「お宅の子がすべて悪い」と言われたら?
小学生の息子は、同じクラスの体格の大きい子とよくトラブルを起こします。息子はクラスで背が一番小さいのですが、口が達者で負けず嫌いなので、何かあると黙っていません。息子にも悪いところがあると思いますし、子ども同士のことでもあるので、学校で起きたことは、先生の判断にお任せするようにしていました。
しかし、その子のお母さんや家族が、何かある度に「お宅の子がすべて悪い」と文句を言ってきます。息子に何があったのか、その度に聞いて話し合いをしますが、聞くとお互いさまに思えることばかりなのです。
それでも相手のご家族は、「自分の子は悪くない! いじめられている」の一点張りです。何かある度に謝ってきましたが、私だって自分の子の味方をしたいですし、本心ではその子と仲良くしてほしくない、と思ってしまいます。
これからそのお母さんと学校の行事などで会うと思うと、学校にも行きたくない気持ちです。どう付き合っていけばよいのか、アドバイスをお願いします。
最近このように、自分の子どもだけを擁護する保護者が、少しずつ増えているように感じています。何かにつけ「周りが悪い」と主張する人は、自分の生き方などに自信がないため、人を批判することで優位に立とうとする側面があります。
こうした保護者の下で育っていると、その子どもも同じような行動をとってしまうのかもしれません。できれば、あなたのお子さんは、そのお子さんに自分から近づきすぎないようにする方が無難でしょう。近づくと、トラブルが起こりやすいからです。ただし無視はせず、挨拶などはするように話してくださいね。
お母さん同士も、あえて近づかなくてもよいでしょう。あまりトラブルが多い場合には、担任の先生に時間を取ってもらい、相談してくださいね。