「自分の子どもをキッズモデルや子役として活躍させたい」
「でも、どの芸能事務所を選べばいいのかわからない」
そんな思いを持つ保護者の方におすすめしたいのが、キッズモデル専門の芸能事務所「クレヨン」です。
この記事では、子どもの芸能活動を応援したいと考えている方に向けて、クレヨン事務所の特徴から所属方法、オーディションの合格率、費用、そして実際に所属している人の口コミや評判まで、詳しく解説します。
クレヨン事務所がどのような場所なのか、どうすれば所属できるのか、この記事を読めばきっと理解が深まるはずです。ぜひ最後までご覧ください。
クレヨン事務所はキッズモデル専門の芸能事務所
クレヨンは、赤ちゃんから子どもまでが所属する、キッズモデル・子役専門の芸能事務所です。長年の実績とノウハウを持ち、多くの子どもたちをテレビや雑誌、CMなどの世界に送り出してきました。
赤ちゃんも応募OK!東京にある子役事務所・クレヨンの概要
株式会社クレヨンは、1989年に設立された歴史ある子役事務所です。所在地は東京都渋谷区にあり、長年にわたりキッズモデルや子役の育成・マネジメントを手掛けてきました。
クレヨン事務所の大きな特徴は、0歳の赤ちゃんから応募が可能である点です。芸能事務所によっては、応募できる年齢がある程度限られていることもありますが、クレヨンでは幅広い年齢の子どもたちに門戸を開いています。
【クレヨン事務所の応募・活動年齢】
- 応募資格: 0歳~18歳までの男女
- 活動年齢: 主に0歳~18歳までが中心
18歳まで応募可能ですが、高校生から所属した場合、活動期間が短くなる可能性も考慮しておくと良いでしょう。
クレヨンは、業界でも「大手」として知られており、その信頼性と実績から、テレビ局や制作会社、広告代理店などとの強固なパイプを持っています。そのため、所属タレントは質の高い仕事に挑戦できるチャンスが豊富にあります。
初めて子どもの芸能活動を考える保護者にとって、大手事務所であるクレヨンのサポート体制は、大きな安心材料となるでしょう。
クレヨン事務所所属の子役&出身の芸能人
クレヨン事務所は、これまで数多くの有名な子役やタレントを輩出してきました。現在活躍中の子役だけでなく、クレヨン出身で、その後も芸能界で活躍し続けている方も少なくありません。
ここでは、クレヨン事務所に所属中、または出身の代表的な芸能人を一部ご紹介します。
- 永井結桜(ながい ゆら)さん
- NHK Eテレ「いないいないばあっ!」の8代目女の子「ゆきちゃん」として、2015年から4年間にわたりレギュラー出演。お茶の間の人気者となりました。その他、CMや教育関連の仕事でも活躍しています。
- 石塚陸翔(いしづか りくと)さん
- ドラマ「コウノドリ」や「となりのチカラ」、映画「ラーゲリより愛を込めて」など、数々の話題作に出演。その高い演技力で注目を集める実力派子役です。
- 志田未来(しだ みらい)さん
- クレヨン出身の有名女優の一人。子役時代から数々のドラマや映画で主演を務め、その演技力は高く評価されています。ドラマ「女王の教室」での難しい役を演じきったことで、一躍その名を知られるようになりました。
これらの実績からもわかるように、クレヨン事務所は、単にモデルの仕事だけでなく、本格的な演技を求められる子役の育成にも力を入れている事務所です。
クレヨン事務所に所属する方法
クレヨン事務所に所属するためには、いくつかの方法があります。子どもの年齢や目指す方向性によって、適したコースが異なります。
簡単登録(ベビー・キッズクラス)
「まずは気軽に始めてみたい」「本格的なオーディションはまだ早いかも」と考えている方におすすめなのが「簡単登録」制度です。
これは主に、0歳から3歳くらいまでの赤ちゃんや幼児を対象とした登録制度です。
【簡単登録の流れ】
- 公式サイトから応募: クレヨン事務所の公式サイトにある応募フォームに、子どもの情報や写真を登録します。
- 書類選考: 登録された情報をもとに、事務所が選考を行います。
- 合格後、登録手続き: 選考に通過すると、登録手続きの案内が届きます。必要な書類を提出し、登録料を支払うことで登録が完了します。
この簡単登録は、競争率の高いオーディションとは異なり、比較的登録しやすいのが特徴です。登録後は、CMの赤ちゃん役や、雑誌のベビーモデルなど、年齢に応じた仕事のオファーが来る可能性があります。
本格的な芸能活動というよりも、「記念にモデルをさせてみたい」「子どもの可能性を試してみたい」という方にぴったりの制度です。
専属モデルのオーディション
より本格的な芸能活動を目指す場合は、「専属モデル」のオーディションを受けることになります。こちらは、主に幼児から高校生までを対象としています。
専属モデルになると、事務所が積極的にプロモーションを行い、ドラマや映画、CMなど、より大きな仕事に挑戦するチャンスが増えます。
【オーディションの流れ】
- 一次審査(書類選考): 公式サイトや郵送で応募します。写真とプロフィールで審査が行われ、合格者のみが二次審査に進みます。
- 二次審査(面接・カメラテスト): 事務所に直接出向き、面接やカメラテストを受けます。ここでは、子どもの個性や表現力、保護者の協力体制などが総合的に審査されます。
- 最終審査: 必要に応じて、最終的な審査が行われる場合があります。
- 合格・所属手続き: 見事合格となれば、専属モデルとしての契約手続きに進みます。
専属モデルのオーディションは、簡単登録に比べて難易度が高く、しっかりとした準備が必要です。
クレヨン事務所のオーディションに受かるコツ
狭き門である専属モデルのオーディション。合格を勝ち取るためには、いくつか押さえておきたいポイントがあります。
- 写真選びは慎重に: 書類審査で最も重要なのが写真です。子どもの魅力が最大限に伝わる、とびっきりの一枚を選びましょう。加工しすぎず、自然な表情で、顔や全身がはっきりとわかる写真が好まれます。
- 清潔感のある服装を心がける: 面接時の服装は、ブランド物で着飾る必要はありません。子どもらしい、清潔感のあるシンプルな服装がベストです。キャラクターが大きくプリントされた服などは避け、子どもの表情が引き立つような服装を選びましょう。
- 挨拶や返事をしっかりする: 面接では、子どもの人柄やコミュニケーション能力も見られています。緊張するかもしれませんが、「こんにちは」「ありがとうございます」といった基本的な挨拶や、審査員からの質問に元気よく返事ができると、良い印象を与えられます。
- 自然体でいることを楽しむ: 最も大切なのは、子ども自身が楽しむことです。無理に笑わせようとしたり、完璧な受け答えをさせようとしたりすると、かえって不自然になってしまいます。保護者はリラックスした雰囲気を作り、子どもが自然体でいられるようにサポートしてあげましょう。
クレヨン事務所のオーディションの合格率
多くの方が気になるのが、オーディションの合格率でしょう。
結論から言うと、クレヨン事務所はオーディションの合格率を公表していません。
しかし、業界での評判や応募者数を考えると、特に専属モデルの合格率は決して高くはないと推測されます。
その理由は以下の通りです。
- 大手事務所ならではの応募者数: クレヨンは知名度が高く、信頼性のある大手事務所であるため、全国から非常に多くの応募が殺到します。ライバルが多い分、合格のハードルは自然と高くなります。
- 求める人材が限られている: 事務所は常に「今、求めているイメージの子」を探しています。そのため、どんなに可愛い子や格好いい子でも、事務所のニーズと合致しなければ、不合格となることがあります。
- 長期的な活躍が見込めるか: 専属モデルの場合、その場限りの魅力だけでなく、将来性や成長の可能性も審査の対象となります。
簡単登録の場合は、比較的多くの子どもが登録できると言われていますが、専属モデルを目指す場合は、「落ちた」「不合格だった」という結果になることも十分にあり得ます。一度や二度の不合格で諦めず、子どもの成長に合わせて再挑戦することも大切です。
クレヨン事務所の登録に必要な費用
クレヨン事務所に所属するためには、登録料やレッスン料などの費用がかかります。事前にどのくらいの費用が必要になるのかを把握しておくことは、非常に重要です。
簡単登録に必要な費用
簡単登録の場合、以下のような費用がかかります。
- 登録料: 33,000円(税込)
- これには、宣材写真の撮影費やプロフィール作成費、WEB掲載費などが含まれています。
- 有効期間は3年間で、更新料はかかりません。
一度登録すれば、3年間は追加費用なしで仕事のチャンスを待つことができるため、比較的リーズナブルな設定と言えるでしょう。
専属モデルになるのに必要な費用
専属モデルとして合格した場合の費用は、公には詳細が発表されていません。合格後、契約内容の説明と共に、費用に関する詳しい案内があります。
一般的に、専属契約の場合は月々の会費や、より質の高い宣材写真の撮影費などが別途必要になる可能性があります。
レッスンの費用
クレヨン事務所では、所属タレントのスキルアップのために、演技やダンス、歌などのレッスンを提供しています。
- お試しレッスン: 1回 3,300円(税込)
まずは、お試しレッスンで教室の雰囲気やレッスンの内容を体験することができます。
継続してレッスンを受ける場合の月謝については、コースや回数によって異なるため、事務所への問い合わせが必要です。
レッスンは強制ではありませんが、本格的に子役やタレントを目指すのであれば、スキルを磨くために受講を検討するのが良いでしょう。特に演技の仕事を目指す場合は、レッスンへの参加がオーディションの合格に繋がることも少なくありません。
本当にモデルの仕事はある?クレヨン事務所の口コミ評判
事務所選びで最も気になるのが、「実際に入所したら仕事はあるのか?」という点ではないでしょうか。ここでは、インターネット上の掲示板やSNSなどで見られるクレヨン事務所の口コミや評判をまとめてみました。
【良い口コミ・評判】
- 「大手だけあって、有名なCMや教育番組のオーディション案件が多い」
- 「簡単登録でも、雑誌のベビーモデルのお仕事をいただけた。良い記念になった」
- 「マネージャーさんが親身に相談に乗ってくれるので、初めてでも安心できた」
- 「レッスン内容が本格的で、子どもの表現力が豊かになったと思う」
【気になる口コミ・評判】
- 「登録したものの、なかなか仕事の連絡が来ない」
- 「都内でのオーディションが多いので、地方在住だと交通費が大変」
- 「費用が思ったよりかかった。レッスン代も安くはない」
これらの口コミから、クレヨン事務所には以下のような特徴があると言えそうです。
- 仕事の質と量は大手の強み: やはり大手事務所であるため、誰もが知っているようなナショナルクライアントのCMや、人気のテレビ番組など、質の高い仕事の案件が豊富なようです。
- 仕事の頻度は個人差が大きい: 一方で、所属すれば誰でもすぐに仕事が見つかるわけではない、という現実もあります。特に簡単登録の場合は、登録者数も多いため、仕事のオファーが来るかどうかは、子どもの年齢や容姿、そしてタイミング(運)に大きく左右されるようです。
- 費用と距離の問題: レッスンやオーディションは主に東京で行われるため、地方に住んでいる場合は、その都度かかる交通費や宿泊費が大きな負担になる可能性があります。また、登録料やレッスン料を「高い」と感じるか「妥当」と感じるかは、家庭の価値観にもよりそうです。
2ちゃんねる(現5ちゃんねる)などの匿名掲示板では、様々な意見が飛び交いますが、最終的にはご自身の目で確かめることが重要です。事務所の説明会に参加したり、お試しレッスンを受けてみたりして、実際の雰囲気を確認することをおすすめします。
キッズモデルを目指すにはどこがいい?クレヨン以外の事務所もチェック!
ここまで、クレヨン事務所について詳しく解説してきました。クレヨンは、豊富な実績と質の高い仕事内容で、キッズモデルや子役を目指す子どもたちにとって非常に魅力的な事務所であることは間違いありません。
しかし、芸能事務所はクレヨンだけではありません。他にも、それぞれに特色を持った素晴らしい子役事務所がたくさんあります。
例えば、劇団系の事務所、モデルの仕事に特化した事務所、特定のテレビ局と強いつながりを持つ事務所など、その特徴は様々です。
子どもの個性や将来の目標、そしてご家庭の教育方針や経済状況などを総合的に考慮し、「どこがいいか」を判断することが大切です。
いくつかの事務所を比較検討することで、より納得のいく選択ができるはずです。他の事務所についても詳しく知りたい方は、子役事務所を比較紹介している記事も参考にしてみてください。