セントローズクリニック(三重県津市)院長インタビュー

カテゴリー│インタビュー 2016/11/09 12:00

できるだけ患者さんの立場にたった思いやりのある診療を!

セントローズクリニック院長・紀平正道先生

「平成14年に、兄から引き継いで『セントローズクリニック』という名称に変更しました。その医療のコンセプトは昭和23年の初代院長のときから変わらず、“患者さんの立場に立つこと”、そして“先進的な医療なども取り入れて安全なお産を実施していくこと”です。そのうえで、セントローズクリニックでは、患者さん同士で友達を作っていただく仕かけとして、教室運営に力をいれており、患者さんにすすめています。体育会系の教室では、スイミング、エアロビクス、胎教などがあります。文化系の教室もさまざまなものを取り入れてます」

広く開放的なスタジオを完備!

教室などで活用している広く明るいスタジオ

「教室に参加したことにより、友だちができる。この友達同士の情報交換で、同じ時期に課題が出ても、お互い共有できるのがいいところです。落ち込んだり、マタニティブルーになったり、悪化して産後うつになったりしたときにも、友達ができることによって課題解決できることが多いんですよ。自分と同じ思いを持つ人が集まることが、大変重要なんです。人との付き合いを大事にしてもらいたいと思って、教室を企画・運営しています」

日差しが降り注ぐ専用室内プールを完備!

リゾート施設のような開放的な屋内プール

「スイミングスクールは、マタニティアクア、フリースイミング、ベビースイミングなど、多彩な教室を用意。スタジオの隣にある専用のプールとホールで実施しています。妊婦さんのためにプールの水温管理も徹底しているんですよ」

妊婦にやさしい水温管理をしているので安心

大人気のケーキバイキングは理事長ご自慢の自家製ケーキ!

「毎週金曜日の15時からは、恒例のケーキバイキングをローズルームで開催しています。とても人気のイベントで15時前から部屋の前に行列ができてしまうんですよ。また、個室から出られない方には、お部屋までお持ちしています。みなさん全員に楽しんでいただきたいんです」

15時になるとおいしそうなケーキがどんどん登場!

スタッフのユニフォームも白衣ではなく新しいものを!

アメリカでは90%の病院で採用されているチェロキー。

「2003年よりスタッフのユニフォームを、白衣から“チェロキー”というブランドのユニフォームに変更しました。スタッフも気に入っていて、柄違いを何枚も持っています。動きやすいので患者さんにサービスしやすいところも自慢なんです」

産院で「いい友達」をつくっていってもらいたい

セントローズクリニックは駅前にあるので通院もラクチン

「当院のコンセプトでもあり、患者さんにお伝えしたいことは、通院や入院期間中にできるだけいい友達をつくって、退院していってもらいたいことなんです。そうなれば、お母さんのメンタル不調や、さらには虐待もなくなるはずだと思っています。できるだけ楽しい妊娠生活を送っていただけるように、産院としてもできる限りのことをしていくつもりです。『妊娠生活も悪くないよね!いいよね!』と思っていただけるものを今後も提供しつづけていきたいと思います」

特別室を拝見。ゆったりと過ごせる広いスペース
落ち着いた雰囲気の和室の病室もあります
病室にはゆったり座れるソファーが2つも!
分娩室はバースサポートシステムを導入
分娩中は外の待合室のモニターでライブ映像が映し出されます

ベビーカレンダー編集部


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