【助産師監修】新生児の布団・掛けぶとん選び

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助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

【助産師監修】新生児の布団・掛けぶとん選び

 

安眠はふとんから。赤ちゃん・子どものためのふとん選び

生まれたばかりの赤ちゃんの睡眠時間は1日約20時間。また、乳・幼児期の子どもの睡眠時間も10時間以上と言われています。1日のほとんどをふとんやベッドの上で過ごす赤ちゃんや子どもにとって、ふとん選びは重要なポイント。今回は赤ちゃん・子どものための正しいふとん選びのポイントをまとめてみました。

 

 

新生児用のふとんを選ぶときの注意点を教えてください

 

掛けふとん・肌掛けふとん

掛けふとん・肌掛けふとんは、赤ちゃんの負担を少なくするため、中綿に軽くて保温性のある羽毛やポリエステルを使用したものをおすすめします。また、ウォッシャブルタイプならご家庭で洗えて、いつも清潔にお使うことができます。

 

 カバー類

カバー類は、赤ちゃんの肌に直接触れるものですから、肌ざわりがよく、吸湿性に優れ、こまめに洗濯できる綿素材のものがおすすめです。

 

敷きふとん

敷きふとんは体が安定しやすいマット状の固綿敷きふとんがおすすめ。寝汗やおしっこ、よだれを吸収しやすく、すみやかに発散してくれる素材のものを選びましょう。また敷きふとんにキルトパッドや防水シーツを併用すると、保温性や吸湿性、防水性があるうえ、敷きふとんの汚れ防止になるのでおすすめです。

 

 毛布

毛布は、オールシーズン使えて肌ざわりもよく、保温性があり気軽に洗濯できる綿毛布と、天然素材のなかでも保温性・吸湿発散性に優れたウール毛布があます。また、夏には、吸湿性に優れた綿素材のタオルケットがおすすめです。

 


【助産師監修】新生児の布団・掛けぶとん選び

 

Q:ふとんは何枚掛ければいいのでしょうか
A:季節に応じて、下記を参考に組み合わせてください。

 

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アンケートによると「子どもは家族(ママやパパ)と同じふとんで寝ている」という回答が47%ありました。家族(大人)と同じふとんで子どもを寝かせる場合、どういったふとんに選びをする必要があるでしょうか?

 

赤ちゃんや小さなお子さんと一緒に寝る場合、掛けふとんは、羽毛ふとんや合繊ふとんなど軽いものを選びましょう。特に赤ちゃんの場合、重いふとんは寝返りの邪魔になる上、窒息する可能性もあります。


敷きふとんは、沈み込みが激しいものは避け、固めのものを選びましょう。また、たるんだシーツに手足が絡まるとお子さんが怪我をする恐れがあるので、シーツはきっちりと掛けてください。カバー類はこまめに洗濯し、清潔に保ちましょう。


なお、赤ちゃんの間は大人と一緒のふとんに寝かせるよりも、ウォッシャブルなど手入れがしやすく、清潔に保ちやすいベビー用ふとんに寝かせることをおすすめします。
 

 

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