母から届いたメッセージの真意
第一子を出産した直後、達成感と安堵感のなかで、まずは実家の母に写真付きで「無事に生まれました」とLINEを送りました。一番にこの喜びを伝えたかった相手です。 するとすぐに母から「離婚します」とだけ返事が届きました。
産後の疲れとホルモンバランスの乱れもあってか、一瞬頭が真っ白に。「え? なんで今?」「お父さんと何かあったの?」「うちの実家が、このタイミングで?」と、喜びの絶頂から一気に不安の底に突き落とされた気分でした。
父と不仲だった様子もなかったのに、家に何かトラブルがあったのかと慌てて電話したところ、母は電話口で大笑い。「違う違う!『立派に育ちます』って打とうとしたのに、変換で最初に出てきたのよ」と弁解してくれました。 どうやら“りっぱに”と入力した後の予測変換が暴走したようです。
そのときは本気で心配しましたが、今では家族の鉄板ネタになっています。
母の誤変換には本当に大慌てさせられましたが、予測変換の怖さと面白さを同時に痛感した出来事です。
産後は特に、私自身も寝不足で頭が回らず、とんでもない誤変換を送りそうになることが何度もありました。だからこそ、LINEを送る前には必ず確認する習慣がつきました。あのときの心臓が縮むような焦りも、今となっては笑える家族の鉄板ネタ。そんな笑い話にできる余裕が、とても大切だと思うようになりました。
著者:金田華子/30代女性/パートの主婦で2児の母。猫を2匹飼っている。趣味は映画鑑賞。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)
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