理想のイクメン夫、家でも完璧に見えるけれど
私の夫は、世間で言うイクメンそのものです。おむつ替えもお風呂も歯磨きも、子どもが赤ちゃんのころからひと通りこなしてきました。絵本の読み聞かせも好きで、教育にも熱心。誰が見ても「良いパパ」です。
そんな夫に感謝もしています。共働きの私にとって、育児を一緒に担ってくれる存在は本当に心強いです。けれど、そんな完璧さが、あるときから私を少しずつ苦しめるようになりました。
それは、夫婦の話し合いのとき。私が「こういうことが悲しかった」「寂しかった」と気持ちを伝えているのに、夫は黙って聞くだけ。何も言わず、表情も変えないまま黙り込んでしまうのです。
話し合いの途中で「子ども」に逃げる夫
黙っているだけでももどかしいのに、さらに困るのは、話の途中で子どもに呼ばれると、夫がすぐそちらへ行ってしまうことです。
「パパ、見てー!」と子どもが声をかけると、夫はまるで助け舟を見つけたように立ち上がり、そのまま戻ってきません。私の言葉は宙に浮いたまま、話し合いはうやむやになってしまうのです。
最初は「子どもを優先しているだけ」と思おうとしました。でも、回数を重ねるうちに気付きました。これは「育児に逃げている」のだと。子どもがかわいいのは当然。でも、私というパートナーを置いて、育児に逃げ込む夫の背中を見ていると、取り残された気持ちになります。
夫婦を育てることも、育児の一部だと思う
子どもはいつか大きくなり、巣立っていきます。そのとき残るのは、夫と私の2人だけです。なのに、夫はその「2人の関係」を育てようとしません。今のままでは、子どもが巣立った瞬間、私たちは他人になってしまう気がするのです。
イクメンであることは素晴らしいことです。でも、育児は夫婦の土台があってこそ成り立つもの。妻を「育児の外側」に置いて、子どもだけに愛情を注ぐのは、本当の意味での「良い父親」ではないと思います。
話し合いを避けて逃げる夫に、私は何度も心の中で叫びました。「あなたと生きていきたいのは、私なんです」と。
まとめ
夫が「良いパパ」であり続けることは、私にとっても喜びです。しかし、その姿に安堵して「夫婦」としての対話を諦めてはいけないと気付きました。子どもはいずれ巣立ちますが、夫婦の関係は続きます。育児という「今」だけに目を奪われるのではなく、夫と「未来」を共にするパートナーとして、根気強く向き合い続けることこそが、家族全員の幸せにつながるのだと信じています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※AI生成画像を使用しています
著者:田中麗奈/30代主婦。2児の母。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年11月)
関連記事:「旅行に行けなくなった」家族旅行の出発前日に夫の身勝手なドタキャン!激怒した妻が取った行動で夫は
関連記事:「遠足用のシールを貼ってたのに」子どものお弁当のおかずがない!食への執着が強い夫の返答は
ウーマンカレンダー編集室ではアンチエイジングやダイエットなどオトナ女子の心と体の不調を解決する記事を配信中。ぜひチェックしてハッピーな毎日になりますように!