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赤ちゃんモデルの給料はいくら?稼げる?テレビ出演やおむつモデルのギャラを徹底解説

我が子の可愛さを活かして赤ちゃんモデルにしたいと考えている親御さんは多いのではないでしょうか。しかし、実際のところ赤ちゃんモデルの給料はどのくらいなのか、本当に稼げるのか気になりますよね。

この記事では、赤ちゃんモデルの給料事情について、仕事別の報酬相場から実際の体験談まで、詳しく解説していきます。赤ちゃんモデルを目指す前に知っておきたい現実的な情報をお届けします。

目次

赤ちゃんモデルの給料はいくら?仕事別の報酬の目安

赤ちゃんモデルの給料は、出演する媒体や仕事内容によって大きく異なります。ここでは、代表的な仕事別に報酬の目安を詳しく見ていきましょう。

CMに出演した場合

CMは赤ちゃんモデルの仕事の中でも比較的高額な報酬が期待できる案件です。CMの報酬は、企業の規模や放送範囲によって大きく変動します。

全国放送の大手企業のCMの場合、1本あたり10万円から30万円程度が相場となっています。特に有名ブランドのメインキャストとして起用された場合は、50万円以上になることもあります。一方で、地方限定のCMやWEB限定のCMの場合は、2万円から5万円程度が一般的です。

CMの報酬が高い理由としては、企業の広告予算が大きいことに加え、撮影に時間がかかることや、契約期間中の肖像権使用料が含まれているためです。ただし、メインキャストではなく背景に映る程度の出演の場合は、報酬も大幅に下がり、5,000円から1万円程度となることもあります。

テレビ番組に出演した場合

テレビ番組への出演は、番組の性質や出演時間によって報酬が異なります。

NHKの教育番組「いないいないばあ」のような子供向け番組にレギュラー出演する場合、1回の収録で1万円から3万円程度が相場です。ただし、レギュラー出演となると継続的な収入が見込めるため、月単位で見ると安定した収入源となる可能性があります。

ドラマへの出演の場合、セリフの有無や出演時間によって報酬が変わります。セリフありの場合は3万円から5万円、セリフなしの場合は5,000円から1万円程度が一般的です。バラエティ番組への単発出演の場合は、1万円から2万円程度が相場となっています。

エキストラとして出演した場合

エキストラ出演は、赤ちゃんモデルの仕事の中でも最も報酬が低い部類に入ります。

ドラマや映画のエキストラとして背景に映る程度の出演の場合、報酬は3,000円から5,000円程度、場合によっては無報酬で交通費のみ支給というケースも少なくありません。エキストラの仕事は、経験を積むための入門的な位置づけとして考えた方がよいでしょう。

ただし、エキストラとしての出演でも、監督やプロデューサーの目に留まれば、次回作でより重要な役柄をもらえる可能性もあります。そのため、報酬よりも将来への投資として捉える親御さんも多いです。

雑誌のモデルの場合

雑誌のモデルは、掲載される雑誌の規模や撮影内容によって報酬が変わります。

「たまひよ」のような大手育児雑誌の表紙モデルの場合、5万円から10万円程度の報酬が期待できます。特集ページのメインモデルの場合は3万円から5万円、小さなコーナーでの掲載の場合は5,000円から1万円程度が相場です。

地方の育児雑誌やフリーペーパーの場合は、報酬が出ないことも多く、掲載誌の提供や商品券などの謝礼で済まされることもあります。また、撮影時間が長時間に及ぶこともあるため、時給換算すると決して高額とは言えない場合も多いです。

商品パッケージのモデルの場合

商品パッケージのモデルは、商品の知名度や販売規模によって報酬が大きく変動します。

おむつのパッケージモデルは、赤ちゃんモデルの仕事の中でも人気が高く、報酬も比較的高めです。大手メーカーのメインビジュアルに採用された場合、10万円から20万円程度の報酬が期待できます。これは、商品が長期間販売され続けることや、全国的な露出が見込めるためです。

ベビーフードや粉ミルクなどの商品パッケージの場合は、3万円から8万円程度が相場です。地方メーカーや限定商品の場合は、1万円から3万円程度となることが多いです。

アパレルのモデルの場合

子供服ブランドのモデルは、ブランドの規模やカタログの使用範囲によって報酬が変わります。

有名ブランドのシーズンカタログのメインモデルの場合、5万円から15万円程度の報酬が期待できます。ECサイト用の商品撮影の場合は、1着あたり3,000円から5,000円、1日の撮影で2万円から5万円程度が相場です。

ファストファッションブランドの場合は、撮影効率を重視するため、短時間で多くの商品を撮影することが多く、1日で3万円から5万円程度の報酬となることが一般的です。

赤ちゃんモデルは新生児の方が給料が高い

意外かもしれませんが、赤ちゃんモデルの中でも特に新生児モデルは報酬が高い傾向にあります。

新生児モデルの報酬が高い理由は、まず撮影可能な期間が極めて限られているためです。生後1か月未満の新生児は、その時期にしか撮影できない貴重な存在です。また、新生児の撮影には特別な配慮が必要で、撮影時間も短く制限されるため、時間単価が高くなる傾向があります。

さらに、新生児を撮影現場に連れて行くことができる家庭が限られていることも、報酬が高い理由の一つです。産後間もない母親の体調や、新生児の健康管理など、クリアすべきハードルが高いため、供給が少なく需要が高い状態となっています。

新生児モデルの場合、通常の赤ちゃんモデルの1.5倍から2倍程度の報酬が設定されることも珍しくありません。ただし、撮影は赤ちゃんの体調を最優先に行われるため、急なキャンセルや中断も多く、安定した収入源とは言い難い面もあります。

赤ちゃんモデルでは稼げない可能性の方が高い

ここまで報酬の目安を紹介してきましたが、実際のところ赤ちゃんモデルで安定して稼ぐことは非常に難しいのが現実です。その理由を詳しく見ていきましょう。

赤ちゃんモデルは給料なしのことも多い

赤ちゃんモデルの仕事の多くは、実は無報酬や現物支給であることが少なくありません。

特に、一般公募で募集される案件の場合、「出演料は出ませんが、良い思い出になります」といった条件での募集も多く見られます。報酬が出る場合でも、現金ではなく商品券や撮影した写真データの提供、掲載誌の贈呈といった形での謝礼となることがよくあります。

また、オーディションに合格して撮影に参加しても、実際に使用されるかどうかは別問題です。複数の赤ちゃんを撮影して、最終的に1人だけを採用するケースもあり、不採用となった場合は報酬が発生しないこともあります。

稼いだといえるほどの給料をもらえるのは、全体のごく一握りの赤ちゃんモデルだけというのが実情です。定期的に高額な案件を獲得できる赤ちゃんは、容姿だけでなく、撮影現場での機嫌の良さや親の対応力など、様々な要素が揃っている必要があります。

ギャラがでても交通費などでマイナスになってしまう

仮に報酬が出たとしても、実際の手取りはさらに少なくなることが多いです。

まず、交通費は自己負担となることがほとんどです。東京や大阪などの都市部に撮影スタジオが集中しているため、地方在住の場合は新幹線代や宿泊費がかかることもあります。1回の撮影で1万円の報酬をもらっても、往復の交通費で1万5,000円かかれば、結果的にマイナスとなってしまいます。

オーディションを受けるためにも交通費がかかります。10回オーディションを受けて1回しか合格しなければ、9回分の交通費は完全な持ち出しとなります。都内在住でも、1回のオーディションで往復1,000円から2,000円程度の交通費がかかることを考えると、採用率が低ければトータルでマイナスになる可能性が高いです。

交通費以外にも様々な費用がかかります。宣材写真の撮影費用は1回あたり1万円から3万円程度、衣装代も自己負担の場合が多く、撮影用の服を新調すれば数千円から1万円程度かかります。また、待ち時間用のおもちゃや離乳食、おむつなどの消耗品も必要となり、これらの細々とした出費も積み重なれば大きな負担となります。

芸能事務所の所属にはお金がかかる

赤ちゃんモデルとして本格的に活動するために芸能事務所に所属する場合、さらに費用がかかります。

多くの赤ちゃんモデル事務所では、入会金として3万円から10万円程度、年会費として2万円から5万円程度が必要となります。さらに、レッスン料として月額5,000円から2万円程度かかる事務所もあります。宣材写真の更新費用も定期的に必要で、3か月から6か月ごとに1万円から2万円程度の撮影費用がかかります。

事務所によっては、オーディション参加費として1回あたり1,000円から3,000円程度を徴収するところもあります。また、事務所主催のイベントへの参加費用や、指定されたレッスンへの参加費用など、想定外の出費が発生することも少なくありません。

これらの費用を年間で計算すると、少なくとも10万円から30万円程度の出費となることが一般的です。これだけの費用を回収できるほどの仕事を獲得できる赤ちゃんモデルは、実際にはごく一部に限られています。

赤ちゃんモデルの給料は事務所と分配になる

仮に高額な案件を獲得できたとしても、報酬の全額が手元に入るわけではありません。

芸能事務所に所属している場合、報酬は事務所と分配されることが一般的です。分配比率は事務所によって異なりますが、新人の場合は事務所7:本人3、または事務所6:本人4といった比率が多く見られます。つまり、10万円の仕事をしても、実際に受け取れるのは3万円から4万円程度ということになります。

さらに、源泉徴収税も差し引かれます。報酬が一定額を超えると、10.21%の源泉徴収税が天引きされるため、手取りはさらに少なくなります。例えば、10万円の仕事で事務所との分配後に4万円受け取れる場合でも、源泉徴収後は約3万6,000円となります。

また、事務所によっては、マネジメント料や広告宣伝費といった名目で追加の手数料を徴収することもあります。これらを差し引くと、表面上の報酬額の2割から3割程度しか手元に残らないケースも珍しくありません。

赤ちゃんモデルの給料の実態をチェック!みんなの口コミ体験

実際に赤ちゃんモデルとして活動した経験のある親御さんの声を集めました。リアルな体験談から、赤ちゃんモデルの給料事情の実態を見ていきましょう。

「息子が1歳の時に、某おむつメーカーのパッケージモデルに採用されました。報酬は15万円でしたが、事務所との分配で手取りは6万円。撮影は丸1日かかり、前日のリハーサルも含めると2日間拘束されました。交通費や宿泊費を差し引くと、実質4万円程度の収入でした。確かに嬉しい収入でしたが、その後1年間は同じような案件はなく、結局事務所の年会費の方が高くついてしまいました」(30代女性)

「娘を0歳から2歳まで赤ちゃんモデルとして活動させていました。2年間で受けたオーディションは50回以上、合格したのは5回だけ。トータルの収入は約20万円でしたが、交通費や衣装代、事務所費用などを差し引くと、30万円以上の赤字でした。ただ、プロのカメラマンに撮影してもらった写真は宝物ですし、娘も楽しんでいたようなので、後悔はしていません」(20代女性)

「うちの子は運良くCMに2本出演することができ、合計で25万円の報酬をいただきました。しかし、そこに至るまでのオーディション費用や、事務所関連の費用を考えると、トントンかやや赤字といったところです。周りを見ても、本当に稼いでいる赤ちゃんモデルは100人に1人もいないと思います」(30代男性)

これらの口コミ以外にも、以下のような意見が多く見られました。

・報酬よりも思い出作りと割り切っている家庭が多い ・地方在住だと交通費だけで赤字になることがほとんど ・事務所に所属しても仕事がない月の方が多い ・兄弟で活動させると費用が2倍になって大変 ・無報酬の仕事を断ると、次から声がかからなくなることもある ・子供が楽しんでいるなら続ける価値はあるが、稼ぐ目的なら割に合わない

これらの体験談から分かるように、赤ちゃんモデルで安定した収入を得ることは非常に難しく、多くの場合は赤字か、良くてもトントン程度というのが実態のようです。

給料目当てで赤ちゃんモデルを目指すのはNG

ここまで見てきたように、赤ちゃんモデルで稼ぐことは現実的に非常に難しいです。給料目当てで赤ちゃんモデルを目指すことは、おすすめできません。

赤ちゃんモデルとして成功する確率は極めて低く、仮に仕事を獲得できても、諸経費を差し引くと赤字になる可能性の方が高いのが現実です。また、オーディションのための移動や待ち時間など、親子共に大きな負担がかかります。赤ちゃんの機嫌が悪くて撮影が中断されたり、体調不良でキャンセルせざるを得なくなったりすることも多く、精神的なストレスも少なくありません。

しかし、給料以外の面で考えれば、赤ちゃんモデルには様々なメリットもあります。

まず、プロのカメラマンによる撮影で、普段では撮れないような素敵な写真を残すことができます。成長の記録として、これらの写真は一生の宝物となるでしょう。また、撮影現場では多くのスタッフと接することで、赤ちゃんの社会性が育まれる可能性もあります。人見知りが改善されたり、場慣れして度胸がついたりする子供も多いようです。

親にとっても、同じ志を持つ他の親御さんとの交流ができたり、育児の悩みを共有できたりする場となることもあります。また、我が子の新たな一面を発見できる機会にもなります。

さらに、テレビや雑誌、商品パッケージなどに我が子が登場することは、家族にとって誇らしい思い出となります。将来、子供が大きくなった時に、「あなたは赤ちゃんの時にモデルをしていたのよ」と話せることは、親子の絆を深める話題にもなるでしょう。

もし赤ちゃんモデルを目指すのであれば、給料は期待せず、あくまでも親子の思い出作りや経験値を積むことを目的とすることが大切です。子供が楽しんでいるか、無理をさせていないか、家計に大きな負担をかけていないかを常に確認しながら、適度な距離感を保って活動することをおすすめします。

赤ちゃんモデルの活動は、子供の意思を尊重することが何より重要です。撮影を嫌がったり、ストレスを感じている様子が見られたりした場合は、すぐに活動を見直すべきでしょう。また、学業や日常生活に支障が出ないよう、スケジュール管理も慎重に行う必要があります。

まとめ

結論として、赤ちゃんモデルは「稼げる仕事」ではなく、「貴重な経験ができる活動」として捉えるのが適切です。給料を期待して始めると、多くの場合は期待外れに終わってしまいます。しかし、親子の思い出作りや子供の成長の機会として考えれば、お金では買えない価値のある経験となる可能性があります。

赤ちゃんモデルを検討している親御さんは、これらの現実をしっかりと理解した上で、家族でよく話し合って決めることが大切です。決して無理をせず、子供の幸せを第一に考えながら、楽しく活動できる範囲で挑戦してみるのが良いでしょう。










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