果的には回避できたので、私はホッと胸をなでおろしたのでした。

 

 

ママ友との何気ない会話でも、ふとした一言からお金の話題に発展することがあります。気軽な雑談の中でも、思わぬかたちで家庭の収入を明かしてしまうこともあると気づき、私自身も気をつけようと思いました。

 

 

著者:宮田 さや/30代女性。2019年生まれ・発達ゆっくりさんな娘のママ。子育ての合間に勉強し、幼稚園教諭と保育士の資格を取得。子どもと関わる仕事に憧れつつも、現実はワンオペ育児に奮闘中。趣味は旅行で、近々、旅行先で惹かれた地域に移住予定。自分にも娘にも甘めで、毎日ゆるゆる、楽しく過ごしている。

イラスト:ふー

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年9月)

 

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