子どもの枕選び
Q:アンケートによると「子どもにはまくらを使用していない」という回答が48.6%ありました。子どもには枕は必要ないでしょうか? また枕を使用したほうが良い年齢はいくつからですか。
A:子どもの枕は、大人と同じように、首から頭を支える骨である頚椎(けいつい)を適切な角度で支えられるのものでなければなりません。 大人用枕を使用するのではなく、年齢にあった子ども用枕の使用をおすすめします。
Q:ふとんのお手入れ方法はどのようにすればいいでしょうか?
A:お洗濯について
お洗濯が可能な商品には、洗濯方法を示す取り扱い絵表示が付いています。汚れたら、絵表示を確認して、適宜洗濯してください。絵表示の付いていない商品は基本的には洗えませんが、どうしても洗いたい場合は専門業者にご相談ください。なお、ベビー用ふとんやカバー等のお洗濯の際は、ベビー用洗剤などの蛍光増白剤、漂白剤等の入っていない洗剤で洗ってください。また、敷きふとんについては、カビの発生に気をつけてください。とくに汗をかきやすい赤ちゃんや、おねしょの多いお子様の場合、湿気が敷きふとんにこもり、体温による保温効果でカビが発生しやすくなります。日頃からおふとんの乾燥に努めていただくのが何よりですが、カビが生えてしまった場合、カビは熱乾燥に弱いと言われているので、専門業者での丸洗いをおすすめします。ご家庭で洗っていただける商品に関しましては、乾燥が不十分だとかえってカビが繁殖しやすくなるので、充分に乾燥させてください。
ふとんの干し方について
干す頻度や必要時間は、中わたの素材によって変わります(※1参照)。なお、ふとんを外で干すときは、ふとん側地の傷みや汚れを防ぐため、必ずカバーを掛けて干してください。また、ふとんを強くたたくと、中わたの繊維がちぎれてふとんが傷む原因となるので生地表面のホコリを軽くはらう程度にしましょう。
|
ほこり・ダニの除去について
ほこりを取るだけなら、市販の洋服ブラシを使ったブラッシングで充分です。中わたのほこりやダニが気になる時は、掃除機にふとん用ノズルを付けて吸い取ってください。衛生的である上、ふとん側地がノズルに絡まないのでふとんが傷みにくく、簡単にお掃除ができます。掃除機をかけるのは、ふとんを干した後が効果的です。