市の支援センターでお友だちと触れ合う
長男が生後4カ月のころから、市の子育て支援センターへ遊びに行くようになりました。同じ年齢の子どもが集う広場がときどき開催されていたので、母子ともにお友だちを増やす目的で通い始めたのです。広場が開催されていない日も子育て支援センターに通うようになり、次第に顔見知りのお友だちも増えていきました。
そして長男はお友だちと触れ合うことで、おもちゃの順番を待つ、譲るなど思いやりの心が育まれたと思っています。おかげで保育園に入ってからもすんなりお友だちと遊ぶことができました。
いろいろな場所に連れて行く
長男が未就園のころは、とにかくいろいろな場所に遊びに行きました。わが家は夫が平日休みのため、就園後はあまりお出かけできなくなると思ったからです。大きい公園や動物園など自然に触れられる場所や、市のイベントなどにも参加しました。
私にとってはリフレッシュになり、長男にとっても良い刺激になったようです。お出かけ先では動物や植物など絵本で見たものに直接触れることができ、語彙力も増えました。現在9歳になった長男は、好奇心旺盛で感受性豊かな性格に育っています。
たくさんお散歩をする
長男は体力があり、夜もなかなか寝つけないタイプだったので、毎日お散歩をしていました。朝と夕方の2回お散歩をすることもあり、1歳半ごろからはベビーカーにはあまり乗せずに自分で歩かせるようにしていました。
長男の体を動かすことが目的でしたが、自分の足で歩くことにより地面の石や落ち葉などにも興味を持つようになったと思います。そして何より長男の足どりがしっかりしてきて、保育園へ通うようになってからも自分の足で歩いて通園することができました。おかげで小学校に入ってからもへこたれることなく、毎日坂道を歩いて通学できています。
私が長男の未就園時期に実践した3つのことは、園生活を送るうえでの基盤になってくれたと思います。思いやりの心を学び好奇心が高まり、語彙力や体力がつき精神的にも肉体的にも成長できました。現在保育園に通う2歳の弟がいますが、平日は直接触れ合える時間が少ない分、休日にたくさんの経験をさせてあげたいなと思っています。
著者:河津明香/女性・ライター。2男1女の母。旅行代理店勤務をしながらの育児を経て、フリーランスのライターへ転身。現在は発達障害の長男のサポートをおこないながら、旅行・育児・生活雑貨などの記事を中心に執筆。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています