5歳の子どもの叱り方について教えてください。
5歳の息子のことで質問します。今年の6月に妹が生まれたためか、いけないことをしたときに注意すると反抗的になり、余計に繰り返したりして、基本的な生活習慣を促してもなかなか言うことを聞きません。何回注意しても言うことを聞かないとき、「お母さんの言うこと聞いてくれないならどっか行っちゃおうかなあ」と悲しそうに言うと大泣きし、「ちゃんと言うことを聞くからどっか行かないで~」などと聞き分けがよくなるため、ついついこうした言葉を使ってしまいます。そのときの息子の泣く様子が尋常でないため、やはりこういう言葉を使うはよくないのかなあと反省するのですが、なかなか言うことを聞かないので最終手段として使ってします。やはりこういう言葉は使わないほうがいいのでしょうか? 何かよい誘導の仕方があったら教えてください。
下の子が生まれると、上のお子さんはきょうだいができてうれしい反面、ライバル出現に猛烈な嫉妬心を抱きます。そして、お母さんを悩ませる行動に出ることがよくあります。お話の様子から、お兄ちゃんは5年間はひとりっ子だったようですね。愛情も注目もすべて自分ひとりに注がれていたのに、今はその大部分が妹に流れていると感じているのではないでしょうか。大好きなお母さんに見つめてもらいたい一心でいたずらをしたり、反抗的な態度をとったりしているのだと思います。それなのに大好きなお母さんから、「どこかに行っちゃおうかな」などと言われれば、不安で不安でたまらなくなるでしょう。最近お兄ちゃんをほめてあげていますか? 「大好き」といって、おひざに乗せたり抱きしめてあげていますか? 「お兄ちゃんになったのだから」と我慢させたり、お母さんのお兄ちゃんに対する要求レベルが高くなっていませんか? 下の子が生まれると、上のお子さんはレベルダウンして甘えてきます。しばらくそのまま甘えさせてあげてください。例えば、赤ちゃんを抱っこするときには片方のひざにお兄ちゃんを乗せる、1日に1時間ほどでもいいので赤ちゃんをお父さんにみてもらい、お兄ちゃんとお母さんと2人でお散歩に出かけるなど、愛情を示してあげましょう。「お母さんにとっては、赤ちゃんもお兄ちゃんもとても大切」ということが肌で理解できれば、反抗はおさまってくるはずです。