デート代はすべて私持ちで…
私が学生だったころ、5歳年上の社会人である彼と交際していました。私としては結婚をするつもりでしたが、彼の「金銭感覚」に違和感を覚えることが多々あり、結果お別れすることに。決定打となったのは、彼と「私の卒業記念で旅行に行こう」という話になり、旅行へ行ったときでした。
旅行当日、彼から「今日は俺、財布に2000円しか入ってないから」と言われたのです。実は、これまでも彼は「お金がない」と言うことが多く、そのたびに彼とのデートや食事代はすべて私が出していました。今回の旅行でも「お金がないから、よろしく」という意味で「2000円しかない」と言ったのだと思います。事前に予約もしてしまっていましたし、結局、交通費からペンションの宿泊代、食事代とすべて私が払うことに……。
この時点でモヤッとしていましたが、極めつけは、ペンションの食事がとても豪華で、喜んだ様子の彼からの「この豪華さでこの値段なら安いよね!」という言葉……。「お前はお金を何も払ってないやろ!」と怒りが爆発しそうでした。
私の卒業旅行ということもありましたし、多めに出してほしいとまでは言わないものの、せめて割り勘にしてほしかったなと思ってしまいました。結果、彼とはお別れしましたが、本当に結婚しなくてよかったです。きっと結婚していたら金銭的に苦労していただろう……と思ってしまいます。
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自身の卒業旅行で楽しみにしていただけに「残念だった」と語る、体験談を寄せてくれた槙野りかさん。モヤモヤやイライラが募って、せっかくの旅行も心から楽しめなかったかもしれませんね。お金に関してはトラブルを生みやすいもの。彼も槙野さんに甘えることが「当然」のように思っていたところがあったかもしれませんし、槙野さんは離れるという決断をして正解だったのかもしれません。
著者:槙野りか
イラスト:Ru
続いてのお話は、彼との旅行でビジネスホテルに宿泊した私。チェックアウト後に自分の分を支払おうと彼にお金を渡したのですが……。
「あれ…おつりは?」彼にお金を渡したら…うやむやにされて

おつり…ネコババしてない!?
彼とお付き合いをはじめてすぐのころ、彼と旅行へ行くことになりました。その際、2人でビジネスホテルに宿泊。1人あたり5000円でおつりがくるほどの宿泊料金でした。チェックアウト時は彼がまとめて支払ってくれたため、私が5000円を出すと……彼から返ってきたのは「じゃあ、残りは明日の食事代に当てよう」という言葉。
2人での食事は割り勘でしたし、お互いの宿泊代のおつりを2人の食事代に当てるというのはまったく問題なく思っていました。しかし、結局次の日は、彼の先輩たちも食事に合流することとなり、食事代は彼の先輩が支払ってくれることに。
結果的に私も彼も、彼の先輩方にごちそうになってしまったのですが、彼から「私が出した宿泊料金のおつり」が返ってくることはなく、なんだかモヤモヤとしてしまいました。
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結局、宿泊代として渡したお金のおつりは返ってくることがなかったと言うチロルチョコさん。金銭感覚のズレは、今後の関係に大きく影響をもたらすもの。ちょっと気になることがあれば、お互い擦り合わせて問題をクリアにできることが一番ベストですよね。
著者:チロルチョコ
イラスト:アゲちゃん
今回は、「パートナーとのお金にまつわる価値観の違い」に関するエピソードを紹介しました。金銭感覚は、重要な価値観の1つだと思います。パートナーと話し合いをして、お互いに金銭感覚を擦り合わせておくことが大切かもしれません。相手にすべて合わせる必要はないと思いますが、妥協ラインを見つけて、譲り合うことでお互い過ごしやすくなるのではないでしょうか。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。
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