高校受験を控えたお子様がいる保護者の皆さん、高校受験に向けてどの通信教育を選べばいいか迷っていませんか？
デジタル技術の進化によって、今や通信教育は単なる「自宅学習教材」の枠を超え、AIによる個別指導やオンライン授業など、目まぐるしく進化しています。
そんな中、お子様の学習スタイルや目標校に合った教材選びは本当に悩ましいものです。
そこで本記事では、実際に多くの受験生が成果を上げている通信教育サービスを紹介します。
記事の後半では、高校受験向け通信教育を選ぶポイントや、通信教育で高校受験を成功させるための勉強法などについてもまとめているので、ぜひ最後までご覧ください。
高校受験対策に強い通信教育おすすめランキング10選
ここからは、高校受験対策に強い通信教育をランキング形式で紹介していきます。
| 順位 | 特徴 |
|---|---|
| 1位 進研ゼミ 中学講座 | 定期テストから高校受験まで対応する王道通信教材 |
| 2位 Z会 中学生向けコース | 難関校合格者も多数のハイレベル通信教育 |
| 3位 スマイルゼミ 中学生コース | 専用タブレットで楽しみながら5教科を徹底学習 |
| 4位 東進オンライン学校（中学部） | 一流講師の映像授業で入試対策も万全 |
| 5位 スタディサプリ 中学講座 | 月額数千円でプロ講師の授業動画が見放題 |
| 6位 すらら | 無学年式AI教材でつまずき解消！苦手科目の克服に最適 |
| 7位 中学ポピー | 小学生から続けやすい紙教材で基礎学力を着実に定着 |
| 8位 サブスタ | 学習アドバイザーが寄り添う新世代オンライン学習サービス |
| 9位 学研の通信講座 | 老舗出版社による教材で高校入試の土台をしっかり構築 |
| 10位 デキタス | ゲーム感覚のオンライン教材で勉強習慣づくりもバッチリ |
以下では、各通信教育の特徴や学習形式・対応科目や料金を詳しく説明しているので、高校受験に向けて通信教育の利用を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
1位：進研ゼミ 中学講座｜定期テストから高校受験まで対応する王道通信教材
進研ゼミ中学講座は、ベネッセコーポレーションが提供する中学生向け通信教育サービスです。
定期テストや高校受験対策まで幅広く対応しており、主要5教科と実技4教科の計9教科を網羅しています。
学習スタイルは、タブレットと紙教材を併用する「ハイブリッドスタイル」と、紙教材中心の「オリジナルスタイル」の2種類から選べます。
以下で特徴や学習形式などを詳しく見ていきましょう。
・特徴
進研ゼミ 中学講座では、必須科目9教科をすべてカバーしているため、主要5科目だけでなく実技教科の内申点対策にも効果的です。
赤ペン先生による丁寧な添削指導や、学校別の定期テスト予想問題の提供など、きめ細かなサポート体制が特徴です。
デジタル教材とテキスト教材を融合させた「ハイブリッド学習」で、自分の理解度に合わせた効率的な学習も可能。
基礎固めから難関校対策まで幅広いレベルに対応しています。
・学習形式
進研ゼミ中学講座の学習形式は主に2種類あります。
「ハイブリッドスタイル」ではタブレットと紙教材を併用し、視覚的・聴覚的に学習を進められるのが特徴です。
一方「オリジナルスタイル」は紙教材を中心とした従来型の学習形式で、読んで書いて覚えることを重視しています。
どちらのスタイルでも、オンラインライブ授業やAI学習コーチなどのデジタルサポートを利用できます。
また、定期的に届く教材で計画的に学習を進められることはもちろん、添削指導や質問対応などのサポート体制も整っていることが大きな魅力です。
・対応科目
進研ゼミ中学講座は、国語・数学・理科・社会・英語の主要5科目に対応しています。
学校の授業進度に合わせた内容を提供しており、定期テストや高校受験に向けた対策が充実していることが特徴です。
英語については「読む・書く・聞く・話す」の4技能をバランスよく強化できる教材が用意されています。
また、保健体育・音楽・美術・技術家庭の実技4教科についても基礎的な内容をカバーしており、学校の授業と連動した総合的な学習をサポートしています。
・料金
進研ゼミ中学講座の料金を以下にまとめました。
| 学年 | 学習スタイル | 毎月払い | 6カ月分一括払い（月額料金） | 12カ月分一括払い（月額料金） |
|---|---|---|---|---|
| 中学1年生 | ハイブリッドスタイル | 8,170円 | 7,700円 | 6,990円 |
| オリジナルスタイル | 7,480円 | 7,010円 | 6,400円 | |
| 中学2年生 | ハイブリッドスタイル | 8,290円 | 7,860円 | 7,140円 |
| オリジナルスタイル | 7,680円 | 7,270円 | 6,570円 | |
| 中学3年生 | ハイブリッドスタイル | 8,330円 | 7,900円 | 7,190円 |
| オリジナルスタイル | 8,220円 | 7,800円 | 7,090円 |
進研ゼミ中学講座の料金体系は学年とスタイルによって異なります。
全学年で「ハイブリッドスタイル」と「オリジナルスタイル」の2種類から選ぶことができ、支払い方法は毎月払い・6カ月一括払い・12カ月一括払いの3種類から選択できます。
どのコースも一括払いにすると月額料金が割引される仕組みで、12カ月一括払いが最もお得です。
注意点として、中間一貫校生は料金が異なるため、詳しくは公式サイトをご覧ください。
2位．Z会 中学生向けコース｜難関校合格者も多数のハイレベル通信教育
Z会は創立90年以上の歴史を持つ通信教育サービスで、難関校合格者を多数輩出している実績があります。
2025年3月から中学生コースは完全タブレット化され、デジタル学習を中心とした新しいスタイルに移行しました。
以下では、Z会中学生向けコースの特徴や料金を詳しく解説します。
・特徴
Z会中学生向けコースは、難関高校合格を目指す生徒向けのハイレベルな教材と指導が特徴です。
AIを活用した学習進捗に応じた問題出題システムにより、効率的な学習を実現しています。
また、記述力や答案作成力を強化するために、学習のプロによるきめ細やかな添削指導も受けられるのが大きな魅力です。
Z会中学生向けコースでは、オープンカリキュラム制度により中学3年間の全単元を学年に関係なく自由に選択して学習できるため、先取り学習や復習も行えます。
さらに、定期テスト対策用の教材や実技4教科の対策も充実しており、総合的な学力向上をサポートしています。
・学習形式
Z会中学生向けコースは、2025年より完全タブレット型の学習形式に移行し、1台のタブレットで予習・復習・入試対策まで完結できる仕組みになりました。
学習到達度に応じた問題出題や弱点補強を自動的に行う独自のAIプログラムを搭載しているのが特徴です。
また、要点解説やつまずきポイントを丁寧に説明する質の高い映像授業も提供されており、より理解を深めることができます。
さらに、直近約2カ月間の週ごとの学習総量や科目ごとの進捗を確認できるダッシュボード機能で、自分の学習進捗状況をリアルタイムで確認しながら効率的に学習を進められます。
・対応科目
Z会中学生向けコースは、主要5教科（国語・数学・英語・理科・社会）に対応しています。
英語では進研ゼミ中学講座と同様に「読む・聞く・書く・話す」の4技能をバランスよく学べるカリキュラムが特徴です。
数学では問題解決のプロセスを重視し、国語は論理的思考力と表現力を高める内容構成、理科では幅広い知識と論理的思考力の養成を目指し、社会は地図や表などを活用した理解度向上型の学習方法を採用しています。
中高一貫校向けコースでは、高校の学習内容（数学IA・IIBなど）も含む5年間分の単元が公開されており、先取り学習が可能です。
・料金
Z会中学生向けコースは「5教科セット※英：OS選択あり」「5教科セット※英：OS選択なし」「Asteria英語5教科セット」の3つから選択できます。
OSとは、外国人講師との英語オンラインスピーキングのことを指しており、英語を「話す」力を効果的に伸ばすことができます。
Asteria英語5教科セットは、Z会中学生コースで選択できる英語のハイレベルオプション「Asteria英語」と、主要5教科（国語・数学・英語・理科・社会）を組み合わせたセットです。
通常の英語講座よりもさらに実践的・高度な英語力を身につけたい生徒向けのコースです。
Z会中学生向けコースの料金を以下にまとめました。
| 学年 | 学習スタイル | 毎月払い | 6カ月一括払い（月額料金） | 12カ月一括払い（月額料金） |
|---|---|---|---|---|
| 中学1年生 | 5教科セット※英：OS選択あり | 12,023円 | 11,421円 | 10,820円 |
| 5教科セット※英：OS選択なし | 10,523円 | 9,996円 | 9,470円 | |
| Asteria英語5教科セット | 13,834円 | 13,142円 | 12,450円 | |
| 中学2年生 | 5教科セット※英：OS選択あり | 14,278円 | 13,564円 | 12,850円 |
| 5教科セット※英：OS選択なし | 12,778円 | 12,139円 | 11,500円 | |
| Asteria英語5教科セット | 15,667円 | 14,883円 | 14,100円 | |
| 中学3年生 | 5教科セット※英：OS選択あり | 16,501円 | 15,675円 | 14,850円 |
| 5教科セット※英：OS選択なし | 15,001円 | 14,250円 | 13,500円 | |
| Asteria英語5教科セット | 17,778円 | 16,889円 | 16,000円 |
Z会中学生向けコースでは専用タブレット代金が別途発生しますが、6カ月一括払い・12カ月一括払いを選択した場合は、0円で購入ができるのが大きな魅力です。
3位．スマイルゼミ 中学生コース｜専用タブレットで楽しみながら5教科を徹底学習
スマイルゼミ中学生コースは、専用タブレットで主要5教科に加え副教科4教科を含む9教科を楽しみながら学習できる通信教育サービスです。
自宅で効率的に学習できる仕組みが整っており、標準クラスと特進クラスの2つのレベル別コースが用意されています。
以下で特徴や学習形式を詳しく見ていきましょう。
・特徴
スマイルゼミ中学生向けコースは、国語・数学・英語・理科・社会の主要5教科に加え、音楽・保健体育・美術・技術家庭の実技4教科も学習できる完全タブレット型の通信教育です。
標準クラス（中堅校〜上位校向け）と、特進クラス（上位校〜難関校向け）の2つのレベルから選択可能で、特進クラスは教材量が1.5倍になっています。
教科書準拠の教材で定期テスト対策ができるほか、入試対策講座も追加費用なしで受講できるのが特徴です。
2025年4月からはAI搭載の質問解決機能「Coachez」が導入され、わからない部分をその場で解決できるようになりました。
・学習形式
スマイルゼミ中学講座は、専用タブレット1台で完結する学習形式を採用しています。
1講座あたり15〜25分の短時間設計で、すき間時間を活用した効率的な学習が可能です。
タッチペンでの書き込みや音声・映像を活用した教材により、紙教材では難しい学習体験を提供しています。
また、AIが学習データを分析し、つまずいている部分の「さかのぼり学習」や得意分野の「先取り学習」など、個別最適化された学習プランを提案してくれるのが大きな魅力です。
保護者向けアプリも充実しており、学習の進捗状況や学習時間をリアルタイムで確認できるため、適切なタイミングで声かけやサポートができます。
・対応科目
スマイルゼミ中学生向けコースは、国語、数学、英語、理科、社会の主要5教科を中心に、音楽、保健体育、美術、技術家庭の副教科4教科も含めた計9教科に対応しています。
すべての教材は中学校の教科書に準拠しており、学校の授業進度に合わせた学習が可能です。
特に、主要5教科では定期テスト対策に役立つ重要ポイントの解説や類題演習が充実しており、高校受験を見据えた応用問題も段階的に学習できるのが特徴です。
英語では4技能をバランスよく伸ばす教材が用意されており、副教科も含めた総合的な学力向上をサポートする構成になっています。
・料金
スマイルゼミ中学生向けコースでは、基礎力を固めて定期テストや内申点アップを目指す生徒向けの「標準クラス」と、難関校合格を目指し、応用・難問にも積極的に取り組みたい生徒向けの「特進クラス」の2つのクラスから選択できます。
各クラスの料金は以下の通りです。
| 学年 | 毎月払い | 6カ月一括払い（月額料金） | 12カ月一括払い（月額料金） |
| 中学1年生 | 標準クラス：10,230円発展クラス：17,490円 | 標準クラス：9,570円発展クラス：16,390円 | 標準クラス：8,580円発展クラス：15,180円 |
| 中学2年生 | 標準クラス：11,000円発展クラス：18,260円 | 標準クラス：10,450円発展クラス：17,270円 | 標準クラス：9,460円発展クラス：16,060円 |
| 中学3年生 | 標準クラス：11,880円発展クラス：19,140円 | 標準クラス：11,220円発展クラス：18,040円 | 標準クラス：10,340円発展クラス：16,940円 |
上記の料金のほかに、初回請求時にタブレット代10,978円が発生します。
スマイルゼミ中学生コースは、幅広い教科への対応と柔軟な学習形式が特徴で、自宅で効率的に勉強したい生徒におすすめです。
4位．東進オンライン学校（中学部）｜一流講師の映像授業で入試対策も万全
東進オンライン学校（中学部）は、東進・四谷大塚の一流講師陣による映像授業を自宅で受講できる中学生向けの通信教育サービスです。
2025年4月から新講座が開講し、入試対策もさらに万全になりました。
学年の枠を超えて全範囲を自由に学べる「全学年全範囲学習」を採用しており、先取り・さかのぼり学習が可能です。
東進オンライン学校（中学部）の特徴や対応科目などを、以下で詳しく見ていきましょう。
・特徴
東進オンライン学校（中学部）は、大学受験現役合格実績No.1を誇る東進の講師陣による質の高い授業が最大の特徴です。
学習範囲は中1から中3までの全範囲をカバーしており、自分のペースで先取り学習や復習が自由自在に行えます。
2025年4月からは数学・国語の定期テスト対策が強化され、理科・社会と合わせて4教科での対応が可能になりました。
また、英単語や計算など基礎力を短時間で効率的に養成する「高速マスター基礎力養成講座」も用意されています。
さらに、新講座やサービスが追加された場合も追加料金なしで利用できる点も大きな魅力です。
・学習形式
東進オンライン学校（中学部）は、パソコンや市販のタブレットを使った映像授業中心の学習形式を採用しています。
学習の基本サイクルは「授業視聴→確認テスト→月例テスト」の流れで、理解度を確実に定着させる仕組みになっています。
自分のペースで学習を進められるため、部活動や習い事と無理なく両立でき、通学時間や待ち時間などのスキマ時間も有効活用できるのが大きな魅力です。
また、学年の枠を超えた自由な学習が可能で、中1から中3までの全範囲から自由に講座を選択できるため、得意科目の先取り学習や苦手分野のさかのぼり学習など、個々の学力や目標に合わせて効率的に学習を進められます。
・対応科目
東進オンライン学校（中学部）は、英語・数学・国語・理科・社会の主要5教科に対応しています。
このうち英語と数学は、講師による映像授業と理解度を確認するテストがセットになった「標準講座」形式で提供されています。
一方、国語・理科・社会は問題演習を中心に構成された「実戦力養成講座」として実施されており、演習問題に取り組んだ後に解説授業を受けるという実践的な形式を採用。
さらに英語では単語や文法の基礎力を養成する特別講座、数学では計算力を強化する講座など、各教科の特性に合わせた学習コンテンツが用意されています。
2025年からは定期テスト対策も強化され、より学校の学習と連動した内容になっています。
・料金
東進オンライン学校（中学部）の料金を以下にまとめました。
| 支払い方法 | ひと月当たり | 1年間 |
| 毎月払い | 3,762円 | 45,144円 |
| 12カ月一括払い | 3,278円 | 39,336円 |
東進オンライン学校（中学部）は入会金・教材費は無料で、受講料のみで利用できます。
10日間のお試し入会もできるため、10日間利用してみてお子様に合っているか確認できるのが嬉しいポイントです。
5位．スタディサプリ 中学講座｜月額数千円でプロ講師の授業動画が見放題
スタディサプリ中学講座は、リクルートが運営する映像授業型の通信教育サービスです。
プロ講師による分かりやすい授業動画を自宅で好きなだけ視聴でき、定期テストや高校受験対策にも対応しています。
以下でスタディサプリ中学講座の特徴や料金を詳しく解説します。
・特徴
スタディサプリ中学講座は、月額1,815円（12カ月一括払い時）という圧倒的な低価格で利用できるオンライン学習サービスです。
最大の特徴は、小学1年生から高校3年生までの全学年・全教科の授業が追加料金なしで見放題であることです。
国語・数学・英語・理科・社会の主要5教科に加え、音楽・美術・保健体育・技術家庭の実技4教科にも対応しており、授業で使用するテキストはPDFで無料ダウンロードできます。
1回約5分の短い授業構成なので、スキマ時間や朝の短時間学習にもおすすめです。
学年を超えた先取り学習やさかのぼり学習が自由に行えますが、質問・添削サポートは提供されていないため、添削サポートを受けたい方には不向きと言えます。
・学習形式
スタディサプリ中学講座は、専用端末が不要でPCやタブレット・スマートフォンなどの手持ちの機器で学習できる映像授業ベースの学習サービスです。
授業は5分程度の短い動画に分割されており、通学中や隙間時間にも効率よく学習できるのが特徴です。
各単元の映像授業を視聴した後は確認ドリルで理解度をチェックし、定着を図るシステムになっています。
学習意欲を維持するためのミッション機能や、保護者が子どもの学習状況を確認できる見守り機能が搭載されており、効率的に学習を進められます。
授業で使用するテキストはPDFで無料ダウンロードできますが、希望者は別途冊子版を購入することも可能です。
・対応科目
スタディサプリ中学講座は、英語・数学・国語・理科・社会の主要5教科と、音楽・美術・保健体育・技術家庭の実技4教科を含む計9教科に対応しています。
すべての科目で映像授業が提供されており、学校の授業進度に合わせた学習が可能です。
また、定期テスト前に役立つテスト対策講座や高校受験に向けた入試対策講座、英検対策講座なども充実しています。
これらすべてのコンテンツが追加料金なしで利用できるため、学習ニーズに応じて柔軟に活用できるのが特徴です。
・料金
スタディサプリ中学講座の料金は以下の通りです。
| 支払い方法 | 月額 | 年間 |
| 毎月払い | 2,178円 | 26,136円 |
| 12カ月一括払い | 1,815円 | 21,780円 |
スタディサプリ中学講座では入会金や初期費用は一切かからず、14日間の無料体験期間も設けられているため、実際のサービス内容を確認してから契約するかどうか決められます。
また、この料金で小学1年生から高校3年生までの全学年・全教科の映像授業が見放題という点は、他の通信教育と比較しても非常に経済的です。
6位．すらら｜無学年式AI教材でつまずき解消！苦手科目の克服に最適
すららは、小学生から高校生まで対応する無学年式AI教材です。
学年にとらわれず自分のペースで学べるため、苦手の克服や不登校生の学習支援にもおすすめです。
以下で、すららの特徴や学習形式を詳しく見ていきましょう。
・特徴
すららは、AIを使った学習システムが特徴の通信教育です。
自分の理解度に合わせて、難しい部分は基礎に戻って学び直したり、得意な分野は先に進んだりと、自由に進度を調整できるのが大きな特徴です。
教材はアニメキャラクターが優しく教えてくれる形式で、苦手な分野も楽しく学べるので、勉強が苦手な子や学校に行きづらい子にもおすすめの教材かもしれません。
2025年4月からは新しい科目も増え、さらに内容が充実しています。
・学習形式
すららの学習形式は、パソコンやタブレットを使ったオンライン学習が基本です。
授業はアニメーションと対話型のレクチャーで構成されており、先生役のキャラクターが生徒に質問しながら進めるため、飽きずに楽しく学べる工夫がされています。
また、AIが各生徒の解答傾向や理解度を分析し、一人ひとりに最適な難易度や問題を自動的に調整する個別最適化機能もあります。
さらに、学習の進み具合や集中度がグラフなどで見える形になっているため、保護者や教師がリアルタイムで学習状況を確認し、適切なタイミングでサポートできるのも特徴です。
・対応科目
すららは、国語、算数・数学、英語、理科、社会の主要5教科に対応しています。
対象学年は教科によって異なり、国語と算数・数学はすべての学年で学習可能、英語は中学1年生から高校3年生まで、理科と社会は小学3年生から高校3年生までとなっています。
2025年4月からは高校の新科目「情報Ⅰ」も追加され、より幅広い学習ニーズに応えられるようになりました。
また、生徒一人ひとりが心から探求したいと思える課題設定に特化した教材「Surala My Story」などの探究学習教材も用意されており、知識を得るだけではなく、考える力や表現する力も育てられるような内容も充実しています。
・料金
すららの料金は以下の通りです。
| コース名 | 毎月支払いコース | 4カ月継続コース |
| 3教科コース（国・数・英） | 小中コース：8,800円中高コース：8,800円 | 小中コース：8,228円中高コース：8,228円 |
| 4教科コース（国・数・理・社） | 小学コース：8,800円 | 小学コース：8,228円 |
| 5教科コース（国・数・理・社・英） | 小中コース：10,978円中高コース：10,978円 | 小中コース：10,428円中高コース：10,428円 |
すららでは、この他にも小中・中高5教科コースは11,000円、小中・中学3教科コースと小学4教科コースは7,700円の入会金が発生します。
定期的に入会金無料キャンペーンが実施されているため、費用を抑えたい場合はキャンペーンをうまく利用しましょう。
7位．中学ポピー｜小学生から続けやすい紙教材で基礎学力を着実に定着
中学ポピーは、40年以上の歴史を持つ老舗教育会社「新学社」が提供する信頼性の高い通信教育です。
小学生から中学生まで一貫して利用できる紙教材中心のカリキュラムが特徴です。
2025年からはデジタル学習支援サービス「デジ・サポ」を新たに導入し、伝統と革新を兼ね備えた総合的な学習を提供しています。
中学ポピーの特徴や料金を以下で詳しく見ていきましょう。
・特徴
中学ポピーは教科書準拠の内容で、学校の授業に合わせた予習・復習がしやすい通信教育です。
紙教材を中心とした「手を動かして学ぶ」スタイルで、定期テスト予想問題集や暗記用小冊子「おぼえるモード」など、テスト対策コンテンツが充実しています。
主要5教科だけではなく、実技4教科（音楽・美術・保健体育・技術家庭）にも対応しており、幅広い学習をサポート。
デジタルサービス「デジ・サポ」では学習スケジュール管理や苦手分析、英語リスニングなども利用できます。
余計な付録を省いたシンプルな教材設計と継続しやすいリーズナブルな価格設定で、長期的な学習をサポートしています。
・学習形式
中学ポピーでは、毎月自宅に紙教材が届く学習形式です。
教科書に沿ったワークやテスト教材を活用して、基礎固めと知識の定着を図る従来型の学習スタイルを基本としています。
これに加えて、スマホ・タブレット・PCで利用できるデジタル教材「デジ・サポ」が追加料金なしで提供されています。
デジ・サポには学習計画の提案や進捗管理機能、モチベーション維持のためのゲーム要素も搭載しているのが特徴です。
全体の学習量は1日約30分程度に設計されており、部活動や習い事で忙しい中学生でも無理なく継続できます。
・対応科目
中学ポピーは、国語、数学、英語、理科、社会の主要5教科を中心に、音楽、美術、保健体育、技術家庭の実技4教科にも対応しています。
すべての教材は学校の教科書に準拠しており、学校の授業と連動した学習が可能。
基礎から応用まで段階的に学習できるよう工夫されています。
定期テスト前に役立つテスト対策教材や、重要ポイントをまとめた暗記用教材「おぼえるモード」なども用意されているのが特徴です。
これらの教材は内申点アップや高校受験対策に効果的で、学校の成績向上と受験対策を同時に進められる構成になっています。
・料金
中学ポピーの料金を以下にまとめました。
| 学年 | 毎月払い | 年間一括払い（月額料金） |
| 中学1年生 | 5,500円 | 4,980円 |
| 中学2年生 | 5,700円 | 5,200円 |
| 中学3年生 | 5,900円 | 5,400円 |
中学ポピーは2023年に約500円の値上げがあったものの、他の通信教育と比較するとリーズナブルな価格設定です。
また、入会金や年会費は不要で、デジタル学習支援サービス「デジ・サポ」の利用も追加料金なしで提供されているのが大きな魅力です。
8位．サブスタ｜学習アドバイザーが寄り添う新世代オンライン学習サービス
サブスタは、小学生・中学生向けの無学年式オンライン学習サービスです。
プロの学習アドバイザーが一人ひとりに合わせた学習計画表を毎月作成し、個別サポートを受けながら自宅で効率的に学習を進められます。
料金は月額制で、映像授業と問題演習を組み合わせた新世代の学習スタイルを提供しているのが特徴です。
以下で、サブスタの特徴や対応科目などについて詳しく解説していきます。
・特徴
サブスタは、学習アドバイザーによる個別サポートが特徴の通信教育です。
毎月の学習状況をヒアリングし、習い事や目標に合わせたオーダーメイドの学習計画表を作成してくれます。
有名予備校講師による1,000本以上の映像授業が見放題で、1本約10分の短時間設計なのでスキマ時間学習にもおすすめです。
学習システムにはゲーム要素が取り入れられており、勉強が苦手な子どもでも楽しく続けられる工夫がされています。
また、文部科学省の要件を満たした不登校生徒の出席扱いにも対応しているため、不登校のお子様にも適している教材と言えます。
・学習形式
サブスタの学習形式は、パソコン・タブレット・スマートフォンで利用できるオンライン学習が基本で、専用端末は不要です。
学習の流れは「映像授業でインプット→手元のノートでアウトプット」という構成で、間違えた問題については詳しい動画解説で理解を深めることができます。
特徴的なのは毎月の学習計画見直しで、学習アドバイザーが生徒の状況を確認しながら計画表を更新し、常に最新の学習進捗や目標に合わせた調整が行われることです。
わからないことがあれば、メールやLINEで学習アドバイザーに質問できるサポート体制も整っており、1人で学習を進める不安も解消できます。
・対応科目
サブスタでは、文部科学省の学習指導要領に準拠した英語、数学、国語、理科、社会の主要5教科に対応しています。
これらの教科は、有名予備校講師による質の高い映像授業で学ぶことができ、基礎から応用まで段階的に理解を深められる構成になっているのが特徴です。
各教科では定期テスト対策から高校受験対策まで幅広くカバーしており、生徒の学力レベルや目標に合わせた学習内容が提供されます。
なお、音楽、美術、保健体育、技術家庭などの実技4教科については対応していません。
主要5教科に特化することで、効率的な学習と成績向上を目指す設計になっています。
・料金
サブスタの料金を以下にまとめました。
| 学年 | 毎月払い |
| 小学1~6年生 | 7,800円 |
| 中学1~3年生 | 9,800円 |
| 小学生＋中学生 | 11,800円 |
いずれのプランも入会金は無料ですが、契約には最低3カ月の継続が必要で、3回の課金後から解約が可能になります。
サービス内容を確認するための14日間の無料体験期間が設けられているので、実際に使ってみてから契約を決めるといいかもしれません。
サブスタでは教材費や追加料金は一切かからず、月額料金だけで学習アドバイザーによる個別サポートや映像授業見放題などのすべてのサービスを利用することができます。
9位．学研の通信講座｜老舗出版社による教材で高校入試の土台をしっかり構築
学研の通信講座は、老舗出版社による教材で高校入試の土台をしっかり構築できる通信教育サービスです。
中学生向けには、高校入試の基礎力を着実に身につけることを重視したカリキュラムを提供しており、2025年からは教室学習と自宅オンライン学習を組み合わせた「ハイブリッド学習」も本格導入されています。
学研の通信講座の学習形式や料金を以下で見ていきましょう。
・特徴
学研の通信講座は、完全担任制の個別指導が特徴です。
入会時の診断テストで学力を把握し、担任講師が個別の学習プランを作成することはもちろん、月2回の添削指導があり、100点になるまでサポートします。
学研の通信講座では無学年方式を採用しており「級」ごとに教材が届くため、苦手分野の復習や得意分野の先取り学習が可能です。
また、細かく分けた単元で段階的に理解を深め、つまずきを防ぐスモールステップ学習も取り入れており、効率的に学習を進められます。
通塾型の学研教室と同じ教材を使用しており、ご褒美制度や保護者向け通信、質問サポートも充実しています。
・学習形式
学研の通信講座は紙教材を中心とした学習形式で、毎月2回学研教室と同じ教材が自宅に届きます。
最大の特徴は添削指導で、担任講師が月2回提出された課題を丁寧に添削し、理解できるまでサポートします。
また、一部の地域では「ハイブリッド学習」も選択可能で、実際の教室での学習とオンライン学習を併用できるのが特徴です。
ハイブリッド学習では、ビデオ通話による個別サポートや毎日の宿題提出をオンラインで行うことができ、自宅学習と教室学習のメリットを組み合わせた学習スタイルを実現しています。
・対応科目
学研の通信講座は、中学生向けの標準コースとして国語・数学・英語の主要3教科を提供しています。
これらの教科では、基礎から応用まで体系的に学べる教材が用意されており、添削指導を通じて確実な学力向上を目指しています。
理科・社会については、教室併用コースを選択することで追加受講が可能です。
また、学研ならではの特色として、科学実験講座などの特別講座も別途オプションとして受講できるのが特徴です。
これにより、教科学習だけではなく、興味関心に応じた発展的な学びも可能になっています。
・料金
学研の通信講座の料金を以下にまとめました。
| 中学生コース | 月額料金 |
| 数学・国語 | 13,860円 |
| 数学・英語 | 16,940円 |
| 数学・国語・英語 | 19,910円 |
| 英語 | 10,890円 |
月額料金のほかに、入会時には入会金5,500円と1教科あたり1,540円の教材費が発生します。
また、システム環境維持費として毎月220円が別途必要になるので、予算計画を立てる際には総額を考慮しましょう。
10位．デキタス｜ゲーム感覚のオンライン教材で勉強習慣づくりもバッチリ
デキタスは、城南進学研究社が運営する小中学生向けオンライン学習サービスです。
2024年4月の大幅アップデートで「無学年式」へ進化し、学年を問わず自分のペースで基礎から学べる教材として注目されています。
デキタスの特徴や対応科目などを、以下で見ていきましょう。
・特徴
デキタスは、1回5分の短い動画授業で集中力が続きやすく、スキマ時間でも効率的に学習できるオンライン学習サービスです。
学校の教科書に準拠した内容で予習・復習・定期テスト対策にも対応しています。
無学年方式を採用しているため、苦手教科の「さかのぼり」学習や得意分野の「さきどり」学習が自由に行えます。
ポイント獲得やアバターのカスタマイズ、景品交換などのゲーム感覚の仕組みで子どものやる気を引き出し、学習の継続をサポート。
ポップなキャラクターと世界観で楽しく学べる工夫もあり、専用端末は不要でPC・タブレット・スマホで利用可能です。
・学習形式
デキタスは完全オンライン型の学習サービスで、インターネット環境とパソコン、タブレット、スマートフォンがあれば、時間や場所を選ばず学習できます。
最大の特徴は短時間集中型の学習形式で、1回2～5分の動画授業と簡潔な問題演習がセットになっています。
内容はスモールステップで細かく分けられているため、少しずつ無理なく学習を進められるのが特徴です。
また、学校の定期テストに備えるテストモードも用意されており、出題範囲に合わせた演習が可能です。
ただし、質問対応や個別添削などのサポート体制は限定的で、自己解決型の学習スタイルを前提としています。
・対応科目
デキタスでは、国語、算数/数学、英語、理科、社会（地理・歴史・公民）の主要5教科を中心に学習できます。
小学生向けには「生活」の教科も用意されており、中学生向けには特に「国文法」に特化したコンテンツや英語検定対策（3級〜5級）のコースも提供されています。
また、無学年コースを採用しているため、学年の枠にとらわれず小学1年生から中学3年生までの全範囲を自由に学習できるのが大きな魅力です。
これにより、苦手分野の復習や得意分野の先取り学習など、個々の学力や目標に合わせた柔軟な学習が可能になっています。
・料金
デキタスの料金は以下の通りです。
| コース | 月額料金 |
| 小学生コース | 3,960円 |
| 中学生コース | 5,280円 |
| 全学年コース | 6,050円 |
デキタスは入会金は不要で、専用端末も必要ありません。
最低利用期間は3カ月（入会月無料＋2カ月分支払い）となっており、サービス内容を確認するための5日間の無料体験があるため、入会前に利用することをおすすめします。
高校受験向け通信教育を選ぶポイント・比較の観点
高校受験向けの通信教育を選ぶ際には、お子様の学習スタイルや目標に合ったものを選ぶことが重要です。
志望校のレベルに合った教材内容や、紙かタブレットかといった教材形式、サポート体制の充実度、料金の妥当性、継続のしやすさといった様々な観点から比較検討することをおすすめします。
以下では、高校受験向け通信教育を選ぶ際の7つのポイントについて詳しく解説していきます。
選ぶポイント・比較の観点①電子図書館まなびライブラリーで電子書籍が読み放題
一部の通信教育では、電子図書館「まなびライブラリー」のような電子書籍読み放題サービスが提供されています。
これにより教科書や参考書だけではなく、多様なジャンルの本に触れることができ、読解力や知識の幅を広げることができます。
特に、国語力の向上に効果的で、どのような本が読めるのか・ジャンル数や冊数・アクセスのしやすさなどをチェックすると良いでしょう。
読書習慣をつけることで、総合的な学力向上につながることが期待できます。
選ぶポイント・比較の観点②志望校のレベルに合った教材を選ぶこと
通信教育を選ぶ際は、志望校のレベルに合った教材であるかどうかを確認しましょう。
難関校を目指すなら応用力や思考力を養う発展的な内容が必要ですが、基礎固めが必要な場合は基本に重点を置いた教材がおすすめです。
各教材の対象レベルや難易度を事前に確認し、自分の現在の学力と目標のギャップを埋められるものを選びましょう。
レベルが高すぎると挫折の原因になり、低すぎると実力が伸びない可能性があるため、適切なレベル設定の教材を選ぶことが大切です。
選ぶポイント・比較の観点③教材の形式（紙教材 or タブレット教材）が子どもに合っているか
教材形式は学習効果と継続性に直結する重要な要素です。
紙教材は書き込みや蛍光ペンでのマーキングがしやすく、目の疲れが少ないというメリットがあります。
一方、タブレット教材は映像授業やAI機能による個別最適化学習・学習データの分析などが可能で、持ち運びも便利です。
最近ではハイブリッド型も増えているので、子どもの学習スタイルや好みに合わせて選びましょう。
個人の特性を考慮した学習方法を選択することが、継続学習の鍵となります。
選ぶポイント・比較の観点④添削指導や質問サポートなどサポート体制が充実しているか
通信教育では対面授業がない分、質の高いサポート体制が学習効果を左右します。
添削指導の頻度や質・質問への回答速度・個別フォローの充実度などを比較することが重要です。
特に、記述問題や小論文対策では、プロの添削者からの的確な指導が実力向上の鍵となります。
また、質問対応がチャットやアプリ・電話など複数の手段で可能かどうかもチェックすべきポイントです。
充実したサポート体制は学習につまずいた時の精神的な支えになり、モチベーション維持にも効果的です。
選ぶポイント・比較の観点⑤無理なく継続できる料金プランか（コストパフォーマンスも重要）
通信教育の料金は家計への影響も大きいため、長期的に無理なく続けられるプランを選ぶことが大切です。
月々の支払額だけではなく、教材の質や量・サポート内容とのバランスを見てコストパフォーマンスも考慮しましょう。
本当に必要な教科やサービスに絞ったプランを選ぶことで、長期的な利用が見込めます。
一括払いで割引があるケースや、兄弟割引や継続割引などの特典・キャンペーンを設けている会社もあるため、キャンペーン期間にお得に入会するのもおすすめです。
選ぶポイント・比較の観点⑥無料体験や資料請求で内容を事前に確認できるか
通信教育は長期的に利用するサービスなので、入会前に無料体験や資料請求で内容をしっかり確認することが大切です。
多くの会社では、サンプル教材や体験版アプリの提供・期間限定の無料トライアルなどを実施しています。
これらを活用して、実際の教材のレベル感や使いやすさ・子どもとの相性などを事前に確かめることができます。
また、資料請求をすると詳細な料金プランや特典情報が手に入るだけではなく、電話やオンラインでの個別相談に応じてくれる会社も多いので、疑問点を解消してから契約するようにしましょう。
選ぶポイント・比較の観点⑦子どもが継続しやすい学習システムかどうか
どんなに優れた教材でも、継続できなければ十分な学習効果が得られません。
入会前に、子どもが無理なく続けられる学習システムかどうかを見極めることが大切です。
具体的には、学習計画の立てやすさや進捗管理のしやすさ・学習時間の適切さなどをチェックしましょう。
また、ゲーム要素やポイント制度・達成感を味わえる仕組みなど、モチベーションを維持する工夫があるかも重要なポイントです。
さらに、子どもの性格や学習習慣に合った内容かどうかを判断し、無理なくステップアップできる設計になっているかを確認することで、長期的な学習につなげられます。
通信教育のみで高校受験に合格できる？塾なしでも大丈夫？
通信教育のみで高校受験に合格できるかどうかは、志望校のレベルや子どもの学習スタイルによって大きく異なります。
自己管理能力が高く計画的に学習できる子どもであれば、通信教育だけでも十分な成果を上げられるケースが多いです。
一方、基礎学力に不安がある場合や難関校を目指す場合は、通信教育と塾を併用するなど、より手厚いサポートが必要かもしれません。
以下では、通信教育だけで成果を出しやすい・出にくい子の特徴をそれぞれ解説していきます。
通信教育だけで成果を出しやすい子の特徴
通信教育だけで高い成果を出せる子どもには、いくつかの共通点があります。
自己管理能力が高く、計画的に学習を進められる子どもは、通信教育との相性が良いかもしれません。
また、基礎学力がある程度身についていて、自分で考えて理解する力を持っている子どもは、通信教育の教材だけでも効率よく学習を進められます。
さらに、疑問点があれば自ら質問する積極性や、添削結果から自分の弱点を分析できる振り返る力を持っている子どもは、通信教育の環境でも大きく成長できるでしょう。
通信教育だと成果が出にくい子の特徴
通信教育だけでは成果が出にくい子どもにも特徴があります。
自己管理が苦手で誰かに促されないと学習に取り組めない子どもは、通信教育での学習効果を得られにくいです。
また、質問や相談をすぐにできる環境がないため、わからないところでつまずくと先に進めなくなる子どもにも向いていない可能性があります。
集中力が続かずにすぐに気が散る子どもや、机に向かうこと自体が苦手な子どもは、対面指導のある環境の方が適しているでしょう。
さらに、基礎学力に大きな不安がある場合や、説明を聞いて理解するタイプの子どもは、映像授業だけでは理解が難しいかもしれません。
通信教育で高校受験を成功させるための勉強法・コツ
通信教育を活用して高校受験を成功させるには、早めの準備と計画的な学習が重要です。
自己管理能力を養いながら、定期的に実力を測り、日々の学習習慣を確立することが大切です。
ここでは、通信教育を最大限に活用し、高校受験を成功させるための具体的な勉強法とコツを紹介します。
成功させるための勉強法・コツ①中学2年の夏頃から受験対策をスタートする計画を立てよう
高校受験を見据えた学習は、中学2年の夏頃から始めるのが理想的です。
この時期から計画的に取り組むことで、焦らずに基礎から応用まで段階的に学習を進められます。
まずは学習計画表を作成し、各教科の目標と週間スケジュールを具体的に設定しましょう。
通信教育の教材を活用して、苦手科目の克服と得意科目の伸長をバランスよく組み込むことがおすすめです。
中学3年生になる前に基礎を固めておくことで、受験直前に応用問題や過去問演習に十分な時間を確保できます。
早めにスタートすることで精神的な余裕も生まれ、効率的な学習につながります。
成功させるための勉強法・コツ②定期的に模擬試験を受けて自分の実力と弱点を把握する
通信教育だけで学習を進める際は、定期的に模擬試験を受けることが大切です。
定期的に模擬試験を受けることで、自分の学力レベルや志望校との差・具体的な弱点が明確になります。
多くの通信教育では年数回の模試や実力テストが組み込まれているので、自分の実力を確認するためにも毎回受けることをおすすめします。
テスト後は結果を単に見るだけではなく、間違えた問題の分析と弱点の洗い出しを行い、次の学習計画に反映させることが重要です。
模試の結果をもとに目標設定を見直し、効率的な学習サイクルを確立しましょう。
成功させるための勉強法・コツ③毎日の学習習慣を定着させる工夫（ルーティン化・学習環境の整備）
通信教育で成果を出すには、毎日の学習習慣の定着が必要不可欠です。
まず、決まった時間に学習を始めるルーティンを作りましょう。
例えば、夕食後の7時から9時といった具体的な時間枠を設定します。
学習環境も重要で、集中できる静かな場所・適切な照明・整理整頓された机など、快適に勉強できる空間を整えることが効果的です。
スマホは別の部屋に置くなど、誘惑を遠ざける工夫も必要です。
また、小さな目標を設定し、達成したら自分へのご褒美を用意するなど、継続のための仕組みづくりもいいかもしれません。
成功させるための勉強法・コツ④保護者は強制ではなくサポート役に徹して自主性を育てること
通信教育で高校受験を成功させるには、保護者のサポートも重要です。
保護者は勉強を強制するのではなく、子どもの自主性を尊重することが大切です。
具体的には、学習環境の整備や教材の確認・進捗状況の共有などをしつつも、具体的な学習内容や方法は子ども自身に任せましょう。
子どもが自ら考え、決断する機会を増やすことで、受験だけではなく将来にわたって役立つ自己管理能力を育むことができます。
高校受験向け通信教育に関するよくある質問
高校受験を控えた中学生とその保護者にとって、通信教育に関する疑問は多岐にわたります。
通信教育の開始時期や不登校の場合の対応・難関校への対策や教材選びなど、さまざまな悩みがあるでしょう。
ここでは、高校受験向け通信教育に関するよくある質問とその回答をまとめました。
高校受験対策の通信教育はいつから始めるべき？小学生から準備した方がいいの？
高校受験対策の通信教育は、通常中学2年生の夏頃から始めるのが理想的です。
この時期なら基礎から応用まで無理なく学習を進められます。
小学生からの早期スタートは必ずしも必要ではありませんが、学習習慣の定着や基礎学力の向上という観点では有効です。
小学生から始める際は、中学入学後の学習に余裕を持って取り組めるよう、自分のペースで学ぶ習慣を身につけておきましょう。
不登校の中学生でも通信教育で高校受験を目指せる？
不登校の中学生でも、通信教育を活用することで十分に高校受験を目指すことができます。
最近では「オンライン家庭教師ピース」のように不登校生向けの特別コースを設けている会社もあり、基礎からじっくり学び直せる内容や、メンタル面でのサポートも充実しています。
高校受験においては通信制高校も増えているので、自分に合った進路を見つけながら、マイペースに学習を続けることが大切です。
通信教育だけで難関高校に合格することは可能？
通信教育だけでも難関高校合格は十分可能です。
ただし、合格するには適切な教材選びと徹底した学習管理が大切です。
難関校対策に特化したZ会や東進オンライン学校などのハイレベル教材を選び、定期的に模試を受けて実力を確認しましょう。
自分の弱点を把握し、計画的に克服していく姿勢があれば、通信教育のみでも難関校合格は十分に目指せます。
進研ゼミとZ会、どちらが高校受験対策におすすめ？
結論、どちらも高校受験対策におすすめの教材です。
進研ゼミは基礎から標準レベルの幅広いレベルに対応し、映像授業も充実しています。
一方、Z会は難関校対策に特化しており、思考力や記述力を重視した添削指導が特徴です。
どちらも無料の資料請求や体験学習が可能なので、実際に教材に触れて子どもの学力や性格に合った方を選ぶことをおすすめします。
お子さんに合った通信教育を活用して塾なしでも志望校合格を目指そう
本記事では、高校受験におすすめの通信教育ランキングや、高校受験向け通信教育を選ぶポイントなどについて解説してきました。
通信教育は適切に活用すれば、塾に通わなくても志望校合格を十分に目指せる学習ツールです。
重要なのは、お子様の学習スタイル・志望校のレベル・自己管理能力に合った教材選びです。
進研ゼミのような基礎から標準レベルに対応した教材や、Z会のような難関校対策に特化した教材など、目標に合わせて適切な教材を選びましょう。
また、紙教材かタブレット教材かという教材形式も、お子様の好みに合わせることが継続の鍵となります。
本記事がお子様に合った教材選びの参考になれば幸いです。
※本記事内の価格表記は、すべて消費税込みの価格です
