新生児・赤ちゃんの抱き方はどうすればいい?抱っこの種類、コツ、注意点について

赤ちゃん抱き方イメージ

赤ちゃんの抱っこには横向き、縦抱き、脇抱きなど色々な抱き方があります。今回は、抱っこの効果、赤ちゃんの抱き方の種類やコツ、注意点などをご紹介します。

 

 

抱っこの効果

抱っこは、ママ・パパと赤ちゃんのスキンシップの方法の一つです。赤ちゃんは、抱っこをされることで愛情を感じ取り、ママやパパの心臓の音を聞くことで安心することができると言われています。

抱っこばかりしていると抱き癖がつくといわれることもありますが、最近は抱っこを我慢させるよりも抱っこをして安心させてあげた方がよいとされています。

 

 

抱っこにはどんな種類がある?

普段する抱っこと授乳中の抱っこでも抱き方に違いがあります。ここでは抱き方と抱き方の種類について解説します。

 

■普段の抱っこ
・首がすわるまでの抱き方
手のひらや腕で赤ちゃんの首と頭を支え、横向きに抱っこします。もう一方の手は赤ちゃんの両足の間から入れてお尻を支えてください。このとき、股関節脱臼を予防するために、赤ちゃんの足がまっすぐに伸びないよう「がに股」になっていることが大切です。

 

・首がすわってからの抱き方
前向きの抱っこの場合は、左右どちらかの手でで赤ちゃんのお尻を支え、もう一方の手で首と頭を支えましょう。首がすわっているので、片方の手でお尻を支え、もう一方の手で赤ちゃんの背中や首と頭を支えて赤ちゃんを胸に密着させる「縦抱き」もできるようになります。

 

■授乳中の抱っこ
・横抱き(普通抱き、ゆりかご抱き)
赤ちゃんをママの胸の高さで抱っこし、赤ちゃんとママのお腹を向かい合わせて密着させます。赤ちゃんの頭はママの肘や前腕のあたりに置き、その手で赤ちゃんのおしりか太ももを支えます。

 

・交差横抱き(交差ゆりかご抱き)
飲ませる側のおっぱいと反対側の手のひらと腕で赤ちゃんの肩と背中を支え、指は赤ちゃんの耳の後ろに添えます。

次に飲ませるおっぱい側の手でおっぱいを支えます。うまく吸いついたら、おっぱいを支える手を外し、赤ちゃんを抱っこして横抱きにさせることができます。

 

・脇抱き(クラッチ抱き、フットボール抱き)

赤ちゃんの体をママの脇で支え、赤ちゃんの足がママの背中に来るようにします。

ママの手のひらと腕で赤ちゃんの肩と背中を支え、指は赤ちゃんの耳の後ろに添えて頭を支えます。

 

・縦抱き(またがり座り抱き)

赤ちゃんをママの太ももにまたがって座らせ、赤ちゃんの口が乳首の高さにくるようにします。

 

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抱き方の注意点

赤ちゃんを抱っこする際には、赤ちゃんの身体に負担がかからないよう注意が必要です。新生児と首が座ってからとで注意点が異なります。

 

・首がすわるまで(新生児~生後3カ月頃)
新生児は首がすわっていないため、首をしっかりと支えてあげましょう。

あやそうと激しく揺さぶってしまうことがあるかもしれませんが、激しい揺さぶりは乳幼児揺さぶられ症候群となることもあり、不機嫌、惰眠、嘔吐、けいれん、意識障害、呼吸困難、昏睡などが起こり、場合によっては死亡するケースもあるので注意が必要です。

もし、抱っこをしていても泣き止まない場合は、一度抱っこをやめて、歌を歌ってあげたり音楽をきかせてあげたり、お気に入りのおもちゃを与えるなど、いろいろな方法を試してみてください。

 

・首がすわってから
首がすわることで、ある程度安定した楽な抱っこができるようになりますが、赤ちゃんも成長して動くようになります。予想外の動きをして、急に動くことがあるので、腕や手でしっかり支えるようにしましょう。

 

 

抱っこのコツ

抱っこをしていると肩が凝ってしまうという方もいると思います。コツをつかめば、身体への負担を軽減できますので、そのコツを紹介します。

 

・腰への負担を抑えるために、体を赤ちゃんと寄せてから抱きあげる
・手首や肘の関節の負担を減らすために、肘から先だけではなく、腕全体を使って抱っこをする
・縦抱きの場合、安定させるために赤ちゃんの身体をママの胸に密着させる

 

 

オススメの抱っこ紐

長時間、抱っこしていると体に負担がかかるので、抱っこ紐やスリングを使うことをオススメします。

 

・エルゴベビー(Ergobaby) 抱っこひも

出典:Amazon
 

首が完全にすわって体重5.5kg以上の生後4カ月以降の赤ちゃんに使用できます。パッド入り肩ストラップにより、肩にかかる荷重を分散できます。どの抱き方でも赤ちゃんを自然に座らせられるようになっています。
付属のクッションを使用すると、首が座っていない新生児でも使用することもできます。

 

 

・ベビージョルン ベビーキャリア

出典:Amazon
 

赤ちゃんの頭を包み込むように支えるヘッドサポート機能があるため、新生児から使えます。ベルトは背中に十字に交差しており、荷重を分散してくれます。

 

 

・日本エイテックス サンクマニエルプレール 新生児から使える5WAY抱っこひも

出典:Amazon
 

寝かせ抱きとしっかり抱き、対面抱き、前向き抱きに加え、おんぶにも使える5WAY抱っこ紐です。日本人の体型に合わせて作られているため、しっかりフィットします。

 

 

・Kangaroobaby ポータブルベビースリング

出典:Amazon
 

新生児は横向きに抱っこ、生後4カ月からは、腰で支えるように横抱き、向かい合って抱っこ、赤ちゃんを前に向けて抱っこといった使い方ができます。コンパクトになるので持ち運びも便利ですね。

 

 

・Angel Baby ママとパパの負担を軽減させる抱っこひも

出典:Amazon
 

赤ちゃんの体重を背中全体で支えられるため、負担を分散できます。抱っこ紐を外すときに寝ている赤ちゃんを起こさないよう、開閉できるファスナーがついています。吸水性に優れた綿100%なので、汗ムレが起こりにくくなっています。

 

 

色々な抱っこ紐がありますが、できるだけ身体への負担が少ないもの、自分の体や用途にあったものを選びましょう。

 

 

まとめ

赤ちゃんの抱っこの方法は様々ですが、いずれの方法も赤ちゃんをしっかりと支えてあげることが大切です。また、抱っこをしても赤ちゃんが泣き止まなかったり、寝ないからといって激しく揺さぶることはせず、歌を歌うなどいろいろな方法であやすようにしましょう。

長時間、抱っこするのはママやパパに体に負担を与える可能性があるので、抱っこ紐を上手く活用することをオススメします。

 


監修者:看護師・保健師・予防医学指導士 和田路子

国立大学医学部看護学科卒業後、公立病院周産期センターにて勤務。ハイリスク事例、NICUにて多くの実務経験を経る。現在、不妊治療などの記事執筆・監修に携わる。
 

 

 

 

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2018/04/24


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