物に当たる行為は子どもに影響しますか?
現在、2歳3カ月の娘がいて、2人目を妊娠中です。娘は最近、何を言っても「嫌だ」を繰り返します。そういう年齢だということはわかっているつもりですし、できるだけわかりやすく理由を説明したり、「楽しそう」と思わせるように努力しています。それがうまくいくこともありますが、私の気持ちに余裕がないときは口調もきつくなってしまい、娘もそれを敏感に察知してよけいに「嫌だ」を繰り返します。それがしばらく続くと、私も堪忍袋の緒が切れて、怒ってしまいます。そのようなときには娘には手をあげたくないので、何かに当たらないとイライラが治まらず、怒鳴りながらドアを乱暴に閉めたり、おもちゃを床に投げつけたりしてしまいます。「私の大事な物を投げないで!」と泣きながら言われるため、心底自分が嫌になります。その後は台所やトイレに逃げ込み、数分頭を冷やしたあとに、「ママが疲れてイライラしてたから、ひどいことをしてごめんね」と謝って、たくさん抱っこしてあげるようにしています。毎回自己嫌悪に陥るのに、ストレスがたまると同じことをしてしまいます。このままいくと娘もまねをして、物に当たるような子になってしまうのではと心配になってきました。娘がおもちゃを乱暴に扱ったときは、「おもちゃさんが痛がってるよ」「もっとやさしくしてあげるとうれしいと思うよ」と言い聞かせ、今のところ娘も物を大事にしているように見えます。しかし、私の行動の矛盾(「物を大事にしろ」という一方で、物に当たっている)に気がつく日が来るのではないかと心配になっています。やはりこういうことは、何としてもやめたほうがいいのでしょうか? その場合、イライラしたときの感情の治め方がわかりません。
お子さんが言うことを聞かないために生活習慣が乱れてしまうことが、イライラの原因になっているようですね。妊娠中で、体調が不安定なことも関係しているのではないでしょうか? 体調が安定すれば、少し気持ちも落ち着いてくると思います。気持ちに余裕があるときには、たとえばお風呂に入るのを拒否されても、「じゃあ、お風呂でおもちゃを使って遊ぼうか?」などと提案できるでしょう。しかし、余裕がないと「もういい!」とイライラして、散らかったおもちゃを投げたり、ドアをガチャンと閉めたりしてしまうのでしょうね。気持ちはとてもよくわかりますが、やはり感情的になり過ぎないほうがいいですね。週末にはパパに面倒を見てもらって、ゆっくり休みましょう。昼間はお子さんを公園などに連れて行き、外遊びで発散させることが大事です。3歳過ぎると大分落ち着いてきますし、言葉で自分の気持ちを表現できますので、今よりも扱いがラクになるはずですよ。