記事サムネイル画像

「え!?ありえない!」サイドメニューとお菓子を持ち寄るルールのランチ会。ママ友が持参したものに衝撃を受けたワケ

子どもの保育園時代に初めて参加したママ友との持ち寄りランチ会。緊張の中、精一杯準備して臨んだ私を待っていたのは、想像の斜め上をいくおやつタイムでした……。

 

はじめての持ち寄りランチにドキドキ

子どもが保育園に入園して間もないころ、知り合ったばかりのママ友たちと持ち寄りランチ会をすることになりました。お邪魔するのは1人のママ友の自宅。出前のピザをメインに、サイドメニューとお菓子を各自持ち寄るルールでした。

 

初めてのお呼ばれに緊張しながら、私は子どもも食べられそうなサツマイモとリンゴのサラダ、洋菓子屋さんのクッキーの詰め合わせ、子ども用ゼリーなどを用意して行きました。

 

ひとくちだけ!?

当日は和やかな雰囲気でランチが進み、私のサラダも好評でホッと一安心。やがておやつタイムになり、持ち寄ったお菓子を広げ始めたとき、あるママが「春限定のレアなおせんべいなの!」と言って大きな袋を取り出しました。ところが、それはどう見ても袋の口はすでに開封済み。そして、袋の中身は減っている状態です。みんなで1枚ずつ取ると、彼女はすぐに袋を閉じ、自分のバッグへ。

 

そして次に出てきたのは、東京でお土産に買ったというポップコーン。やはりみんなが一粒ずつつまんだら、袋はすぐカバンに戻っていったのです……。“開封済みのお菓子をひとくちだけ持ち寄る人“は初めて見たので衝撃でした。他のママたちも驚いていたようで、その場は一瞬変な空気になりましたが、場はすぐに元通りの和やかムードに戻っていきました。

 

 

彼女の行動に私は驚きましたが、ただ“おいしさを共有したい”という純粋な気持ちからくる行動だったのかもしれないと、あとで思いました。というのも、家が近いこともあり、その後も彼女とはお付き合いが続いたのですが、知れば知るほど気さくで飾らない良い人だと感じたからです。飾らない性格を知ったからこそ、ランチ会での行動に合点がいったのでした。

 


ランチ会に参加した人の中には、そのママに違和感を抱いたままで、距離ができてしまった人もいるようですが、私は変わらず仲良くできてよかったと心から思っています。価値観は人それぞれ。断片的な行動だけで人を判断しないことは大切だなと思ったのでした。

 

 

 

著者:木下うめ子/30代女性/2018年生まれの双子ママ。自閉症の双子のサポートに日々奮闘中。管理栄養士の資格を持っており、食べることが大好き。

イラスト:はたこ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年9月)

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
  • \ この記事にいいね!しよう /
    シェアする

    • コメントがありません

  • 気になる記事をまとめ読み

    人気連載

    新着連載

    連載完結

    もっと見る

    注目記事を探す

    人気記事ランキング

    アクセスランキング
    コメントランキング

    お得な無料キャンペーン

    ママトピの新着記事

  • PICKUP