洗濯機の「水栓」開けっ放しはNGって本当?
洗濯をまわし終えたあと、水栓を開けたままにする……。じつはこれ、やってはいけないNG行為なんです。
洗濯機を運転していなくても、水栓を開けっ放しにすることには次のようなリスクがあります。
【リスク①】水漏れ

洗濯機の水栓を開けたままにすることで、一番困るのが「水漏れ」。
水栓が開いたままだと、水圧によって給水ホースが外れる場合があるんです。その結果、水栓から水が漏れて、床が水浸しになる可能性も……。
ひとたび水漏れが起きれば、床下浸水につながるリスクがあるため、決して他人事ではありません。
地震が起きたときも被害が大きくなるリスクがあります。
【リスク②】故障

水栓を開けたままにすると水圧がかかり、水栓や給水ホースが壊れる場合があります。
経年劣化で故障することはありますが、水栓を開けっ放しにしておくと寿命を縮める原因になります。
【リスク③】水栓を閉めにくくなる

「洗濯機の水栓が、かたくて閉めにくい……」と感じることはありませんか?もしかするとそれも、水栓の開けっぱなしが原因かもしれません。
長い間開けたままにした水栓は、止水部分の部品がかたくなっている場合があり、閉めづらくなることがあるんです。
無理に閉めると部品が壊れるおそれも。その結果、水漏れにつながれば悪循環でしかありません……。
【正解】水栓はつど閉めて!
洗濯機の水栓は、使ったあとに毎回閉めるのが正しいです。少し面倒でも、これだけたくさんのリスクを負うぐらいなら、閉めるクセを付けるのが正解。
洗濯をまわし終わったら、コンセントを抜いて水栓を閉める。
この習慣をつけることで、水栓の寿命がのび、水漏れや故障のリスクを防げますよ。