さまざまな支払方法が選べるという点は、Amazonの魅力の一つです。クレジットカードを使わず、近くのコンビニで支払いを済ませている方もいるのではないでしょうか。
しかし、Amazonの買い物に対してコンビニ支払いができない場合があることをご存知ですか?
今回の記事では、Amazonでコンビニ払いができないケースとその対処法、おすすめの代替案について解説します。
コンビニ支払いができないケースを事前に理解しておけば、いざというときに慌てずに済みますので、ぜひ参考にしてください。
2024年10月頃より「コンビニ支払い」が選択できないユーザーが増加!?
XなどSNSで
「これまでコンビニ支払いできたのにいきなり選べなくなった!」
というような投稿が2024年10月ころから増え始めました。
インターネット上でクレジットカード払いを行いたくない人にとっては欠かせないツールだったので、
困惑している人も多いでしょう。
Amazon公式は2025年4月現在、「コンビニ支払い」終了を発表していません。
カスタマーサービスは「不正注文対策の一時的な仕様変更で、一部アカウントに制限が掛かる場合がある」と案内しており、サービス自体は継続中です。
(2024年9月以降 “一部アカウント” で制限中。原因は不正注文対策による“仕様変更”とカスタマーサービスが回答)
その場合はAmazonギフトカードでの代用がおすすめです。
Amazonギフトカードはコンビニなどの量販店で購入することができ、ポイントをチャージしておくことでAmazonの支払いに使用することが出来るので、間接的にコンビニ支払いが可能になります。
コンビニ支払いが“できない”かどうかを見分ける 3STEP
STEP1 販売者・発送者を確認
- スマホ:「購入オプション」→「商品の情報」で 販売元 | Amazon.co.jp と 発送元 | Amazon.co.jp を確認。
- PC:カート右側「出荷元/販売元」に同様の表記あり。
→ いずれかがマーケットプレイス出品者の場合、出品者設定によりコンビニ払いが無効化されることがある。
別の出品者 or Amazon販売品 を選択しなおす。
STEP2 配送方法を「通常」に変更
- 「お急ぎ便」「日時指定便」は前払い系がすべて非対応。
- カート画面で「変更」→配送方法→**通常配送(無料)**を選択し、更新後に支払い画面を再表示。
STEP3 合計金額・商品カテゴリを確認
- 合計30万円超・デジタルコンテンツ・予約商品なども前払い不可。
- 分割購入やギフト券チャージ併用で30万円未満に落とす/カテゴリ制限のない類似商品へ切り替える。
Amazonでコンビニ支払いが選択できないのはなぜ?原因や見分け方
Amazonでコンビニ払いができないケースは、大きく分けて以下の3つです。
- コンビニ支払い対象外の商品を購入する場合
- 支払い方法に制限を設けている商品を購入する場合
- 支払い期限を過ぎている場合
それぞれの詳細について、順番に確認していきましょう。
コンビニ支払い対象外の商品を購入する場合
Amazonで販売されている商品の中には、コンビニ支払いの対象ではないものがあります。
その商品がカートに含まれていると、コンビニ払いを含む「前払い」が利用できません。
前払い(コンビニ払い、ATM払い、ネットバンキング払い、電子マネー払い)ができない商品は、次の通りです。
【前払い不可の商品】
- Amazonマーケットプレイス出品者が販売および発送する一部の商品
- お急ぎ便やお届け日時指定便利用の注文
- Amazon定期おトク便の注文
- Amazonフレッシュでの注文
- 支払い方法に制限を設けている商品
- Amazonギフト券(チャージタイプ以外)
- Amazonコイン
- デジタルコンテンツ(Kindle電子書籍、デジタルミュージック、Androidアプリやアプリ内課金アイテム、Amazon Prime Video、ならびにデジタルゲームやダウンロードソフトウェアなど)
- 合計金額が500,001円以上の注文
- 高額な時計
- 登録の住所に送付されるほしい物リストの商品
Amazonマーケットプレイスの商品の一部
Amazonマーケットプレイスとは、Amazon以外の第三者が出品者として販売を行う売り場のことです。
Amazonが発送を代行している場合と、マーケットプレイスの出品者が発送する場合があります。
マーケットプレイスの出品者が自身で発送する場合、支払い方法も出品者が指定するため、コンビニ支払いに対応しない場合があるのです。
その場合は、コンビニでの支払いは選択できません。
他の出品者からの商品、もしくはAmazonが販売している商品を選びましょう。
お急ぎ便やお届け日時指定便利用の注文の支払い
Amazonが販売している商品でも、「お急ぎ便」や「お届け日時指定便」を指定すると、コンビニでの支払いができなくなります。
「お急ぎ便」や「お届け日時指定便」ではなく通常配送にすれば、コンビニ支払いが可能です。
高額商品の支払い
コンビニ払いの上限金額は30万円までです。Amazonの購入画面ではギフト券など合計金額が50万円までの高額な商品も選べますが、コンビニ払いはできません。
このほか、「Amazon定期おトク便」の支払いや、「Amazonフレッシュの支払い」「デジタルコンテンツ」なども、対象外になります。
誰かの「ほしい物リスト」の商品を購入してあげるときにも、コンビニ払いは利用できません。
予約受付中の商品には支払い方法の制限がかかる
「支払い方法の制限を設けている商品」とは、例えば発売前の商品を予約注文する場合が該当します。

前払いが選べない場合はチェックボックスがグレーになり、チェックすることができません。
どの支払い方法が利用できるのかは支払い方法の選択画面で確認できますので、前払い以外の支払い方法を選択してください。
2025年版 Amazon コンビニ払い やり方(How‑To図解)
注文確定まで
- 商品をカートに入れ「レジに進む」。
- 支払い方法で「コンビニ・ATM・ネットバンキング」を選択→「続行」。
- 注文内容を確認し「注文を確定する」をタップ。
所要時間:1〜2分/費用:無料
メールで届く「お支払い番号」の確認方法
- 件名「お支払い番号のお知らせ」メールを開く。
- 3行目の 番号(1) お客様番号/番号(2) 確認番号 をメモ or スクリーンショット。
- 受信後 72時間以内(=3日後23:59)に支払い必須。
主要コンビニ別レジ/端末操作手順
コンビニ | 操作端末 | 入力項目 | 発行レシート |
---|---|---|---|
セブン‑イレブン | レジ直伝票 | 11桁+6桁を口頭 → 店員がPOS入力 | 代金収納票 |
ローソン/ミニストップ | Loppi | Lコード入力画面で番号(1)(2)入力 | 申込券をレジへ |
ファミリーマート | Famiポート | 同上 | 収納票をレジへ |
- レシートは領収書代わり。捨てずに保管を。
支払い期限が過ぎている
コンビニ払いをするためには、Amazonからの「支払番号お知らせメール」内にある「お支払番号」が必要です。
そして、支払い期限は注文日から数えて3日後の23:59までとなっています。支払い期限を過ぎるとお支払い番号は無効となり、自動的にキャンセルとなるため、メール受信後は速やかに支払い手続きを行ってください。
支払い期限を過ぎてしまうとお支払い番号は無効となり、コンビニで支払えなくなってしまうのです。
注文は自動的にキャンセルになってしまいますので、支払番号お知らせメールを受け取ったらすぐに払いに行きましょう。

Amazonでコンビニ支払いができない商品の場合の対処方法
続いては、コンビニ支払いができない時の対処方法について解説していきます。
対処法は、以下の3つです。コンビニ払いができないケースに応じて使い分けましょう。
- Amazonが発送する商品を買う
- 配送方法を変更する
- 他の支払い方法を検討する
エラー別チェックリスト
支払い番号メールが届かない
- 迷惑メールフォルダ・Amazonメッセージセンターを確認。
- 30分以上経過しても未着なら、注文履歴→「支払い番号の再送信」をクリック。
バーコードが読めない/レジで弾かれる
- スマホ画面の輝度を最大/指紋汚れを拭く。
- それでも読めない場合は 番号手入力で支払い可能。
支払い番号入力ミスは3回でロック
- 3回連続誤入力でシステムロック → 再発行が必要。
- 注文履歴からキャンセル → 再注文し、新しい番号を取得。
Amazonが発送する商品を買う
マーケットプレイス出品者の商品がコンビニ払い対象外だった場合は、同じ商品をAmazonが直接販売していないか確認してみましょう。
Amazonが販売している商品であれば発送もAmazonが行うため、コンビニで支払えます。また、出品者が販売する商品であっても、発送をAmazonが行っていればコンビニ払いの対象です。
販売者・発送者の情報は、商品の詳細ページで確認できます。
例えばこちらの商品の場合、出荷元と発送元が「Amazon.co.jp」と「Amazon.co.jp以外」の2社記載されています。

このように、商品の中には複数の出品者から出品されている場合がありますので、コンビニ払いを選べなかった場合はAmazon販売もしくはAmazon発送の商品を選びましょう。
配送方法を変更する
前述した通り、「お急ぎ便」や「お届け日時指定便」はコンビニ払いができません。
ですが、配送方法を通常配送にすれば、コンビニでの支払いが可能になります。
急を要するものでない場合は、配送方法を変えてみましょう。
他の支払い方法を検討する
上記2つの対応が難しい場合は、コンビニ払い以外の支払い方法を検討しましょう。
クレジットカードを持っていない方や使いたくない方は、次の2つの方法がおすすめです。
- デビットカード
- Amazonギフト券
それぞれの特徴を解説します。
デビットカード
デビットカードは銀行口座と連結していて、カードの利用と同時に自分の口座から利用金額が引き落とされる仕組みのカードです。
クレジットカードは後払いのため作成するには年齢や年収などの審査がありますが、デビットカードはその場で代金が口座引き落としされるため、原則として審査がありません。
カードにもよりますが、15~16歳から作ることができます。
また、自分の銀行口座に入っている金額以上は使えないため、使いすぎの心配がありません。
コンビニ払い以外のAmazonの支払い方法のひとつとして、デビットカードを準備しておいても良いでしょう。
Amazonギフト券

Amazonギフト券とは、Amazonの買い物に利用できるギフトカード(商品券)のこと。
カードタイプやメールタイプ、チャージタイプなど、Amazonギフト券にはさまざまな種類があります。
- Eメールタイプ
- 印刷タイプ
- チャージタイプ
- カードタイプ
- 商品券タイプ
- ボックスタイプ
- 封筒タイプ
- グリーティングカードタイプ
カードタイプのAmazonギフト券は、Amazonの公式HPだけでなく、コンビニや家電量販店などで専用什器に並んで販売されており、手軽に購入できて便利です。
また、Amazonギフト券のメリットとして、「現金で購入できるため、クレジットカードがなくても幅広い商品を間接的に現金で買える」という点が挙げられます。
コンビニ払いでは買えなかった「デジタルコンテンツ」や「マーケットプレイス出品者の商品」も買えますし、お急ぎ便や日時指定便にも利用可能。
Amazonプライム会費の支払いもできます。
使い方も簡単で、カードタイプもチャージタイプも自分のアカウントにギフト券を登録するだけ。
アカウントに登録すれば、Amazonの買い物に利用できる「ギフト券残高」として選択できるようになります。
Amazonギフト券の残高以上の買い物をする場合は、Amazonギフト券+クレジットカードまたはコンビニ払いなどで清算できますよ。
ギフト券の使い方については、こちらの記事で詳しく解説しています。


Amazonでコンビニ支払いができない場合は「Amazonギフト券チャージタイプ」がおすすめ
チャージタイプのAmazonギフト券は、自分のアカウントにチャージして使う「自分専用のギフト券」です。
一度にまとめてチャージしておくことで、買い物の都度コンビニに支払いに行く手間を省けます。
購入に際しては、次の5種類の支払い方法を利用可能です。
- コンビニ払い
- ATM払い(Pay-easy)
- ネットバンキング
- 電子マネー
- クレジットカード
この中で一番お得でおすすめなのが、現金払い(コンビニ・ATM・ネットバンキング)によるチャージです。
コンビニで現金払いが可能
チャージタイプのAmazonギフト券は、コンビニでの現金払いに対応しています。
チャージタイプを現金購入する場合の手順は、以下の通りです。
- 専用ページ(リンク)の「チャージする」ボタンをクリック
- チャージしたい金額を選ぶか、100円から50万円まで1円単位で好きな金額を入力
- 「今すぐ購入」をクリック
- 支払い方法の選択で「コンビニ・ATM・ネットバンキング」を選んで決済する
- 「お支払い番号のお知らせ」メールが届く
- メールにある手順に従ってコンビニで支払う
- 自分のアカウントの「ギフト券残高」にチャージされる
クレジットカード払いの場合はすぐにチャージが完了しますが、現金払いを選んだ場合は支払いが完了した時点でチャージ完了になります。
現在は現金チャージに対してAmazonポイントがもらえるキャンペーンも実施されていますので、この機会に利用してみてはいかがでしょうか。
Amazonギフト券チャージタイプは現金払いキャンペーンを実施中
現在、Amazonギフト券チャージタイプでは、初めて購入される方を対象に1,000ポイントがプレゼントされるキャンペーンを開催されています。

このキャンペーンはAmazonギフト券チャージタイプを初めて購入される方が対象で、初回5,000円以上を「現金チャージ」し、所定のクーポンコードを入力すると1,000ポイントが付与されるキャンペーンが継続中です。参加には対象ページでのエントリーとコード入力が必須で、内容は予告なく変更・終了するため注文前に公式キャンペーンページを確認してください。
あらかじめまとまった金額をチャージしておけば、代金引換や前払いなどの手間をかけず、しかもお得にAmazonを利用できますよ。
いつもコンビニ払いや代金引換を利用している現金派の方も、ポイント分がお得になるこの方法をぜひ利用してください。
電子マネー・クレジットカードでの支払いは「現金チャージ」の対象外となりますので、注意しましょう。
さらに、カードタイプやEメールタイプなど「チャージタイプ以外」のAmazonギフト券の初回購入に対しても、200ポイントもらえるキャンペーンが開催されています。

こちらは、ネットから一度に2,000円以上購入した方が対象で、対象となるギフト券は次の通りです。

- Eメールタイプ
- 印刷タイプ
- 商品券タイプ
- 封筒タイプ
- グリーティングカードタイプ
- ボックスタイプ
コンビニで購入したAmazonギフト券は対象外ですので、注意してください。ご自身がキャンペーンの対象かどうかは、以下のリンクから確認可能です。

ギフト券チャージを最安で使うコツ(活キャンペーン情報付き)
- 初回現金チャージ5,000円以上で+1,000pt
- キャンペーンページでエントリー → 「クーポンコード」入力 → 支払い方法「コンビニ」を選択。
- チャージ後ポイント付与タイミング
- 決済月の翌月中旬頃、Amazonポイント残高に自動加算。
- 併用できるポイントアップ
- プライム会員 + Amazon Mastercard支払時の「+2.5%」還元は重複可。
- プライムデー・ブラックフライデーのスタンプラリーと同時達成でさらに+3%も狙える。
裏ワザ:キャンペーンはエントリー日と注文日が同じでもOK。買物前にサクッと5,000円チャージしてから決済すると還元効率◎。
Amazonコンビニ支払いに関するよくある質問
支払い期限に関する質問
- コンビニ支払いの支払い期限は何日間ですか?
-
通常、支払い期限は注文日を含めて3日後の23時59分までです 。
- 支払い期限を過ぎるとどうなりますか?
-
支払い期限を過ぎると、お支払い番号は無効となり、注文は自動的にキャンセルされます 。
- 支払い期限を延長することはできますか?
-
支払い期限の延長に関する情報は提供されていません。原則として、期限内に支払いを行う必要があります。
支払い方法に関する質問
- コンビニでクレジットカードやデビットカードで支払えますか?
-
いいえ。店頭支払いは現金のみです。クレジットカード/デビットカードで決済したい場合はオンライン決済か別の支払い方法(あと払い(ペイディ)など)を利用してください。
- コンビニで電子マネーで支払えますか?
-
いいえ。Amazonの「コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払い」は店頭では現金のみが対象で、FamiPayなど電子マネーでは決済できません。
- Amazonギフトカードを使ってコンビニで支払えますか?
-
いいえ、Amazonギフトカード(チャージタイプを除く)をコンビニ払いで購入することはできません 。
注文内容に関する質問
- 予約商品でもコンビニ払いができますか?
-
予約受付中の商品など、支払い方法に制限がある場合は、コンビニ払いが選択できないことがあります 。支払い方法の選択画面で確認できます。
- Amazonプライムの会費をコンビニで支払えますか?
-
Amazonプライムの会費を直接コンビニで支払うことはできません。ただし、Amazonギフトカードを利用することで間接的に支払える可能性があります 。
- 海外からの注文でもコンビニ払いができますか?
-
海外からの注文に関するコンビニ払いの可否については、情報が見当たりませんでした。
その他
- 支払い番号を間違えてしまった場合はどうすれば良いですか?
-
支払い番号を間違えた場合の対処法については情報が見当たりませんでした。Amazonのカスタマーサービスにお問い合わせください。
- コンビニ払いの領収書はもらえますか?
-
はい、コンビニエンスストアで支払いを行った際に発行されるレシートが領収書の代わりとなります。
- コンビニ支払いの上限金額はいくらですか?
-
コンビニ支払いの上限金額は30万円までと定められています 。
- お急ぎ便でコンビニ払いはできますか?
-
いいえ、お急ぎ便やお届け日時指定便を利用する場合、コンビニ払いは選択できないことが多いです 。通常配送を選択する必要があります 。
- マーケットプレイスの商品でコンビニ払いができないのはなぜですか?
-
Amazonマーケットプレイスの一部の商品は、出品者側の設定によりコンビニ払いが利用できない場合があります 。
- 支払い番号が記載されたメールが届きません。どうすれば良いですか?
-
Amazonからの「お支払い番号のお知らせメール」が届かない場合は、Amazonアカウントサービスのメッセージセンターをご確認ください 。
よくある “誤解” Q&A
誤解 | 正しい情報 |
---|---|
Q. 支払い期限は6日ある? | A. 公式は「注文日含め3日後の23:59」固定。古い記事の6日表記は更新前の仕様。 |
Q. 予約商品は必ずコンビニ払い不可? | 制限されるケースが多いが、Amazon販売のゲーム・書籍など一部商品は利用可。支払い画面の選択肢で要確認。 |
Q. コンビニで電子マネーも使える? | Amazonの店頭収納は現金のみ。FamiPay・楽天Edy等はレジで受け付け不可。 |
Q. お急ぎ便は無条件で前払い不可? | 販売・発送ともAmazonの場合でも「お急ぎ便」指定中は前払い不可。通常配送に戻せば利用可。 |