小川クリニック(神奈川県横浜市)産院ごはん
小川クリニックのこだわりのお祝い膳
お祝い膳のメニュー
- 那須牛のステーキ
- 鶏肉とじゃがいものトマト和え
- 魚介と契約農家の野菜のマリネ
- じゃがいものスープ カレー風味
- ライス
- レモンタルト
メインのお肉はとてもやわらかく、つけあわせの野菜もていねいにカットされており、味も素材一つひとつが驚くほどおいしく調理されていました。マリネも魚介がたっぷり!デザートは繊細な飴細工で飾られた、さっぱりしたレモンタルト。一つひとつ材料から吟味し、調理方法や味付け、盛り付けに至るまで、すべてに完璧を求めている心意気が伝わってきました。撮影後は、お祝い膳の試食もさせていただきました。
小川クリニックには、専属のシェフが3人も!
小川クリニックの産院ごはんは、フレンチ・和食・洋食と、専属のプロのシェフ3人が腕をふるっています。
それぞれの分野の専門のシェフだからこそ、素材の味の引き出し方をじゅうぶんに理解し、料理に生かすことができます。
フレンチ専門のシェフであり、総責任者の冨田秀行さんにお話を伺いました。冨田シェフご自身は、フランス留学を経て、東京で有名なホテルのメインシェフを務めていたほどの腕前の持ち主です。
冨田シェフ
「今までの経験を生かし、すでに数千ものレシピがあります。季節に合った食材を生かしたメニューづくりをしています。
食材は『安全でおいしいもの』にこだわっています。お野菜は、地元・戸塚区の野菜農家さんと契約し、新鮮で旬なものをお出ししています。また、ごはんも『最高級こしひかり米』を生産している農家さんと直接契約をしており、精米したてのお米を直送してもらっています。
料理には、バターや油はあまり使わず、オリーブオイルを使用しています。患者さんには安心してたくさん召し上がっていただけるようにしています。素材の味を引き出す切り方・盛り付けにすることも、料理のおいしさが引き立つポイントです」
小川クリニックでしか食べられない「オリジナルデザート」
患者さんの日々の楽しみになっている「3時のおやつ」は、小川クリニックのオリジナルデザートがふるまわれます。毎日違うデザートが出されており、見た目も、味も、患者さんを楽しませる工夫がされています。「デザート」を担当している管理栄養士の高橋美沙希さんにもお話を伺いました。
高橋さん
「毎日違うオリジナルのものを提供するため、おやつのレシピも数えきれないほどの量があります。
おやつづくりのなかで気を付けているのが、ふだん私たちが食べている食材を使うようにすることです。身近な食材を使用することで、お母さんたちがおうちに帰ってからマネしやすいようにという願いを込めて、工夫を凝らしています」
シフォンケーキに使用されている具材はなんと「ごぼう」。春を演出するために、ホイップクリームはビーツでかわいらしくピンクに色づけされ、シフォンケーキの横には、お花の形にカットされたビーツが飾られています。
お食事イベントがたくさんある小川クリニック
「当院では、ほかにも食事に関するイベントを多数行っています」と話される冨田シェフ。
冨田シェフ
「出産した方限定で、月に一度、季節にあった食材を使用したお料理を出す『グランドパーティ』を行っています。グランドパーティのお料理は特別で、フルコースのお料理を食べることができるんですよ。
出産したお母さんたちの励みになるようなイベントになっているので、ぜひ楽しんでほしいと思います。
フルコースを食べたお母さんたちからは『出産直後で疲れていましたが、お部屋がレストランのような内装でびっくりしました。出てくるお食事もとてもおいしく、出産したママたちと交流ができて、とても楽しい日となりました』と好評をいただいております。
ほかにも週2回、『朝食ブッフェ』も行っており、ホテルの朝食バイキングのようなお料理をお出しして、出産前後の疲れを忘れられるようなひとときを過ごしていただいております」
家族に「おいしい食事」を!
高橋さん
「家族の健康と笑顔を支える『食育の大切さ』をお伝えできるように、入院中はおいしくきれいな食事を食べて、栄養について、食育についても学んでいただきたいと思っています」
冨田シェフ
「日々、お母さんたちへおいしい食事を提供できるように、愛情を込めて食事をつくっています。小川クリニックの食事を通じて、食事の大切さをお母さんがご家族に伝え、ご家族もお母さんの愛情を感じることができると思います」
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