夜泣きの原因って?
夜泣きはいまだに原因がわかっていないとされています。夜泣きは生後3-4カ月のころから始まることがあり(生後2カ月までは夜も昼もなかったですよね)、2歳ごろでおさまることが多いと言われていますが、実際には3~4歳でも続くことがあります。
夜泣きNGといっても、絶対にやってはいけないことではないので、安心して読みすすめてみてください。
NG1:泣いたらすぐ対応する
夜泣きのキッカケはいくつかありますが、おなかが空いたり、おむつが気持ち悪いなどのほかに、「眠くて泣く」ということもあります。眠くて泣いている場合、抱っこなどであやしてしまうと、眠ろうとしている赤ちゃんを起こしてしまうことになるため、逆効果になってしまいます。
夜泣きしたときは、まずは10分程度様子をみてみましょう。もちろん、おなかが減ったんだなとかわかっていれば待つ必要はありませんが、「眠くて泣いているな」と思ったら、そのまま見守ってみてください。
泣いている赤ちゃんの様子をしばらく観察して、これは「おなかが空いたんだな!」と思ったら授乳する、「おむつっぽいぞ!」と思ったらおむつのお世話をしましょう。
結局間違っていても大丈夫です。いろいろ試行錯誤しながら「赤ちゃんセンサー」を育ててください。
NG2:寝る前のルーティンがない
人は「いつもと同じ」が安心する生きものです。それは赤ちゃんも同じで、「いつもと同じ流れ」があると安心しますし、安定します。夜泣き時代の赤ちゃんこそ、夕方から寝るまでのながれを同じ感じにすることをオススメします。
お風呂とごはんの順番が逆になったり、コロコロと変わると赤ちゃんも混乱して眠りがうまくいかないことがあります。絵本を読んでから寝るなど、なるべく寝る前のルーティンをつくったほうがじょうずに寝られるようになると言われています。
NG3:寝る前の「明かり」に注意
人は光によって昼と夜を判断し、寝るためのホルモンが出されたりします。寝るときに明かりがついていると、うまく寝られないこともあるので、できれば真っ暗にしたほうがよいでしょう。
また、スマホやタブレットの光は、思いのほか赤ちゃんには刺激が強いんです。なるべく夕方から寝る1時間前からはディスプレイを見せないようにするのがベターです。
NG4:眠いのに無理やり起こしておく
「16時以降に昼寝すると夜寝なくなる」と言われています。それはある程度事実なのですが、赤ちゃんは疲れすぎてもうまく寝られなかったり、夜泣きをしたりします。夕方に寝てしまって夜寝なくなるのを恐れて、無理やり起こしたりすることがありますが、かえって逆効果になったりすることがあります。
夕方に疲れて眠たそうにしていたら、15~30分程度の短時間だけ寝かせてみてください。短時間であれば夜の寝つきにあまり影響しない子もいます。これは赤ちゃんそれぞれなので、「やっぱり寝かさないほうがよく寝る!」というのであれば戻してみましょう。
最初に書いたように正解はないので、いろんな寝かしつけや夜泣きの方法を試してみて、赤ちゃんそれぞれに合った「ねんねスイッチ」を探してみてくださいね。それが見つかると、グッと子育てがラクになりますよ。