赤ちゃんの肌に直接ふれる紙おむつは、赤ちゃん用品の中で特に商品選定に気を遣うアイテムの一つです。
サイズはもちろん、質感やうんちの漏れ、おむつかぶれなど、気になることがたくさんあります。
今回は、赤ちゃん用紙おむつのおすすめ商品を、新生児用、テープタイプ、パンツタイプの3つに分けてご紹介します。
出産準備中の方はもちろん、紙おむつ選びにお悩みの方、気になる紙おむつがある方は、ぜひ参考にしてください。
失敗しない紙おむつの選び方・注意点
まずは、紙おむつ選びのポイントを4つ、ご紹介していきます。
肌ざわりで選ぶ
赤ちゃんの肌は、とてもデリケート。
質感がざらざらしている紙おむつ、ごわついている紙おむつは、赤ちゃんの肌を刺激して肌トラブルを起こしてしまうことがあります。
紙おむつを選ぶ時は、肌ざわりの良いものを選ぶと良いでしょう。
サイズで選ぶ
サイズの合わない紙おむつは、かぶれなどの肌トラブルやうんち漏れの原因に。
紙おむつのパッケージに記載されている体重を目安にしつつ、実際におむつをしている赤ちゃんの様子もチェックしてみましょう。
おむつを外した時に足回りが赤くなっていたら、サイズアップの目安です。おむつ替えのタイミングに、チェックしてみてください。
お試し用を使ってみるのもおすすめ
紙おむつの合う・合わないは、実際に使う赤ちゃんによってさまざまです。
紙おむつの中には少量のお試し用が販売されている商品もありますので、新しいタイプの紙おむつを購入する際はぜひ試してみてください。
合わなかった場合でも、お試し用なら大量に余ってしまう心配がないので安心です。
赤ちゃんの成長に合わせてテープ式からパンツ式へ
紙おむつには、テープ式とパンツ式があります。
生まれたばかりの赤ちゃんには、テープ式がおすすめ。寝かせたまま下に新しいおむつを広げて、サッと取り換えられるので便利です。
ただし、月齢が進み赤ちゃんの動きが激しくなってくると、テープ式はズレやすくなります。おむつのズレは漏れの原因になりますので、パンツ式に切り替えてみてもよいでしょう。
パンツ式の紙おむつは、ウエスト部分がゴムのキャザーになっているので、フィット感があり、漏れたり、ずれにくいのも魅力です。また、よく動くようになる月齢ではおむつ替えがしやすくなることも。
商品によってフィット感や質感はさまざまですので、何種類か試してみることをおすすめします。
【新生児用】紙おむつおすすめ2選
まずは、「新生児用紙おむつ」を2商品ご紹介します。
ユニ・チャーム ナチュラル ムーニー
目安体重 | お誕生~5,000gまで |
ラインナップ | 【テープ】 新生児用2タイプ(~3,000g、~5,000g)、S、M、L |
3種の無添加植物オイル配合、3本のお知らせライン、オーガニックコットン配合表面シート、無添加弱酸性シート、ゆるうんち吸収ゾーンと、かぶれやすい赤ちゃんのお肌に優しい5つの設計が施された紙おむつです。
新生児用は、~3,000gまでと~5,000gまでの2タイプ。
一般的な新生児用紙おむつに多い~5,000gまでの紙おむつで隙間ができてしまう赤ちゃんでも、~3,000gまでのサイズなら安心して使えますね。
P&G パンパース はじめての肌へのいちばん
目安体重 | お誕生~5,000gまで |
ラインナップ | 【テープ】 新生児用2タイプ(~3,000g、~5,000g)、S、M、L |
シルクのように快適で、パンパース史上最高の柔らかさを実現した肌に優しい紙おむつです。
赤ちゃんの肌に触れる部分にはローションが配合されており、より肌に優しい快適さを実現。360度フレッシュエア通気仕様となっているため、通気性が良く蒸れにくいのもポイントです。
パンパース独自の穴あきメッシュで、新生児のゆるゆるうんちもしっかり吸収します。
【テープ式】紙おむつおすすめ3選
続いて、おすすめの「テープ式紙おむつ」を3商品ご紹介します。
ユニ・チャーム ムーニー エアフィット
目安体重 | Sサイズ 4~8kg Mサイズ 6~11kg Lサイズ 9~14kg |
ラインナップ | 【テープ】 新生児用2タイプ(~3,000g、~5,000g)、S、M、L |
肌に優しいエアシルキー素材を採用し、赤ちゃんの骨格に合わせた丸い形状ですっぽりお尻を包み込んでくれる紙おむつです。
背中のギャザーがしっかり伸びるため、低月齢の赤ちゃんにありがちな背中漏れもしっかりガード。太もも回りのギャザーもストレッチ素材なので、きつくないのにしっかりフィットして漏れを防ぎます。
素材はもちろん、漏れ対策がしっかりしていることから、背中漏れ、足回りの漏れにお悩みの方におすすめです。
花王 メリーズ 素肌さらさらエアスルー
目安体重 | 新生児 ~5,000gまで Sサイズ 4~8kg Mサイズ 6~11kg |
ラインナップ | 【テープ】 新生児用、S、M |
つけたてのサラサラ感が続く、3層エアスルー設計を施された紙おむつです。
かぶれの一因となる蒸れに着目して、十分な通気性を実現。さらに赤ちゃんのお肌に触れる部分を柔らかい凹凸にしているため、ゆるゆるうんちもしっかり吸収して肌へのはりつきを防ぎます。
足回りのギャザーは柔らかい立体となっており、肌を守りながらしっかりと太もも回りからの漏れをガード。漏らしたくないけれど、肌への負担を最小限にしたい方におすすめです。
P&G パンパース さらさらケア
目安体重 | 新生児 ~5,000gまで Sサイズ 4~8kg Mサイズ 6~11kg Lサイズ 9~14kg |
ラインナップ | 【テープ】 新生児用、S、M、L |
パンパース独自の技術で吸収スピードを最大2倍にすることで、最長12時間、肌をサラサラに保ってくれる紙おむつです。
さらに、旧製品と比べて約12%薄くすることに成功し、紙おむつ特有のごわつきを軽減。「2倍のびるのびのびストレッチ」採用で、フィット感を高めて隙間漏れを防ぎます。
夜間蒸れや漏れにお悩みの方におすすめです。
【パンツ式】紙おむつおすすめ5選
最後に、おすすめの「パンツ式紙おむつ」を5商品ご紹介します。
メリーズパンツ 素肌さらさらエアスルー
目安体重 | Sサイズ 4~8kg Mサイズ 6~11kg Lサイズ 9~14kg ビッグサイズ 12~22kg ビッグより大きいサイズ 15~28kg |
ラインナップ | 【パンツ】 S、M、L、ビッグ、ビッグより大きい |
みるみる吸収シートと便ポケット採用で、漏れやすいゆるゆるうんちをしっかりとキャッチ&ガード。
ウエストシャーリングで背中漏れも防ぎ、吸収シートに天然ビタミンEを配合することでデリケートな赤ちゃんのお肌をやさしく労わります。
消臭ポリマーも配合し、気になる使用後のおむつのニオイを軽減してくれる点も人気の理由です。
ユニ・チャーム ムーニーマン エアフィット
目安体重 | Sサイズ 4~8kg Mサイズ(おすわり・はいはい) 5~10kg Mサイズ(たっち) 6~12kg Lサイズ(男の子/女の子) 9~14kg ビッグサイズ(男の子/女の子) 12~22kg ビッグより大きいサイズ(男の子/女の子) 13~28kg スーパーBig(男の子/女の子) 18~35kg |
ラインナップ | 【パンツ】 S、M(おすわり・はいはい/たっち)、L、ビッグ、ビッグより大きい、スーパーBig |
赤ちゃんの成長や性別に合わせて最適な仕様になるよう、ラインナップを豊富に取り揃えているパンツタイプの紙おむつです。
赤ちゃん特有のぽっこりおなかの形に合わせて、ウエスト周りをすっぽりキープ。ハイウエストなので、すき間漏れも防ぎます。
幅広な太もも回りのギャザーは、しっかりとフィット。赤ちゃんが動き回っても、漏れを防いでくれます。
P&G パンパース さらさらケア パンツ
目安体重 | Sサイズ 4~8kg Mサイズ 6~11kg Lサイズ 9~14kg XLサイズ 12~22kg XXLサイズ 15~28kg |
ラインナップ | 【パンツ】 S、M、L、XL、XXL |
旧製品と比べて約12%薄くなり、おむつ特有のごわつきを軽減したパンツタイプの紙おむつです。
薄いですが、吸収率は抜群。パンパース独自の「3つのマジック吸収体」で分散吸収するため、おしっこをした後も最長12時間お肌のサラサラをキープします。
全面通気を採用しているため通気性も良く、蒸れをしっかり防ぎます。
大王製紙 グ〜ングーン パンツ まっさらさら通気
目安体重 | Mサイズ 6~12kg Lサイズ 9~14kg ビッグサイズ 12~20kg ビッグより大きいサイズ 13~25kg |
ラインナップ | 【パンツ】 M、L、ビッグ、ビッグより大きい |
おしっこを素早く吸収し表面に残しにくくすることで、肌をサラサラに保つパンツタイプの紙おむつです。
お腹周りは、ふんわり素材で優しくしっかりとフィット。力を入れずにぐんと伸びるので、動き回るお子さんにも簡単に履かせることができます。
全面通気性シートが蒸れ、消臭機能が気になる使用後のおむつのニオイを軽減してくれます。
ユニ・チャーム マミーポコパンツ
目安体重 | Mサイズ 6~12kg Lサイズ 9~14kg ビッグサイズ 12~20kg ビッグより大きいサイズ 13~25kg |
ラインナップ | 【パンツ】 M、L、ビッグ、ビッグより大きい |
最大12時間分のおしっこを吸収する吸収性と漏れにくさを両立させた、パンツタイプの紙おむつです。
おむつとパッケージのデザインは、お子さんに人気のドラえもんを採用。楽しくおむつ替えができます。
価格面においても、他のパンツタイプの紙おむつと比べてお手頃。コスパの良い紙おむつを探している方にもおすすめです。
紙おむつはストック量に注意!
月齢が低い時期は、紙おむつの消費量がすごく多いですね。
特に、新生児は1日に何度もおむつを替えるため、1パック使いきるのもあっという間。その都度、買いに出かけるのは大変です。
だからこそ、紙おむつのストックは大切なのですが、ストックのし過ぎには要注意。月齢の低い赤ちゃんの成長スピードはすさまじく、あっという間に紙おむつのサイズアップ時期を迎えます。
新生児サイズを卒業するとSサイズ、Mサイズと移行していきますが、成長過程で赤ちゃんの動きが活発になると、テープタイプでは「ズレ」や「おむつ替えがしづらい」といった、パンツタイプへの変更を検討するタイミングも訪れます。
こういった場面はある日突然やってくるため、ストックが多すぎると使えなくなってしまった紙おむつが大量に残る事態となってしまうのです。
個人差があるので一概にはいえませんが、サイズやタイプの変更が起こりやすい低月齢の時のストックは1〜2パック程度にしておくと無駄にならずに済むかもしれません。
ゆるゆるうんちを漏らさない!おむつ選びのコツ
多くのママ・パパが経験するともいえる、ゆるゆるのうんち漏れ。
太もも回りや背中から、大量のうんちが漏れてどこから手を付けて良いのか……仕方がないこととはいえ、なるべく避けたいですよね。
赤ちゃんのうんち漏れを防ぐには、紙おむつ選びと使い方がポイントになります。
背中からのうんち漏れを防ぐには、背中にギャザーがついたメーカーの紙おむつを選ぶか、お尻の割れ目の上にティシュや折りたたんだコットンを当てる方法がおすすめです。
テープタイプの紙おむつをしている時に足回りからの漏れが起こった場合は、テープの止め方を並行ではなく「逆八の字」にすると漏れにくくなります。
また、太もも周りのギャザーフリルをしっかりと外側に出すのも、ポイントです。それでも漏れるようであれば、ギャザーがしっかりしてホールド感もあるパンツタイプに切り替えると良いでしょう。
まとめ
赤ちゃんのお世話アイテムの中でも特に購入頻度の高い紙おむつは、お子さんに合った最適なものを選びたいですね。
紙おむつ選びに悩んだら、お試し用や少量パックのものを何種類か試してみると良いでしょう。
また、赤ちゃんはぐんぐん成長していきますので、ストックしすぎには注意が必要です。赤ちゃんの様子に合わせて、サイズアップやタイプ変更をしていきましょう。