たっぷりのもやしで大満足!究極のシンプル豚汁が最高だった

NHK『きょうの料理』で料理人・笠原将弘さんが披露した「もやし豚汁」を作ります。
具だくさんなイメージを取っ払い、使う具材は豚肉とたっぷりのもやしだけ。
豚肉を炒めることで、普通の豚汁にも負けないおいしさを実現します。
炒める工程は一手間に感じるかもしれませんが、脂がじわじわ出てくる様子を見れば、おいしくなる確信が持てること間違いなし。
その時間もぜひ楽しんでくださいね。
笠原将弘さん「もやし豚汁」のレシピ

材料(2~3人分)
・もやし…1袋(200g)
・豚バラ肉(薄切り)…100g
・みそ…大さじ3
・黒こしょう(粗びき)…適量
【A】
・水…3カップ
・昆布(3~4cm四方)…1枚(3g)
・みりん…小さじ1
作り方①下ごしらえをする

もやしはサッと水洗いして、水気をしっかり切っておきます。

豚肉は一口大に切りましょう。
作り方②材料を炒める

フライパンを弱火にかけて豚肉を広げて入れ、じっくりと焼きます。
なかなか脂が出てこずドキドキしますが、一気に脂が増えるタイミングがあるのでじっくり待ちましょう。

脂がしっかり出たら、もやしを加えて強火で炒めます。
作り方③豚汁に仕上げる

もやしがしんなりしたら、【A】を加えてひと煮立ちさせます。

火を弱めて、みそを溶き入れましょう。
器に盛って、黒こしょうを振ったら完成です!
意外にもご飯がが進むパンチ力!豚肉ともやしだからこそのおいしさに感動

ん〜!うま〜い!もやしはしみしみに汁を吸っていて、しっかり火を通したのにシャキシャキ。
しみじゅわとシャキシャキの食感が同時にくるのがクセになって手が止まりません。
焼いたことで生まれた豚肉の香ばしさと、しっかり引き出した脂の旨みが汁に溶け出してちょっぴり背徳的な味。
作る前は「だし調味料がなくて味が薄くないのかな」と気になりましたが、昆布と豚肉によって、いつもよりも優しくも力強い土台を感じます。
いつもの豚汁とは全く異なる雰囲気ですが、満足度は同じくらい高い!

家族からは「この一杯だけでご飯も食べられる」「豚肉をしっかり感じられてみそラーメンみたい」など絶賛コメントが続出しました。
豚の旨みがガツンとくる味わいには、豚汁の相棒・七味唐辛子よりも黒こしょうが合います。
具材を炒めたり、黒こしょうをかけたり、もやし独特の青臭さや豚肉の臭みを消す工夫のおかげで安い食材がグレードアップ。
体にしみ渡って細胞が生き返るようで、永遠に飲み続けられそうです!
安さ・手軽さ・おいしさ三拍子そろったもやし豚汁を作ってみて

レシピ情報から期待していた以上の味わいにとにかく驚きました。
豚肉ともやしはいつでも手に入る食材なので、献立に困った日はぜひ作ってみてくださいね。