義母からの「花嫁修業」という名の負担
近くに住む義母は、私に「花嫁修業をしなさい」と言ってほぼ毎日のように呼び出すようになりました。
介護の仕事をしていた私は人の世話は得意ですが、料理はあまり自信がありません。だから最初は「義母なりの気づかいなのかもしれない」と思っていたのですが──。
実際は、掃除・洗濯など家中の家事をほとんど任される形になり、「料理を中心に習いたい」と伝えても取り合ってもらえませんでした。次第に義母の求める“花嫁修業”が、私にとって過度な負担になっていきました。
夫への相談と「式が終わったら」の約束
この状況に耐えきれず、私は夫に相談しました。夫は「結婚式が終わったら話し合おう」と言ってくれ、私はその言葉を信じて「あと少しの辛抱だ」と自分に言い聞かせながら準備を進めました。
そして迎えた結婚式当日。私は準備のために早めに式場へ向かい、メイクをしていました。その最中、義母からメッセージが届き、ここ数日花嫁修業に行けなかったことで不満を抱いている様子でした。
返信しようと思っていると、続けて驚く内容のメッセージが送られてきました。
「あなたなんて息子にとって2番目の女なんだからね!」
突然の文面に頭が真っ白になり、私は義母に電話をしました。義母は「息子にはほかに想っている人がいるようだ」と、あくまで自分が把握している範囲の話として告げました。
夫は休みの日に家を空けることが多く、以前から「何かあるのでは」と感じる瞬間があった私は、動揺を抑えられませんでした。
笑顔を作れなかった私
式の開始時間が迫っていたため、私は混乱したまま準備を進めました。取りやめるほどの確証はなく、ゲストのことも考えると中止にはできませんでした。ただ、心ここにあらずのまま式を終え、その後に夫と話す機会を作りました。
「義母から聞いたこと、本当なの?」
夫は一瞬黙った後、「以前、気になる人がいた」と認め、さらには不適切な関係があった時期があることを告白。それでも夫は、「結婚生活を続けたい」と言いました。しかしその理由は、私の心をさらに冷えさせるものでした。
「君は介護の仕事をしていたから、母の世話も安心して任せられると思った」
私は夫が私をパートナーではなく、「義母のサポート役」として見ていたことに気付きました。しばらくひとりで考える時間を設けた私。その後、夫と冷静に話し合いをおこない、離婚を決意しました。必要な手続きと慰謝料を受け取り、短い結婚生活に終止符を打ちました。
私は実家へ戻り、再び介護の仕事に就きました。結婚生活は短かったものの、誤ったまま生活を続けるより、早い段階で気付けたことはむしろ幸運だったと感じています。
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義母の言葉は辛辣でしたが、結果的には真実にたどりつくきっかけとなりましたね。これからは、相手をきちんと見極め、自分のペースで幸せを築いていこうと前向きに考えていけるといいですね。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
※AI生成画像を使用しています
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