実母が孫のお世話を拒否?
ある日、お昼ごろに実家へ遊びに行ったので、娘のお昼を実家で用意することにしました。おなかが空いて機嫌の悪かった娘は、私から離れようとせず泣いてばかり。
近くで私たちを見ていた実母に娘をあやしてもらうか、お昼ご飯にうどんを茹でてほしいと頼むと「あやしても抱っこしても嫌がりそうだから、嫌なのよね」、「うどんも茹で加減がわからないし、うどんの汁の濃さもわからないわ」と言うのです。
実家での居心地の悪さを感じるように
それでも何度もお願いして娘をあやしてもらうことにしたのですが、泣きわめく娘。私はお昼ご飯を作っていたのですが、あまりに泣くので娘のところに行こうとすると「来なくていい!! さっさと、ご飯を作ってしまいなさい!」と言われました。実母は私のところに行こうとする娘を引き止め、ただ無言で娘を見ていました……。
実母からは「本当によく泣く孫ね。ご飯を作るだけで大変だわ。あなたは育てやすかったから、そんな苦労なんてしたことないわよ」と言われ、私は実家で過ごすことに居心地の悪さを感じるようになってきたのです。
実母の私たちへの対応が冷たい
それからも、実家へ遊びに行きたいと実母に連絡すると、孫のご飯は何を食べるかわからないから作らないからねと毎回言われます。娘が泣いていても、あやす様子はなく「本当によく泣く子ね!」と不機嫌になられることも。
私たちが遊びに行くと、気だるそうに「また来たの?」と明らかに迷惑そうな顔をされることもあり、何のために子どもを連れて実家へ遊びに行っているのかわからなくなるときがあります。
そんな実母ですが、孫の顔を見るとき、たまにうれしそうな表情を見せることも。また、しばらくの間、実家へ遊びに行かないと、孫の様子を聞かれ会いたいと言うときもあるのです。それが実母なりの孫への愛情なのでしょう。ママ友の実母と比較してしまうこともありますが、実母は実母で孫や私に愛情があると信じています。
著者:神崎ハナ/女性・ライター。2児の母。発達障がい児の育児に奮闘中。育児や健康に関する記事を執筆中のライター。教職員や福祉の資格を持つ。
作画:うちここ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています